気をつけろ!

泣くぞ。
うぬぬぬぬ。おもしろい。

登場人物、誰も彼もが一生懸命に生きている。
昔気質のSFを見ているようだ。

人間達は、クウガとは何者かわかっていない。
敵は、日本語を喋らない。
人間は、遺跡から言語やクウガ使い方を学ぶ。
警察は、未確認生命体の行動パターンを研究する。
敵は、ラジオを入手し、人間の言葉を理解しようとする。

すべて登場人物のすべての行動が理にかなっている。

変なところがあるとすれば、主人公が根拠もなく「大丈夫だよ」と言うことだ。
理詰めの脚本の中で、とにかくその台詞が浮く。

「根拠のない信頼」それがヒーローというものだと言っているのだろうか。

目が離せない。

あー、やっぱりつまらんかったー。

なんでペネロペ・クルスでないといかんの?

退屈なストーリーを音楽で盛り上げるだけの演出。

ディズニーランドのアトラクションの映画化なんて、一作だけで終わらせるべきだよな。
あー、いー、えーがだー。



ま、私がかまってちゃんのファンってだけだが。


ファン向けのpvみたいなのだと思ってたけど、ちゃんとした映画だった。
そしてストーリーがあるから一層ライブが映える。

いーえーがだー。
うへー。腐女子向け~。

オダギリジョーが黒歴史にする意味わかるわ~。
あれは、ライダーって黒歴史じゃなくて、ホモ映画に出たって黒歴史だったのね~。

もう今さらX-MENもいいだろう。と、思っていたんだけど、こいつがなかなか面白い。

X-MEN組織を作ったプロフェッサーX達、初代のミュータント達の話なだけに、マイノリティの抱える苦悩や他人と馴染めない悩み、いかにして社会と折り合いをつけるのか、同じ立場でも異なる人生を歩む惜別、X-MENという物語が根源的に抱えているテーマが純粋な形で湧出している。

私もX-MENは、映画を2〜3本見ただけなので、どのキャラが敵キャラで、どのキャラが味方だったかもはっきり覚えてない。だから、「え、何でこの人が、こっち側にいるの?」みたいな仕掛けがピンと来なかった。ま、それは、私の記憶力の問題とはいえ、ニクい演出みたいなものは、知ってる人にしかわからない。

一瞬ウルヴァリンが出るのもいい感じだが、知らない人には「???」だろう。

ちょっとオススメな大筋ではあるが、X-MENを見たことない人には、全然面白くない映画なので、結局オススメできない代物。

んー、いい話なんだがな。単体でも成立はしているけど、あとに続く話への仕掛けを削除したら、カスカスのお話で、潤いがなさすぎるだろうと思う。

ゲイの話だ。と言い切っているブログをみつけて、確かにな。ともおもった。

ま、アメコミなんてそんな程度のもんだ。

文化は連続の中でしか語れない。
アメコミ文化を楽しむのは日本人には無理だろう。
キューバ危機なんて、日本人にとっては遠すぎて、非現実世界と大差がない。
きっと横たわる人種問題も日本人にとっては、フィクションだ。

そういうことだ。

つまらん

堤真一が居なければ成立しない映画。
大した役者だ、堤真一は。

大阪人にとっては、あり得ない切り貼りで、「おい、綾瀬はるか!どんだけの距離走ってるんだよ。」と、突っ込んでしまう。ジャンジャン横丁曲がったら大阪城、そこを曲がると堺筋みたいな。

役者がみんな東京の人ってのも、何だろね。
変な感じ。

そして、何も起きないストーリーと工夫のない画づくり。

プリンセスはガチガチの演技だしね、魅力はあるけど。

最後の父とのシーンはちょっと良かったけどね。

ま、観なくてよし。

赤ずきん [Blu-ray]

2012年1月29日 映画
つまらない。



【追記】
女性監督だそうだ。
ひょっとしたら、女性は全く違う感想を抱くかもしれない。

!が一つのが第一期、今日から!!の第二期です。

大失敗だったのは、ちゃんと確認せずに借りたこと。
一枚のDVDに2話入りだから毎週2枚借りて、2時間使って4話観る。という家族団欒だったわけですが、なんと2期は一枚3話入り!
確認せずに2枚借りちまったので、一気に観るのはツライ。
よく確認して借りましょうねー。

第一期が2話入りで、全7巻。入学から2年生終わるまで。
第二期は3年生の一年だけなのに、一枚3話入りで全9巻。ながっ!
てなわけで、とーーーーっても退屈な出来になっています。
その分、ていねいとも、いえ、る、かな?


準新作ベスト10の棚。「冷たい熱帯魚」というのの宣伝惹句に、『「愛のむきだし」の園子温監督!』と書かれていた。

何?誰?そのこ?おん、そのこ?そのこぉーん?誰?
全く無知である。

店頭端末で「愛のむきだし」を検索。「その、しおん」って読むのか~、げっ!2枚組み!? なんだ?その異形。映画館での上映なんて考えてねえな。なんじゃ?

というのが出会いである。

良い映画でした。
大森一樹の自主映画みたいなダラダラしたのを想像してたけど全然違う。
高校生の恋愛映画なのだが、
大きく横たわる宗教の問題。
しかも信心を持つ家庭に横たわる違和感。きっとこの監督の実体験なんだろうな。
名前、シオンだし。

クリスチャンと新興宗教、そして、愛。

何が正しいのかわからなくなった最終章で「お母さんのご飯、不味いでしょ」と言って明るく笑う家族の存在が印象に残った。
家庭の中なんてこれぐらいあけすけな方がいいなとは思うけど、いやかも。

デビル [DVD]

2012年1月21日 映画
ホラー。

エレベーターに閉じ込められた。その中の一人がデビルである。という設定。
外から助けようとするが…次々と殺人が…。

呪いとか悪魔とか、この世に存在しないものは、完全にフィクションだから楽しい。
この映画には、デビルが出演しちゃう。だから、楽しい。
あり得ないもので脅して騙そうなんて下心はない。
純粋に怖い。w

久しぶりの正統派ホラーだ。
魔物がいて、救助の手が追いかけ、間に合わないが、最後は助かる。
近頃のストーリーは救いのないエンディングが多くなったが、
古典的な構成でこれだけ楽しませてくれる。

「スラムドック・ミリオネア」のM.ナイト・シャマランが制作総指揮。
流石映画大国インドの人は一味違う。映画観ている本数が半端ないんだろうなぁ。

ま、真剣怖いので、あまりオススメはしません。
「ヒッチャー」以来だな、この怖さ。


追記
あ、書いてから調べたら「スラムドック…」はダニー・ボイル監督だった。
インドの映画で、最後にインド映画ダンスまであったからインド人監督と勝手に思ってた。
M・ナイトシャマランは、「シックスセンス」だと。くだらん。
所詮ホラーどまりの監督じゃねえか。
いきなり評価を下げる私も、いい加減だねぇ。

そうか、ダニー・ボイルかー、「トレイン・スポッティング」なんか良かったよなぁ。

いやぁ、いい映画だった。
日本アカデミー13受賞?
なるほど。

男女の問題。暴力の問題。宗教の問題。親子の問題。子育て、教育。
暖かい社会。美しい風景。伝統を紡ぐ事。
あらゆることが描かれ、必要だから取り上げられているので破綻がない。

そして、
命をつないでゆく幸せが描かれていることが、たまらなくいい。


【追記】
あ、そうそう、小池栄子。
「暴力と待機」とかこれとか、なんかがんばってるなぁ。
あっちはバンバン!って小池栄子イメージな役だったけれど
この作品はおとなしい役。あざとい演技はまだまだだと思うけど、意欲はすごいね。評価します。

クリント・イーストウッドは、もう押しも押されもせぬ大監督ですな。
私は年寄りなので、西部劇俳優の印象が消えないんだけど、これだけ良い作品を作られると、新しい印象の方が強くなって行く。

正直、まとめ借りのDVDから「ヒアアフター」ってディスクを取り出しても、「なんだっけ?」って感じで見始めるわけですが、カットワークや音楽で、「あれ?これ、クリント・イーストウッドだっけ」って思うわけです。それほど同監督らしさは確立されています。

この作品では死後の世界をテーマに選んでいるのですが、その奥にある深いテーマは「理解と不理解」。
積み重ねた経験が特殊であればあるほど、相互理解は難しいものとなるが、理解を確立した時には深い感動と人生への希望が溢れ出します。

残念なのは冒頭の津波シーン。
素晴らしい出来なのだけど、本物の東日本大震災の映像にはかなわない。
建物ごと流されるという想定がないので、嘘くさく感じてしまう。

この映画は、2010年後半の作品で、日本では2011年2月公開。震災の時にも公開中で3月14日に公開中止となった。DVD化も当然遅れ、その結果、私が今頃になってやっと見ているというわけだ。
この映画にとって、冒頭の津波シーンは大前提であり、欠かせないものだし、作品的にも十分すぎるほどの映像を創り出している。全体として地味で深いストーリーを最後まで引っ張ってゆくのも津波の効果であり、商業映画としての成功には不可欠な要素でもある。

それだけに、このタイミングという不幸が残念だ。

「津波だから」という理由で敬遠されるのはあまりに残念だし、死と生を見つめる映画であるだけに、津波に痛みを感じる人にこそ見て欲しいと思うのだが、多分、私のその思い自体も、軽々しい私の「不理解」でしかないのかもしれない。
一つのことを多方面から捉え、いろんな事を考えてしまう。
深い。
良い映画です。




あ、マットデイモンって芝居うまいな。というのを付け加えておく。ただのアクション俳優じゃないな、この人は。
クリント・イーストウッド監督の良いところは、素晴らしい役者やスタッフが集まってくる所だそうだ。人が集まる人柄ってなんだろうね。大事なことだね。

前作は怪獣もの。
今作は大風呂敷を畳むもの。

ま、よくまとめましたね。

原作は頭の方を読んだだけなので、エラそうな事は言えないんだけど、キライな作品でした。浅い善悪観とエログロだけ。

映画は浅さを少しは何とかしようとしていたけど、設定が設定なので、どこにも行けないんですね。閉鎖するしかない。

ニノとマツケンはカッコいいです。
カワイイ女の子がたくさん出てるのに、抱き合うのはゴムフェチのイケメン同士。
腐女子のための映画のようですなぁ。

けいおん! 3 [DVD]

2012年1月9日 映画
月曜は一講目だけなので、じゅんさんが早帰り。
家族そろって「けいおん!」を見る。
なんとも言えないオタク家族っぷりだ。


えーと、一番変なのは50過ぎのおっさんが言い出しっぺってとこかな。
ま、今時ふつうか。
スターウォーズのクワイ・ガンジン役、リーアム・ニーソン主演のサスペンスアクション。
生物学会参加のためドイツに渡った主人公が事故に会い、目覚めると妻が自分を知らないという…。

TSUTAYAでベスト10に入っている作品を主に借りているのだが、ここの所、こういう自分探し系が多い。なんでしょね?

学者なのに、襲われても反撃できる、カーチェイスで逃げ切る。こいつは学者じゃないな。と感づくあたりから、予想外の結末へ。

でも、このエンディングだと、事故で人間が変わったってことになるよね。

ということで、バカバカしいアクションは楽しいね。ってだけの映画です。

面白かったけどね。

カミさんが読んでた本だ。
二人で見る。

涙、どばどば。
テレビドラマだな。


中谷美紀、もうちょっと若ければな。


さすがアカデミー賞です。

どもりを克服するだけの映画ですが、人生の大切な事がキチッと描かれています。

なにか忘れてしまっていた事を思い出させてくれた。そんな気がします。


リセット [DVD]

2011年12月30日 映画
地味な映画だけどおもしろい。

こないだ観た「ラスト7」と設定は同じ。
突然、この世の中から、誰もいなくなる。という中2的な設定。
でも、全然違う。
闇に対する根源的な恐怖が描かれていて、心底怖かった。

とはいうものの、低予算なんだろうね。
ど頭の恐怖はそれほど続かず、宗教的なのが出てきて、西洋文化的な解釈に収まっちゃって行って、結局、ラストは落ちなしで終わる。

でも、演出はいい。

ごちそうさまでした。

前編ギャグギャグギャグ。

なんでこんなの映画にするのかな?

ナベアツの才能はたいしたもんだと思うけど、映画館でやるべき内容?

2時間ギャグドラマってテレビではできないからかもな。
絶対チャンネル変えられる。


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