街を歩いていると、いろんな光景に出くわす。

お店の前で、スターウォーズの宣伝映像が流れていた。
コンプリートBlu-rayボックスが発売になったのだ。
4~5歳の男の子が目を見張り、ジッと見つめて一言。

「これ、したーい!」

世代ギャップというのを感じてしまう。
産まれた時からDSな彼らにとって、映像とは操作できて当たり前なものなのだ。

操作できる事が新鮮だった世代と、操作できないなんてつまらない世代。
そこには埋めようのない溝がドップリと口を開けている。

もう、こういう若手に仕事を任せないと、根本的な企画ミスをやらかしそうだ。


いやー、面白かった。

この面白さは「暴力という甘美」なんだよね、所詮。とおもいつつも、さすが、三池崇志監督、かっちょいい絵作り、やってくれます。

「ワンダと巨像」の合間をぬって見たせいかもしれませんが、なんで3Dじゃないんだろ。って思います。
やっぱりいい監督は、遠景と近景の効果的な対比とかで絵作りしてくるから、3Dならもっと臨場感なのにね。残念。


でも、結局、暴力とエロには勝てないんだよね。すべて。
「五年目の客」

苦いねぇ。
近頃の食いもんは口当たりばっかり良くっていけねぇ。

この苦さが、鬼平だねぇ。
やな話だがしみるねぇ。


「雨引の文五郎」

目黒祐樹が男前。
ま、口直しなお話でい。



うなぎ [DVD]

2011年9月20日 映画
「理屈なんて後からつけたもんだ。ただ前だけ見ろ。」


俺の心なんて、狭いもんだ。でかくなりてえ。
こんな話だったっけ、忘れちゃってるものなんだなぁ。

でも、若い頃にこんなものを読んだ事が、今の自分の行動様式のベースの一部になっている事を感じた。


澱のように降り積もる多種多様な概念。

根底から塗り替える事はもう出来ない。

そんな自分がここにある。

ブリキの太鼓

2011年9月13日 映画

観てるといろんな事を思い出す。


いい映画の証拠なんだろう。



黒澤明監督「生きる」のテレビドラマ版なんてあったんだ。
松本幸四郎が笑顔でブランコ漕いでる。志村喬と雰囲気がまるで違う。
どんなのだろとAmazon見てびっくり。
(こちら)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000X9VKSE/glfclb-22/ref=nosim

出演者欄に、写真の松本幸四郎の名前はなく、深田恭子がトップなのはまあ良しとするにしても、カスタマーレビューでは、志村喬や左卜全の演技の感想が掲載されている。黒澤明版の感想とデータがごっちゃになっている。いや、それもまだマシ。
商品説明欄に至っては、中国映画の「活きる」が混ざって来て、物語の舞台は中国で、監督はチャン・イーモウだそうだ。

三つの作品がごっちゃごちゃ。

こんなお店で買い物したくないものだなぁ。








生きるよ。






これ、好きです。

全部、逆いってる感じがいいっす。


TSUTAYAが100円キャンペーンで棚が空っぽ。てな訳でいにしえの映画を観る。結論、子供の頃見れなかったからって、わざわざ見なくてもいいんだな。

「月面着陸は嘘だった」なんてトンデモ野郎たちの発想の元がこの映画。トンデモ野郎たちは、政府に騙されてるのか、映画に騙されたのか。ま、どっちもどっちだね。(笑)
(流石に映画では「火星探査」に置き換えてます。火星なのに月着陸船がまんま出てくるのは笑ったけど。)

しかし、アポロ計画なんて「大金かけて、地球と同じ組成の石を拾ってくるだけ」というミッション。二度と再現されないだろうね。東西冷戦というか、競争というのは人類にとってとんでもない原動力なんだなぁ。
これから企業の寡占が進むと科学の進歩も鈍化するのかな。

宇宙科学映画だと思ってたら、空撮アクションの最高峰って作品でした。
CGがなかった頃の命懸けの空撮って、ノンビリしてるけど、やっぱすごいね。というか、馬鹿だね。映画馬鹿。こんな事に命かけて、ホント頭が下がります、俺には出来ね。


何度見ても寝てしまった。

第2シリーズはもうやめとこう

ま、普通の映画。

なぜに洋菓子なのか?

ま、いいや。
アニメというより、普通の映画見てるみたいな迫り方と思ってたんだけど、なんだ、あのラスト。意味がわかんない。

ま、マシンが変貌するという結末を要望してたのが裏切られたってだけなんだけど。


でも、ごまかされた感じ。

ただの供養じゃん。
ディズニーのこの手の映画に子供の頃連れて行かれて楽しかった記憶がある。
チンパンジーが社長になるやつとか、跳ねまくるゴムの「フラバー」とか意志を持つ車「ラブ・バッグ」とか。
その系統の映画で、まぁ楽しいのだが、子供向けは子供向けなのか、見てないと思って見始めたら、前に見てた。
その程度。
いかりや長介の芝居はくさいな。

ストーリーもいまいち。

そろそろ鬼平も潮時かなー
ジャッキー・チェンが中国への愛を謳った映画は、そこそこ好きなんだけどグリーン・ディスティニーとか良い中国映画がたくさん出て来ているので他の映画のマネしてまでジャッキーが作らなくてもいいんでない?
ほほう、すんげえ剣豪爺さんは露口茂ですか。

ややこしい話で、終盤まで退屈だけど
最後までみるとほほうなるほど。

そうですか、切られろと。
フカイデス。
コーマック・マッカーシーの「ザ・ロード」がピューリッツァー賞を受け、映画化されると聞いて、急いで作った映画。

デンゼル・ワシントン主演だし、銃撃戦もたくさんあるし、エンタテイメント性が高いので、日本ではこっちばっかり出しゃばっています。

敬虔なクリスチャンであるデンゼル・ワシントンが出演するんだから、宗教映画です。

「ザ・ロード」が神は死んだといいながら、それでも信じる火を描いている深さに対して、「ザ・ウォーカー」ではデンゼル・ワシントンは単純に書物のなくなった世界で、聖書を運んでいます。

まぁ、陳腐な宗教映画、キリスト教会が金をたくさん出したんでしょうね。
聖書運んでるのは、最後まで隠しているけど、途中で誰でも気付くしぃ~。

ま、娯楽映画としては、こっちの方が楽しいかもね。ははん。


「ザ・ロード」で唯一名前の出てくる老人イーライが、「ザ・ウォーカー」の主人公の名前っていうのは、ご愛敬でしょうか。
アメリカでは、「ザ・ロード」を知らない人はいないから、成り立つ冗談なんでしょうね。あのイーライは実はこんな人でしたって売り方していたのかな?
ま、どっちでもいいや。

ザ・ロード(DVD)

2011年8月7日 映画
父、ロード・オブ・ザ・リングのアラゴルン。
息子、かわいい。

映像、良く創ってある。(CG使わなかったってホント?)

映画にすると、こんなもんなんだろう。

こっちを先に見れば、読みやすかったかな?

これでストーリーを知っても、原作の価値は何も落ちない。


クリスティーナ・アギレラの映画。

音楽映画はこれぐらい単純でありきたりな方がいい。

音量に騙されているんだとわかりながらも、ブルーレイを5.1chヘッドホンで聞くと、アギレラが歌い出しただけでもうダメ。
ガツーンといかれちゃう。

ショウホールの話なので、ステージの連続、家なのに思わず拍手。

あー、アメリカは同時代にこれほど多彩な人材があふれている。いいなぁ。

AKBはテレビで数字が取れないそうだ。
そりゃそうだよな、一部劇場だけで閉じた客だけが応援しているんだものなぁ。
茶の間の数字にはむすびつかんよな。



追記
スタイリッシュだけど、内容は全然だけど、大好きな映画「The Spirit」
あの中で歌われていた「Falling in Love Again」を歌っていたのもアギレラだったことに気付いた。
やっぱ、ちょっと懐かしいホールミュージックみたいなテイストが好きなんだね。
アギレラも私も。

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