リピーターズ [DVD]

2011年11月12日 映画
依存症リハビリ施設の男女3人が何度も同じ日を繰り返す永遠のループにはまった。
何をやっても、朝起きると水曜日。次の日に進めない。
一体、何をどうすれば良いのか!
(この後ストーリーの核心をバラします。)

もちろん、設定を考えれば、結論は一つしかない。
依存の原因に対面し、乗り越えないといけないわけだ。
一人は薬物依存。一人はレイプ。もう一人は暴力を振るう父だ。

なかなかなエンディング。
人生そのものとも言える。
人は自分と対面し、対決しなければ明日へ進めない。
永遠の足踏みだ。

しかし、このように、問題の核心に気付いている人は、幸せとも言える。
人生は複雑に絡み合い、心の傷は、幾つも幾つも重なり、一番奥にある思い出すだけで痛い記憶は、思い出すだけで痛い。思い出さないように、巧みに隠す。
そして問題をより複雑にしてゆく。
例えば、痛さの少ない問題を、自分の核心だと思い、信じ込む。そしてそれを克服する。自分は克服した、もう、治ったと安心し、一番奥にある傷を放置する。

これは地獄だ。克服したはずなのに、何か、変だ。そのことは、本人が一番良くわかっている。分かっているけれど分かりたくない。永遠に続くジレンマ。

そこまで辛いものは、映画なんてエンターテイメントには重すぎる。


理由なき暴力。

コーエン兄弟は、わからんと言っていたが、アカデミー賞とる映画はやっぱ良い。
と思ってたが原作付き。作者は「ザ・ロード」のコーマック・マッカーシー。
なんだか俺の人生にまとわりついてくるコーマック・マッカーシー。
とはいえコーエン兄弟の映像作りは素晴らしい。
ファーストシーンからラストまで続く緊張感。
コーエン兄弟らしい、次がどうなるかわからない意外性の展開。
放り投げるように突きつけられるラスト。


所詮、いつ死ぬかわからない暴力。

抗えない人という存在。

スプートニクの恋人で村上春樹がテーマにした理由なき圧倒的暴力。



差別と偏見を恐れずに言うと、戦争という圧倒的暴力にさらされた世代。という人々が確かに存在する。
この映画ではベトナムだが日本にも、存在した。
1945に20~30歳だった人々。
戦中派といわれる世代。
圧倒的暴力に青春を蹂躙され、行動規範の根底に暴力があり、暴力を再生産し続ける世代。
もちろん、世代でくくるのはあまりに危険だが、確かに存在した。

その世代が、私の世代には、先生だったのではないか。

そんな事を考えた。



確かに大作だとは思うけど…。

あそこまで大掛かりなセットは本当に必要だったの?

ま、クロサワというのは、本当にビッグネームだったんだなぁとは思ったし、感心した。
こんな大作作れる人間は、もう、出てこないだろう。

能、雅楽というのに、ちょっと興味が出た。
暴力のカタストロフィを芸術に昇華していると感じる。

なんじゃこりゃ。
色々イメージは次々繰り出されるけど、ストーリーがない。
いや、ストーリーはあるけど、ペランペラン。
最初のファンタジーが始まったら構成がラストまですべて見える。

なにか裏切られることがあるかと最後まで見たら、そのまま終わった。

音楽は暴れてていい。
ビヨークはほんと耳につく。

うん、名作だ。
準さん、教えてくれてありがとう。


放映は今年1~4月。
震災のせいでこの巻の分は遅れて放映されたそうだ。
避難所のシーンは、挿入か、偶然か。魔女の仕業か。

あ~、久しぶりに堪能したアニメだった。

え、時間超えてるのはわかってたけど、そんな、そんな…。

一気にこれだけ見せちゃったら、あと2話でどんなエンディングを見せるのよぉ〜。

処刑教室 [DVD]

2011年10月25日 映画
はぁ~?
なんだこの映画は?
見なくていい映画の代表作だなぁ。
パッケージ中央で大きな顔しているブルース・ウィリスはチョイ役だし
学園ミステリのネタはつまらんし、
ストーリーテリングは強引だし
主人公もヒロインも魅力ないし。
感動なんて、はなから期待してないが、
知的な部分もアクションも印象的なカットもない。
エロでもないし、暴力や恐怖ですらない。
ついでにタイトルの「処刑」なんてかけらもない。

高校生カップルの初デートには向いているかもしれない。
主人公は男前だけど、セクシーさのかけらもないので、目の前の彼氏も見劣りしないし、ヒロインも絵に描いた餅みたいだから、生身の餅の方が素敵だろう。
途中で、爆発音もしないし、何よりストーリーが退屈だから、彼女といちゃいちゃする事に集中できる。
ただし、最初からバレバレの「ヒロインの裏切り」という破局がある。ラストまでストーリーを追わないように、彼女をいちゃいちゃで夢中にさせないといけないので、男子高校生諸君には頑張ってもらわないといけない。(笑)

んー、他の使い道が想像できない。ターゲットも目的も。
少なくとも50のおっさんには使い道がない。
ちょっとコーエン兄弟を攻めてます。

デビュー作を15年経って再編集したもの。

何だろうなぁ、この奇妙な感覚。
なんてことない話なのに、なんか奇妙。
どこにもない作品。

オリジナルってこういうことなのかなぁ。
第9話『本門寺豪雪』

なんかええはなし。
盗賊の取りものがないのがいい。
善人も悪人もみんなプロフェッショナルなのがいい。


第10話『女賊』

沢たまきに魅力なんて感じないんだけど、花沢徳衛が懐かしい。

武士の家計簿

2011年10月20日 映画
堺雅人って好きだけど、いつも同じ。
山田直子もとい仲間由紀恵が老け役は、まだちょっと無理がある。

森田芳光、妙に精力的に作品作ってるけど、何か自分のやりたいこと見つけて資金ためてるのかな?

無口に紡いでゆく親子の絆の映画、泣けます。
もう、いやー。

こわいー

みたくないー。

バレッツ [DVD]

2011年10月18日 映画
ジャン・レノ何周年とか何とか。

大御所なんだね。
健さん映画見てるみたい。

しかしラテンの血はこんなのなのかね。
家族が大事、仲間が大事。
守るには闘うしかない。
ばかだね。

褒めるとこは、景色が綺麗。
どっかの映画で見たロケ地だらけだけど。

美しい映画。
クラシカルな映画。

なぜユダヤ人だらけ?


人物が単純でなくていい。

白夜行 [Blu-ray]

2011年10月15日 映画
東野圭吾ってやっぱすげえな

同じ学校出身とは思えない。


映画としては…、テレビドラマみたい。

堀北真希、終わったなって感じ。
刑事が船越英一郎だし。

スプライス [DVD]

2011年10月9日 映画
仕立てはSFだけど、単なる家族もの。

結論は、男なんていらないって、最近の洋画の基本形。
Blu-ray発売キャンペーンで全話無料配信をやってたので慌てて見た。

2日で全26話見ると疲れた。

デスクでPCだと疲れるので、テレビにHDMIで繋いでるMac miniから全画面表示で出力すると、普通にDVDを見ているように観れた。えらい時代だ。
これで充分に映像作品が楽しめるんだから、テレビ視聴者数が上がらないわけだ。

しかし、2007当時でARをここまで使い倒したアニメが出てたとは。
なんか偉そうにこんな未来の姿をどこかで吹聴していた気がする。
はずかしーーー!


ストーリーは、精神医学の話。こっちの技術は数十年も前から変わっていない。
心の問題は自分で傷に気づかないと治せないし、気づいたら治ったようなものだ。

そんな事を思い出しただけでも見た価値はあったかな。
観たあと、夢の中で一番怖い物が「来たよ~ん」と言って飛び出て来た。
ああ、怖がってたのはこれかと気づいた。ありがたい話だ。
長年の便秘が解消したみたい。


GANTZ [Blu-ray]

2011年10月8日 映画
マンガをよく映像化しましたね。
GANTZの照り、あれCGじゃなくセットだと思うんだけど、よく磨いてある。

松ケンがかっくいい。ニノもかっくいい。松ケンの勝ち。
ニノ、ドンドン悪者顔になってるね。

とはいえ、これもグロが受けてるだけの味付け。
ストーリーは、SM。いじめいじめられて存在を確認する人々の話。

映画としては、怪獣映画。


ううっ、エグっ!

おれ、最後まで観るの?これ。


キス&キル [DVD]

2011年10月2日 映画
なんでも観る。って決めてるけど、観ないでもいい映画ってあるよね。

それにしても、普通の女の子がイケメンスパイに惚れられて活躍するって話がこれ程量産されているのは、今時映画を観ているのは、ダサイ女ばかりってことだろうか?

ま、女二人でも、デートでも無難って事かな。

おっさん一人でDVDみても何も良い事はない。

しかし、この男優、良い身体してるなぁ。なんて、そのケが芽生えちゃ困っちゃうしね。


今見るアニメはこれだ。とオススメされたので、観た。

いやー、参った。
まさか、よっちゃんや三つ子が出てくる学園ものだとは思ってないが、おっきいお兄さんたちのロリ需要がメインのプリキュアなのかな。と。

はじまってみたら、
いきなり死亡フラグのオンパレード。
最終兵器彼女の世界。そして絵柄はロリロリ。
異様に広いセット。アーティスティックな背景。
そして、魔女の産み出す異世界に入った途端、モンティパイソンの切り貼りアニメの世界!


んー、侮れん!魔法少女!


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