ボケたい

2010年3月20日 日常
あーほんとに忙しい。

トーヒ先を見つけないとやってられない。(笑)
誰かを徹底的に虐めてやりたい気分である。(嘘)

それにしてもあれだね。
東西冷戦が終わって久しい。
ソ連の共産主義が破綻した。
そして、今、アメリカ主義(資本主義?民主主義?経済至上主義?覇権主義?)がボロボロと崩れ去ろうとしている。

「日本人よ!世界を見よ。世界を見て自国を見ないから方針が定まらないのだ。」
というご意見はとっても正しいが、
綻びるアメリカ政治の研究ばかりしていても、年寄りの繰り言でしかない。
人生をアメリカ研究に捧げた人、ご苦労様である。

世界を見るとき、一番してはいけないのは、誰かの言葉を信じる事だ。

一つの意見に感心すればするほど、もっと感心する反対意見を知らなければならない。
ん?
というより、すでに世界は多国間協議中心になっている。
世界を一つにまとめようとした両国が揃って綻びようとしている。
「反対意見」という考え方自体が古い。
私も、そうやって年寄りの仲間入りしていく。

もう一度レヴィストロース辺りまでもどらにゃなるまい。
やっぱり黒いリーバイス買おう。(笑)

思想などというものを理解してゆくのは、疲れる。
多国間協議のキモは、自分の生活をどのようにして幸せにしてゆくかだ。
一番譲れないものは何なのかをしっかりと捉える事だ。
そして、相手の愛国心の中心をも見据える事だ。
その共通構造を探る事だ。

ええ加減に年をとると、考え方も変わってくる。
これまでは、モテたいが基準だった。
イイコで居たいってうのも大きかった。
今は、とにかく、自分の身の回りを、1mmでも、昨日より良くしてゆきたい。
そのためには、人に嫌われても良いと思うようになってきた。

我が儘勝手という意味ではない。
自分が死んだあとも、自分が生きてきた辺りに、
より良い木々が育つように、
今、嫌われてでも何をするべきなのか?と問い始めた。というだけだ。

しかしながら、耳の痛い話ばかりすると、仕事が減りそうで、怖い。(笑)

耳の痛い話を、どうやって笑いにくるむか。そのへんが老人力ってやつだろうか。
ボケながら、正論を吐く。
上手なボケ方、10年ぐらいかけて、学んでいこうかな。



PS
しかし昨今は、アルツハイマーにも良い薬がいろいろと出てきているらしく、
ええ感じに呆けた老人っていうのも、10年20年後には、絶滅するかも。
ボケたフリしてるのが、バレバレという時代になりそうだ。
人生は一筋縄でいかないから面白い。(笑)

所詮トヨタは未熟者だったんだろうか?
北米市場を盗る!ってスゴイ出来事に思えても、
ヨーロッパから相手にされてないのでは、
クルマの世界では、全然ダメなのである。

ま、あの、魑魅魍魎が跋扈する欧州で、余所者が生き残れるわけもないのだが…。

とはいえ、今回の一連のトヨタ問題で、クルマの技術力を検証すればするほど、
北米市場なんて、目利きの居ない市場だから入り込めたって事がよく解る。

ESCにしても、ブレーキ・オーバーライドにしても、ヨーロッパでは、法制化されるほど標準機能だ。アメリカも日本もそんなのは、高級車にしか付いてない。
知らなかったけど、うちのドイツ製大衆車ですら、調べたらもちろんのように付いていた。
やっぱり買うなら世界標準車だね!(愛車馬鹿)

そんなことが見えてくると、今回の騒ぎ、ひょっとしたら欧州がからんでる?
なんて想像がでてくる。

トヨタがレクサス出した。
あれは、完全にメルセデスやBMW追撃目的だ。
トヨタのF1参戦も、目的は欧州ユーザーだ。
ひたひたと迫り来るトヨタの足音。
もちろん、北米ユーザーが満足する程度の安物だ。
だが、F1もレギュレーションを毎年変更し続けないと、トヨタは勝つかもしれないというところまで迫ってきた。
欧州の自動車メーカーは、自国の法律を改正して、トヨタが入りにくくしてゆく。
そんな構造がちらっと透けて見えた。

プリウスつぶしは目的じゃない。
メルセデスにハイブリッドがなくて、レクサスにはある。それが問題なのだ。
そのために、プリウスをつぶす。ハイブリッドをつぶす。トヨタをつぶす。
立ち直るために自国市場を再建したい米ビッグスリーが、ヨーロッパの知恵に学んだ?
ブレーキ・オーバーライドを叫ぶ北米市場の声が形成されてゆくのを見ると、
そんな事を考えてしまった。


でもね、レクサスのデザイン。
あれじゃ、高級車市場は無理だよね。
セクシーさが無い。

みんなの満足、だけを追求する会社に、欲しくなる車は作れない。
「え、そのエンジン音出すために、燃費を落とすんですか!」そう言うに決まっている。
イタリア車のセクシーさは、永遠にトヨタには作れない。

しかしながら、セクシーなクルマは過去のものとなりつつある。
そこに欧州勢は恐怖を感じているのではないか。
消費者自身が、安さしか見なくなりつつある昨今。
芸術や文化が死に絶えそうな昨今。
感情が合理主義に押しつぶされそうな今の世の中。

トヨタ的なものは、恐怖なのかもしれない。

誰もが認める優秀さという気持ち悪さ。
どこにも不満がないけど、誰にも満足を与えないクルマ。
大量に作らないと儲からないクルマ。
ただの道具…。
はさみ、けしごむ、くるま…。

若者がクルマを欲しがらない理由が見えてくる。

あーーー、やだやだ!
マセラティー乗りてぇ!

ブレーキのエネルギーで発電し、燃費を上げる回生ブレーキ。
非常によく効くブレーキで電気まで回収するんだから頼もしい。
電気自動車がガソリン車より効率が良いという時、回生ブレーキ分は必ず含まれている。

電気というインフラがエネルギー効率に長けているのは、発電所という大規模プラントで熱回収を徹底的にやっているからだ。
クルマのエンジンみたいな小さなマシンに熱交換機や蓄熱装置なんて取り付けたら重すぎてより効率が悪くなる。
ま、プリウスはそれっぽい事をしている訳なんだが、熱回収まではとてもとても。

さて、そんな頼りになる回生ブレーキだが、これこそが電気自動車最大の欠点でもある。
実は、回生ブレーキは、フル充電になったとたん、電気の逃げ場がなくなり、ブレーキが効かなくなる。
突然ブレーキがすっぽ抜けるのだそうだ。

これを回避するための技術開発が、電池屋さん、クルマ屋さん、センサー屋さん、システム屋さんを巻き込んで、熾烈な開発競争、ホットな闘いを繰り広げているんだそうであります。

では現在、この「フル充電すっぽ抜け対策」、プリウスのではどうしているかというと、「50%しか充電しない」だそうです。

わろた。

50%を超えるとガソリンで走った方が効率的な状況でもモーターで走り、電気を減らすようにするんだとか。
それでもブレーキかけ続けてるといずれすっぽ抜けるんでしょうな。

ノートパソコンなんかの充電メーター、あれなんか誤差10%ぐらいあるそうで、所詮まだまだ、その程度の技術しかないんだそうです。そんなの信じちゃ人死に続出ですな。

おしゃれな電気自動車で、彼女と山の上のホテルで一泊、フル充電して山道駆け下りる、なんて時に一番起きやすいすっぽ抜け。確実に死ねますね。

充電メーターの高精度化、蓄電池の冗長化などが脚光を浴びてるそうな。
わたしたちの知らないところで未来は作られているんですねぇ~。


電気自動車の時代になったら、誰でも自動車を作れるようになり、新規参入が増え、パナソニックやらSONY製の自動車も発売される。なんてことをよく聞きますが、どうやらそんな事は無さそうだな、と思う。

日経から出ているAutomobil Technologyなんて2400円もする雑誌をふざけて買った。

確かに、「走る」に関しては電気自動車は内燃機関より優れている。
構造も簡単だ。何より爆発の危険性がない。
しかし車の基本は「走る•曲がる•止まる」の3つのバランスだ。
そのうち一つの構造が変わっても残り二つに関する技術的優位性は変わらない。自動車メーカーに追いつくには100年かかる。
そういう事がよくわかった。

例えばEPC。横滑り防止装置。
後輪がカーブで振られた時に、外側の前輪だけにブレーキを利かせ、姿勢を制御する。
これの搭載が欧米で義務化されたそうだ。
事故が格段に減ったのだ。
実績がものをいう世界。
日本車は高級車のみ搭載。
軽自動車でも搭載できる格安小型モジュールの開発が一番ホットな話題。

これの搭載はブレーキにコンピュータを載せるって事だ。

すると、いろんなオプションが可能になる。
一番わかりやすいのは坂道発進。
バックギアでないのに後ろにずりずり下がり出したら自動的にブレーキをかける。
カンタンなプログラムだ。そしてとっても便利で安全。

クルマにコンピュータが搭載されるようになって、すでにエンジン造りは過去の技術となってしまっている。
エンジンはあくまでも素直にフラットな特性のエンジンが求められるようになった。
味や乗り心地や性能はコンピュータで設定するからだ。
そんな発想がすでに当たり前になり、スイッチを切り替えれば、ラグジュアリーカーからスポーツカーに変身するなんて機能も普通になった。
サスペンションまでコンピュータコントロールだ。

そして「走る曲がる止まる」に加えて、乗り心地や所有欲をくすぐる演出、すでに新規参入者がやるべき領域で世界中の自動車メーカーがしのぎを削っている。

電気自動車になっても、クルマメーカー優位は、まず崩れないだろう。



尊敬できる仕事

2010年3月17日 日常
検察が腐敗しているなんて記事を目にして、思い出した。
書いたのかどうか忘れちゃったので、二度目ならごめんなさい。

夜、帰宅時、家の近くの踏切。
バイクに乗って、開いている踏切を渡る。
警笛は鳴っていない。

子供のころじいさんが怒っていたのを思い出す。
 「踏切でちゃんと止まってるのに、ケーカンが止めよる。
『ちゃんと足も付きましたで』ってゆーたら、『靴の底見せてみぃ。ほら、ちゃんと止まってたら、こんなにすり減ってない』、アホかおもたから『貧乏やから減ってますねん』ゆーたった。ホンマ腹んたつ!お前も踏切ではちゃんと止まりや、あんな事で切符切られたらかなわんわ!」

以前、免許書の更新時講習で言われた言葉も思い出す。
「このあいだ、踏切の横でお茶を飲みながら、キチンと一旦停止しているか見てたんですよ。90%以上の人が正しく踏切を渡っていない。みなさんも、教習所で習った事をもう一度思い出してくださいね。」
はてさて、この人は何の事を言っているんだろう?
私は、踏切では、一旦停止をしている。
教習所で習っててやってないのは、「窓を開けて、踏切の音も確かめる」である。
そのことかな?いや、「ローギアに入れる」かな?
それとも、やはり「一旦停止」自体の事だろうか………?


あまり知られていない事だが、踏切で一旦停止するのは、日本と韓国だけである。
アメリカ人に一旦停止を言うと、「エンジンの状態を変化させるのはより危険だ。故障の可能性が増える。一番危険な事は踏切内で停止する事だ。危険なところはよりスピードを出して速やかに渡りきるべきだ。」と言い返される。

いったいなぜ日本だけ「一旦停止」なのだろうか?
それほどまでに、日本の踏切は故障しやすいのだろうか?
踏切が故障していたために自動車と列車が衝突したという事故は、まだ一件も報告されていないと聞く。

踏切での一旦停止をやめると、エコ効果も上がるし、交通渋滞も緩和されるという報告もある。

考え方の基準が「自己責任」なのか「お上の言う事は正しい」なのか。理由は、そのあたりだろう。
正しくある事は、非常にストレスを強いる。

 ・
 ・
 ・
踏切を渡るだけで、そんなこんなが去来する。
それでも私は日本人なので、バイクで一旦停止する。
左足を道路にこすりつける。
クリア。
渡りはじめる。
頭の中が踏切モードから運転モードに切り替わる。
踏切の先、道路の安全確認を開始する。
と、
渡りきったところ、電柱の暗がりに人の影が見える。
飛び出されたら、こっちが困る。
踏み切りの中であるにもかかわらず、ブレーキをかけスピードを落とす。

渡りきって、人影が確認できた。
警察官である。
2名居る。
踏切で一旦停止違反がないか、電柱の陰に隠れて見張っているのだ。

信号が赤になった。
バイクを止めた。
赤にならなければいいのに…。

ヘルメットのシールドを開ける。
「おまわりさーん。なにかあったんですかー?」
声をかけてしまった…。
「あん?」気の良い若い方が返事をする。「悪い事する人がいないかみはってるんや」
「へーえ、そんな暗がりに隠れて!尊敬できますねぇ!私には真似出来ませんわ。」
私の声はかなり荒げていたので、どういう意味かは伝わったと思う。
若い警官は、何も言い返さずじまいだった。

信号が青になった。
バイクを再び走らせた。

その後、その場所で警察官を見た事は、今のところ、ない。

たぶん、私のナンバープレートは控えられているだろう。

「お上のする事に間違いはない」

無意識に出た言葉、尊敬できる仕事。自分自身にも降りかかってくる言葉である。
“検察の正義”に委ねていいのか? 元検事、元司法記者が語る、小沢捜査の裏側
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1003/11/news007.html

あれ?郷原さんって、この件の「朝まで生テレビ」で検察側としてしゃべってた人じゃなかったっけ?
ちがうのかな?

ま、偏った記事だとは思うけど、こういう目は持ち続けていないとね。
夜中に暴走族が走る。
「♪パララパラパラパラパララ~」ゴッドファーザー愛のテーマのクラクションが鳴る。

この音楽、私が高校生だった20年ほど前から変わる事がない。
暴走族の人たちは、固い絆で結ばれ、連綿と受け継がれる永遠のテーマなのか?
という質問が来た。

たぶん、その商品しかないからだろう。と返事はしたものの、
仕事が超忙しく、トーヒするには丁度いいので、調べてみた。

ミュージックホーンという商品のようだ。

音楽を奏でるためには、音の数だけラッパをつけなければならない。
市販商品は、3連(3音)から6連(6音)までの商品がある。
たぶん、狭いエンジンルームに取り付けるには、ラッパ6本が限界なのだろう、
それ以上の商品はない。
6本も配置して、取り付けるとなると、それなりのテクニックが必要となるだろう。
もちろん、3連より6連の方が値段も高い。

そして、「6つしか音が使えない」という制約の中で演奏できるメロディーが「ゴッドファーザー」だというわけだ。

やはり、固い絆ではなく、物理的な問題のようだ。

しかしながら、6連には、他にも「ランバダ」や「サマータイム」が鳴る商品もある。
なのに、なぜ、ゴッドファーザーなのか?
「オレは、6連を買う金も持っているし、取り付けるテクニックもあるんだ!」と自慢するのが目的であの音を鳴らしているのだろうから、自慢という意味では、一番有名な「ゴッドファーザー」がアピール力があるという事なんでしょうね。

ま、自慢すると言っても、
プラスチック製で1万ちょい、
金属メッキ製でも3万弱なので、可愛い自慢ではあるんだが…。
どっちかというと取り付け技術の方なのかな?(取り付け工賃?)

ま、彼らには彼らなりの文化があるようですね。
これから「ゴッドファーザー」を聞くときには、「ああ、ささやかな自慢なんだなぁ」と生暖かい目で見てあげるようにしましょう。

なむー。




PS
という事は、ボンネットが薄くて狭い車体には取り付けにくいんだろうね。

本当にテクニックを自慢したいなら、
ポルシェとかランボルギーニにゴッドファーザー…。……。悪趣味…。

てゆうか、
スポーツカーより、居住性優先のクルマの方がエンジンルームにしわ寄せ来まくりだと思うので、取り付け難しいかも。
軽自動車とかハイブリッドカーとか…。

腕に自信のある方、ぜひプリウスにゴッドファーザー、挑戦してください。(笑)




HEV

2010年3月10日 日常
ちょっと気付いた。

英語でハイブリッドカーはHEVと書く。

電気自動車は、EV。(Electric Vehicle)
ハイブリッドカーは、HEV。(Hybrid Electric Vehicle)

ハイブリッドカーはHなEVでやんす。
Hな電気自動車というわけでやんす。

日本語で、ハイブリッドカーって書くとガソリン車の進化形イメージだけど
英語でHEVと読むと、電気自動車の未然形というイメージが強いね。

普段からこういう文字を眺めていると、
将来は電気自動車になるんだな。と自然と思えるんだろう。
日本には、そんな気配は一向にない。

ま、それだけの事なんだが…。

裏地が金

2010年3月8日 日常
ここんとこJMMからの引用が多いが、
常識なのに誰も話題にしない例の事について、書かれていたので引用。
いつもトップは真壁さんなのに、今日は違う人がトップだったっていうのも、
村上龍編集長の琴線に触れた証かな?

JMM(村上龍-Japan Mail Media)
http://ryumurakami.jmm.co.jp/dynamic/economy/question_answer601.html
 <前略>この社会統合の危機を順番に考えていきましょう。まず、日本の財政赤字が巨額に膨らんでいるのは、歳出が多いというよりも歳入が減少しているからです。税収は最も多かった1990年度の60.1兆円と比べると、2008年度は44.3兆円と、15.8兆円も減少しております。この間、所得税は11.0兆円、法人税は8.4兆円減少しているのに対し、消費税は6.7兆円増えています。こうした歳入の減少は、景気低迷の結果と言われますが、2008年度の名目GDPは、494兆円とまがりなりにも1990年度の451兆円を上回っております。それにも関らず所得税や法人税が減っているのは税率を引き下げた結果です。ちなみに、前述の専門家委員会で委員長代理を務める大沢真理東京大学教授は、社会保障費の財源がないなら、所得税の累進税率と法人税率をともに91年の水準に戻せばいいと言っておられました。


新たなる貧困層が出現しているのも、日本の医療が崩壊しているのも、
世界不況のせいではなく、高額所得者と法人税率を下げたままにしているから。
だと言う事が書かれています。
しかし、GDPが1990年より上回っているなんて知らなかった。
金持ち増やしたから貧困層が増えた。っていうのは本当だったんだなぁ。

欧米では、金持ちは、社会のために寄付する文化があるけれど
日本の金持ちは、「裏地が金刺繍」の文化だからなぁ。
こんなところだけ欧米文化導入しても、社会がギスギスして当たり前だよね。

真剣に欧米文化を根付かせる気持ちがあるんだろうか?
ただ単に、金持ちが内部留保増やしてるだけのように思う。
JMMの
トヨタ社長がアメリカの議会に呼ばれてどう行動したかって話だが、
最後の方にある、「国際的感覚を育てる7つの工夫」という部分は、
かなり参考になるご意見だと思うので、備忘録的に残す。
特に(6)。

[JMM572Sa]「トヨタ公聴会を受けて、国際化の再スタートへ」from911/USAレポート
では、そうした国際的な経営感覚とコミュニケーション能力をもった人材をどう育ててゆくかですが、今の日本の公教育と受験システムは全くこうした人材育成には対応していません。企業内研修も、なども量と質が足りないと思います。ならば、どうやって育成していくのか。私は全ては本人の心がけ次第だと思います。具体的には次の7つの工夫が必要だと思うのです。

(1)ビジネス英語などというものはない。雑談や文化談義ができず、パーソナルなコミュニケーションができなくては、小学生レベルの人格としか見なされず最初から負け。
(2)マナーや品格は、一対一のポリティクス(政治)であり、個別の心理戦に全て勝ち抜くべき。「より善良である」ことで相手を圧倒せよ。それが世界でのゲームのルール。
(3)日本人と一緒に海外出張するな。日本語の酸素ボンベを外せ。海外で毎晩日本食店に逃げるな。
(4)出張とは海外市場の偵察であり、外国人向けの観光やショッピングをしている暇があったら市井の息遣いに深く潜入せよ。
(5)常に国際摩擦の接点に立つこと。日本と外国のどちらかの一方的な立場ではなく、利害衝突の中心で痛みを背負うことが国際人材を育てる。
(6)各国に残る排外主義、自国中心主義のセンチメントを、「何故か」が分かるまでトコトン体感せよ。コスモポリタンなリベラルの感性は、その市場を代表しない。
(7)雑談時のデフォルトはナショナリストで結構。いわれのない自国や自国文化への中傷には徹底抗戦せよ。日本人を "They" と言うな。"We" とハッキリ言え。だが、根拠のある忠告や指摘は感謝しつつ受け入れるべき。

 少々辛口の表現になりましたが、男女とも30代に7年から8年ぐらいこうした姿勢で国境を出入して走り続ければ、かなりの人材に成長することは可能ではないかと思います。国際コミュニケーションの、いわば筋力トレーニングというわけです。


ネタ元: JMM(村上龍 Japan Mail Media)
http://ryumurakami.jmm.co.jp/dynamic/report/report3_1953.html

パシュート

2010年2月28日 日常
オレが応援したから負けたんだー!(笑)

新聞見たら、「女子追い抜き」。
うーん、日本語にするとかっこわるい-。


PS
道路交通法的に言うと「追い越し」だよね?
口の悪い人たちが語る
女子フィギュア選手が誰に似てるか!という問題。(ネタ元:ほぼ日)


長洲未来選手(米代表4位入賞)
(写真:http://purple.ap.teacup.com/hotarudesu/timg/middle_1201546000.jpg)
「女子フィギュアのアメリカ代表・長洲未来選手が北陽の虻ちゃんにそっくりすぎます。」

「長洲未来さんはリロ&スティッチのリロに似ていませんか。」
「スティッチにも似てます。」

銅メダルのロシェット選手
「ロシェットは松居一代っていうのはもう遅いですか?」
(写真:http://diarynote.jp/data/blogs/l/20081230/48085_200812302357202836_1.jpg


鈴木明子選手(日本代表8位入賞)
(写真:http://www.yomiuri.co.jp/sports/graph/figure/img/07univer_suzuki03.jpg

「鈴木明子選手は関根麻里ちゃんだと思います。」
「鈴木明子さんは、みうらじゅんの描くみうらじゅんに似てます。」
「鈴木明子さんの似てる問題ですが、
 ニコチャン大王、喪黒福造といえば
 がねてより小沢一郎氏と相似していると
 巷でささやかれておりました。
 ということは‥‥
 鈴木明子=ニコチャン大王=喪黒福造=小沢一郎
 これでいいんでしょうか?」
「昨日美容院で鈴木選手を「金目鯛に似てる」というお客がいました。
 うーん、失礼だ。
 だがね、煮付けをイメージすると、否定しがたいんです。」 

「トヨタの社長は矢崎滋さんです。」



ネタ元(ほぼ日刊イトイ新聞:観たぞ、バンクーバーオリンピック!)
http://www.1101.com/vancouver2010/index.html


私自身は、鈴木明子選手をミニラだと思ってました。(反省)


Twitter

2010年2月26日 日常
140文字って、結局、欧米にも俳句文化が始まったって事?
日本の独自性やばし。
WindowsXP以降ファイル名のソート順規則が変更されている。

このことを知らなかった。

update200909.txt
update201002.txt
update20091028.txt

という三つのファイルがいくら更新しても、上記の順に並ぶ。
なぜ、日付順に並ばないんだ?
2010と2009なら2009が先だろう。なぜだ!

調べてみたらXP以降ファイルソート順規則が変更されていて、
ファイル名中の数字部分はテキストではなく数値と認識するそうだ。

そりゃ20万より2千万の方が上ですわいなぁ。
日付をつけたりつけなかったりするからこうなっちゃった。

レジストリで旧式規則に変更する手口もあるんだが、
Vistaでもこの方式。これからはずっとこの方式で行くんだろう。
きっと、その方が、便利な事もあるんだろう。

なら、自分のファイル命名法則を変更しなきゃならない。

てなわけで、回避方法。

「日付ファイルには、[.]をつける。」

さっきの例なら、
update2009.09.txt
update2010.02.txt
update2009.10.28.txt

このように書いた方が確かに読みやすい。
そして、再ソートすると。

update2009.09.txt
update2009.10.28.txt
update2010.02.txt

うん、問題ない。

「ピリオド以降は拡張子」なんて教わった世代には抵抗あるんだけどね。(笑)


BLANTON’S

2010年2月21日 日常
BLANTON’S
今夜のバーでBLANTON’Sを飲んだ。

バーのマスターが全てのイニシャルの馬を揃えていた。
あまりに楽しくて、写真に収めた。

HARPER12ばかり飲んでいたが、BLANTONSに変えた。


PS
アニメーションGIFぐらい掲載できればいいのにな…。
http://www1.axfc.net/uploader/Img/so/79213.gif
ドイツ光線?
京橋の商店街を抜けると「ドイツ光線治療所」を発見。

夜中だったので、治療は受けられませんでした。

どんな光線なんだろう???

倉本聰、渾身の一作!

朝日新聞プレミアムステージ
富良野GROUP公演

 「谷は眠っていた」~富良野塾の記録


…。
うーん。
教室で居眠りする谷くんの姿しか思い浮かばない。

いまFOXで放映されているのがシーズン4なんだが…。

メンバー一新ってことで、助手のオーディションを行うっていうのが大筋。
ありえない。

旧メンバーはリストラか!と思うと、戻ってくるのもなんだかなぁ。

各回もホラー仕立てだとか目先の目新しさばかりで
肝心のHOUSEが人非人になっちゃってただのキチガイ。

ま、もちろん、シーズン2や3を見ずに4を見てるからつまらないのかもしれないけれど
古くは「V」もシーズン2になったとたんに全然つまらなくなった。

前から、「2もので見る価値があるのはエイリアンだけ!」と
ドキドキしながら断言しているんだが、やっぱり正しいのかもしれない。

子供のころ見たフレンチ・コネクションは2も面白かったよなぁ。
なんて思ってたんだけど
こないだフレンチ・コネクション2を見たら、やっぱりつまらなかった。

ジェームズ・キャメロンはやっぱりすごいのかもしれない。
注意深く追っている。
本当に「不具合でごめんなさい」なのか?
調べてみると、本当にシビアな問題が見えてくる。


ハイブリッドから電気自動車、水素自動車へと、未来の自動車はすべて「モーター」が基本となる。
基本となるテーマは「電気をいかに無駄なく使うか?」である。
そのための重要な技術が「回生ブレーキ」である。

ブレーキを踏む時に、従来の摩擦パッドを使わず、発電機を繋ぐ。
発電した電気をバッテリーに貯め、後で動力として使う。

回生ブレーキは、未来の自動車の根幹となる基礎技術なのだ。

この回生ブレーキは、かなり良く効く。
手回し式発電機を回した事がある人ならわかると思うがかなり重い。
自転車にもダイナモライトが付いている。ライトをパタンと倒すとかなり重くなる。
あれの強力なやつが回生ブレーキである。

当然、回生ブレーキを長く回せば回すほど、たくさん充電でき、燃費も良くなる。
プリウスはホンダのインサイトと燃費競走をしている。
回生ブレーキを一瞬たりとも無駄にしない。多用する。
これが燃費競走の根幹となる。

そこに問題点があったんだろうな。と漠然と思っていた。
しかし、状況を聴くと、もう少し、シビアな内容だ。

今回の問題は「凍結路面でABSが作動した場合」に起こった。

ABSとはアンチロックブレーキシステムの略で、
いわゆる「すべる路面ではポンピングブレーキを活用しましょう」と教えられたやつを自動的に行うシステムだ。
凍結した路面では、ブレーキを踏み続けているとすべり続けてしまう。
ポンポンポンとブレーキを踏んだり離したりした方が効きがよい。
これを応用し、
コンピューターとセンサー技術が、人間には出来ないほど最適なポンピングを行い、
制動距離を最短にいたしましょう。というのがABSである。

このシステムで雪道や雨の石畳などでのスリップ事故が激減した。

だから、現在では「すべる路面でポンピング」は言わなくなった。
「すべる路面では、ぎゅっと踏みしめましょう」と変更されている。
コンピューターに任せた方が、事故が減るのである。

ABSが解ったところで、さて、今回の問題だ。
回生ブレーキは強力な制動力だが、所詮発電機なので、ポンピングが出来ない。
ABSを使えないブレーキなのである。

しかたがないので、
タイヤがすべりはじめたら、まず、回生ブレーキから摩擦ブレーキに変更する、
しかるのちに、摩擦ブレーキがABSを作動させポンピングする。

通常の車より、一工程多い。どうしても動作が遅れる。
こりゃ問題だ。
問題か?
どの程度遅れるんだ?
ってところを見てみると…

ブレーキを踏む→すべりはじめる→ABSが作動する。
この「すべりはじめた」から「ABS作動」までの時間、
通常の車が0.4秒。
プリウスは0.46秒。
その差0.06秒なのだ。
この違いは、空走距離70cmだそうだ。
70cmあれば電柱は倒せる。倒れた人は前輪を通過する。

だがしかし0.06秒
これは、いちゃもんじゃないのか?
当初、トヨタが「フィーリングの問題」と言っていたのもうなずける。

ただ、演出の仕事をしていると、違う見え方もする。
1秒という単位は、非常に重要なテンポなのである。
気持ちいい「間」は1秒、0.5秒というのが基準となる。
0.4秒は、半秒より早い。
すべりはじめた!ぎゃあ!というときに半秒より早く対応されると「早い!」と感じる。
半秒より遅いのは全然ダメだ。
では、0.46秒はどう感じるのだろうか。
やはり、「半秒より早い」ではなく「半秒かかった」になるだろう。
恐怖のまっただ中で人間の感情は研ぎ澄まされる。
このあたりの「フィーリング」はシビアだ。「フィーリング」の問題。ではすまない。

ということで、コンピューターの切り替えタイミングを変更する改修を行ってきたが
メディアが騒ぐので、「不具合でリコール」に変更したというわけだ。

しかし、この0.06秒を「不具合だ」と大問題にするアメリカメディアは、
ハイブリッドカーの基礎技術を持たない3大アメ車メーカーに踊らされているだけじゃないのか?
という疑問は当然ある。
ま、憶測は議論の対象にはならない。無視しよう。

さて、こういう次世代技術の根幹となるトラブルを「当社の不具合です改修します」では、
人類のためにならない。という議論もある。
全人類に開示し、こういう問題があり、どう対処するのかを公開し、共有すべきだ。という議論だ。
今回のクレームはトヨタの技術開発にとっては、また一段と技術を熟成させる最高の機会だったはずだ。ブラックボックスとして社内に温存しておきたい。
それを開示しろと、アメリカ議会は言ってきている。
良く見据えておかなければならない。
アメリカの技術もきちんと開示してくれるんだろうか?

と、そこまで考えていたところ、トヨタの全面広告が出た。
問題は、上記の内容ではなかったようだ。
一瞬すべった後、すぐにすべらなくなった場合の問題らしい。


路面がすべる。

ABSが必要と判断する。

回生ブレーキから摩擦ブレーキに変更。

路面のすべりが収まってしまう。

摩擦ブレーキは、ABSを行わず、通常通り動作する。

このプログラム仕様は、正しい。
誰でも、こうプログラムすると思う。

だが、問題は「摩擦ブレーキより回生ブレーキの方が効きがよい」ということだ。

運転者にとっては、「すべりはじめたとたんに、ブレーキの効きが悪くなった」と感じてしまう。

今回のリコールで、トヨタはどのようにプログラムを改修したんだろうか?
すべりが収まったら回生ブレーキに戻すようにしたのだろうか?
それとも、摩擦ブレーキの押圧を、その時だけ上げたんだろうか?
アメリカ議会の公聴会は、そのブラックボックスを聴きたくてしかたないのだろう。




追記

リコールの内容が分かった。
実は新型プリウスは3つのブレーキを持っていた。
回生ブレーキ、回生ブレーキと同じ効きに強化した摩擦ブレーキ、そして新型に追加された従来ブレーキ。
absからの復帰時、強化摩擦ブレーキを使う事で、効きに問題はなかったのだが、不要な震動が発生する事があり、乗り心地が悪いとユーザーからの指摘があり、新型に追加されたのが通常の摩擦ブレーキだった。
これにより震動は回避されたが、前述の問題が出た。

結局今回のリコールでは、追加された通常ブレーキを使わなくして前の型のプリウスに戻す。という事だそうだ。
なんだか残念なリコールである。



なかなかに深い問題だと思う。



あまり詳しくはないが、
量子コヒーレント(量子的重ね合わせ状態)という状態があるのであれば、
単一の物質は、単一の状態ではないんですよね。
同一の物質が同時に違う状態を持ち合わせている。

演繹しちゃいけないんだろうけど、
これを演繹しちゃうと、
物質がコピーレンスであるならば、
一個人だって、コヒーレンスがあって当たり前だろう。
一個人がコヒーレントならば、社会だってコヒーレントで自然じゃないか。
やっぱり一神教って、なんかヘン。って根拠になり得ないんだろうか?

ま、確信はない。ただの覚え書きです。

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