影の塔

2010年8月17日 ゲーム
ICOっぽい箱絵だったので買ってみた。
電源を入れて、「あ、だめだ」と思った。

こういうのは感覚であって、
どこがどうと言う事ではない。

たぶんアマゾンだから箱絵で買ったのであって
店頭だったら、箱絵を見つめて買わなかったかもしれない。

魂は細部に宿る。
箱絵ですでにわかってたはずだ。
立ち上げたらすぐにわかった。

もちろん、十分に良いできである。
塔を登ってゆくアクションパズルゲーム。
主人公が影で実体がないという設定。
面白い要素は満載だ。

しかし、パズル要素はほとんどない。
一本調子にアクションが続く。
謎と言うほど謎はない。
ストーリーにも深みはない。

そもそも影を操作していると言いながら
影が走る床は、そこにステージとして存在している。
ステージの影を走っているのと
ステージの上を走っているのは、どこが違うというのだ?

もちろん、実体化して実体ステージを動かしてから
影に戻って進むなんて物も存在するが
ほとんどのステージは、すぐ横に存在する物体の影の上だ。
ステージマップにアイデアが少なすぎる。

ゲーム全体のアイデアも
あそこで見たアレと、あそこで見たアレに
アレとアレを組み合わせてできました。
という感じである。

メインの塔を攻略したら
影の塔が出る。
影の塔を攻略したら
井戸の底まで落とされて
また登る。
最後はラスボスと対戦だ。

ああ、めんどくさい。

めんどくさいけど、くせになる。

お使いゲームは、終わりのない一人遊びトランプと同じである。
指遊びが楽しいだけである。

トランプゲームで時間をつぶすなら
ギターの練習でもしていた方が役に立つ。

謎説きと言えば言えなくもない
隠された蒐集ものが、あと5つほど残っているが
めんどくささを軽減する措置もないのであまり集めに行きたくない。
こんなサラリーマンの製品に時間を割くのももったいない。

いや、楽しみましたけどね。
お盆の3日間はつぶせたし。
価格程度には楽しめたかな?
製品だもんね。

「逆転裁判」巧舟作品。
巧舟も「逆転裁判」から10年。40歳である。(ホントは9年で39歳)
30歳で作った世界と40歳で書きたい世界はやはり異なる。
みょうに気になる小品である。

主人公がいきなり死ぬところからゲームは始まる。
箱絵の状態である。
ゴーストとなり、その場にある「物」にトリツキ、
制限範囲内で移動し、トリツイた物を少しだけ動かす事で
登場人物達の命を助けるというストイックな設定である。

もちろん巧舟なので逆転裁判的な魅力的な登場人物達が
次々とでてきてキテレツな行動を繰り広げてくれる。
いつもの楽しさである。

物語は、夜に死んで、次の日の朝までの話という小品である。
しかし、そこには、そこはかとなく漂うにおいがある。
元気なだけの30代には醸し出せない40代の魅力がある。
結構気に入った。

そりゃないで!とか、そうくるか!とかのオンパレードは
巧舟ならではである。

こういう「きちんと終わるちょっとした作品」というのが気持ちいい。
ドラゴンクエストなんかは、とにかく大作で、RPGから合成から蒐集から、
何でもかんでも詰め込んだあげく「誰もが満足なんだろうけど誰にも愛されない製品」に成り下がっている。

「逆転裁判」の名前を捨てて作った作品。すてきだ。
これからのゲームはパッケージに作品名だけでなく作者名も書くべきじゃないのか?
作家買いをしやすい環境づくりは、ゲーム製作に必要なことだと思う。

最後までプレイして箱をもう一度見ると
「ゴーストトリック」の「ツ」だけが赤かった。
タイトルから、ゴースト取り憑くというシャレだった事に、
後で気付く鈍感野郎がここに居た事を告白しておく。

脱出系ゲームが実は好きだ。
密室でパズルを見つけ解くことで脱出する。
次々と現れる密室。頭を使いながら徐々に解き明かされる監禁の理由。
「SimpleDS THE密室」なども楽しませてもらった。

不思議のダンジョン中村光一のチュンソフトがイチオシで売り出した密室ゲーム。

9人が豪華客船に閉じ込められ、それぞれのバングルナンバーを足し算した扉にしか進めない。
進む扉によって同行者が変わり、ストーリーも変化する。
もちろん、マルチエンディング。

昨日やっと全エンディングを終えた。

ファミコン時代に感じたような熱気を感じる。
ゲームをするという事、ストーリーとインタラクティブのアンビバレンツ、
マルチエンディングの整合性。
隅から隅までよく考えられたゲームだと思う。

それぞれの密室解法自体はそれほど難しいものではない。
ただ、メモは必須だろう。
メモ機能が欲しいと思ったが、マルチエンディングをすべてクリアするためには、何度も同じ密室を通るので紙のメモを横に置いた方が効率的だ。
それがわかっているからか、メモ機能は搭載されていない。
というか、トゥルーエンディングを観た後には、メモ機能があること自体がゲーム世界を壊すことと感じるかもしれない。

ストーリーは荒唐無稽とも思える内容だけど、非常に興味深い内容だ。
エンディングを一つずつ進めていくごとに9人の背景が徐々に解き明かされる。

もちろん、クリアしたテキストはかっ飛ばし機能が搭載されているので
ストレスは・・・軽減されている。
ただ、9人もいるのでテキスト量はかなり多い。
かっ飛ばしの最中に寝てしまったこともあった。(笑)

この作品のために作者は全神経をかなりすり減らしたことだろう。
本当に緻密に構成されている。

私が密室ファンであることを差し引いても、なかなかにお薦めの作品ではないか?

少なくともナゾの羅列でストーリー構成しているレイトンくんよりはオススメである。
ただし、殺人やら血まみれやらもあるので、年少の方や苦手な方には不可です。

昨日発売だったのが今日届いた。
そしてじゅんさんに持って行かれた。

じゅんさん曰く、RPGはRPGでもレイルウエイプレイイングゲームらしい。
ストーリーも一本道、マップも一本道。戦闘後には全回復、戦闘不能も回復。
高価な3Dムービー多用なんだからマルチなストーリーは無理だよね。なるほど。
開発費用が高額になれば、より多くの人に受け入れてもらわないと回収できないよね。なるほど。
わかりやすい操作性。迷わないストーリー。大事なことでしょうね。

あーあ、ゲームじゃねぇ。
って思うのは、老頭児なのかねぇ。
自分が選ぶことでの没入感。噛んでも噛んでも味の出るマルチさ。
そういうのが映画や小説で実現できないゲームならではのメリットじゃないのかね?
なんて思っても、スクエニの株主に費用対効果の説明責任を果たせないのかね。

ああ、やっぱり、プロダクトより作品を楽しみてぇ。
4作目ですね。

えっと、やりこみの3つぐらいがまだ解けてないけど、もういいや。と思ったのでレビューです。

「レイトン新時代」というのが感想です。
渡辺篤郎、相武紗季と豪華声優が新登場。レイトンに宿敵の登場。
これはもうシリーズ化決定で仕切り直し感バリバリです。
映画化も控えています。
アニメのポケモンみたいにしたいんでしょうね。
頭脳パンレイトンバージョン発売など、広告代理店が動いてる感ムキムキです。
ナゾクリエイターも集団で雇ったみたいです。
さいですか、そうですか。
毎回宿敵が悪事を繰り広げレイトンがナゾを解く。
わかりやすい展開です。

ま、こういう頭使う系のゲームってもっと広がって欲しいなぁと思うので
いいことだとは思います。
がんばってください。

ただ、もう、思い入れはなくなりました。
多湖輝さんの名前と本格的アニメってのに惹かれてここまでついてきたけど
もう、私が応援することもないと思います。
ストーリーに苦言を呈する事もないでしょう。
プロダクトですからね。がんばって生産してください。
作品ではなくなったと思います。以上。

ま、あんまり良いストーリーじゃなかったけど、
「思い入れ」みたいなのは感じてたんだよね…。

もちろん、プロダクトなので、水準は高いです。
一般の方にはオススメします。安心できる作品です。

あ、それと、
前3部作より昔の話で、ルークが頼りない少年です。
受け答えもあまりしっかりしてなくて、「あ、ああ、」「え、ええっと、ああ」とか「え、あ、ああん」なんて声ばっかり出しています。
堀北真希ファンは妄想をふくらませて楽しんでください。(笑)


さ、買ったままの9時間9人でもやるか。
もう「終わり」にしようと思う。

まだ宝の地図はレベル80代ぐらいのまでしかしてないし、
すれちがい通信も300人に到達していない。
アイテムコンプ率も錬金術コンプ率もまだまだ80%ってとこらへん。

でも、やりこみ要素って、どこで辞めてもいいよね。

まだまだヨドバシカメラにいけば、すれちがい通信はいくらでもできるんだけど
レイトンもあるし脱出ゲームもポチった。クリスマスにはゼルダも出る。
そろそろしまおうと思う。

いったい、こういうゲームの感想はいつ書けばいいんだろう。
完全コンプリートなんて、どれぐらいの人が達成するんだろう。
エンディングロールがでれば、良いとすればいいんだろうか?
なら、マルチエンディングものは?????


ドラゴンクエストはIII以来である。
良くも悪くも堀井ゆうじは生きていた。
堀井さんの作品である。
ふざけていて泣かせる。

懐かしい思いで最後までプレイさせてもらった。
ありがとう。

昔の少年マンガを読むようなさわやかさを感じた。
こんなのは今の少年たちに受けるんだろうか?
ちょっと不安である。

受けて欲しい。


ただ、いろんなゲームの要素をてんこ盛りにしすぎかもしれない。
不安神経症的にミニゲームが詰め込まれている。
やりこみ要素に至っては・・・。
名作の背負う十字架なのかもしれない。
ユーザーは本当に望んでいるんだろうか?
おおよそ終わりました。
あとはやり込み要素なので、ま、いっか。
密室からの脱出2終了しました。

終了したら、1をやりたくなりました。

てなわけで、1をやっています。

なるほど、この設定が2につながるのかー。

なるほどなるほどー。

何のことかわからないでしょうが、1からやるべきなようです。

でも、1は、途中でセーブもできませんし、(1話ごとのオートセーブのみ)
なんだか、粗い造りの気がします。

ま、2をやった後に1をやっているから、どうしてもそう感じますわいのう。

内容は、同じようなものです。
延々と部屋の中をぐるぐる見渡し、頭をひねり、タッチし続ける。
それだけです。

  
DLしてたらエラーが出て、動くのかと確認のためDSで動かしたら、はまってしまいました。

いやぁ、Simpleシリーズなんて正直馬鹿にしていましたよ。
でも、まぁ、なかなか、おもしろい。
これで2800円。やりますねぇ、シンプルシリーズ。

密室の中で、画面上をあちこちクリックして、アイテムを見つけ、組み合わせ、なんとか密室から脱出すると言うゲーム。
パズルあり、知識を問われるナゾあり、根気も必要。
密室脱出が並んでいるだけだと思っていたら、徐々に全貌があらわれてきて、壮大なストーリーが出現。

いやぁ~、参りました。
めんどくさがりなので、ちょこちょこ攻略サイトを見ながらでしたが、最後までやり遂げました。
真のエンディングまで行くなんて、攻略サイトが無いと、めんどくさくて、やだ。

頭使うゲームが好きなら、暇つぶしに最適です。

最後までやったので、マイルールに即して、購入しました。

  
終わりました。

ま、「ありえねー!(byカンフー・ハッスル)」な設定はいつも通りなワケでして、三作目ともなると、「10年後のロンドンに時間旅行」という時点で「ま、大がかりなウソだよな」と、余裕で許せます。

全体的にナゾが小ぶりな気がしますが、子ども達には十分でしょうね。

「最後の」という文字が入っていたので、「ああ、最後なのか、三部作か、じゃ、シカタナイからもう少しつきあうか」と思っていたんですが…。
たぶん、次回作が出ても買いません。

ストーリーは、前作のように腹立たしいことはありませんが、やっぱり、いつも通りに強引な設定はちょいと引っかかります。
10年後のロンドンに住んでいる子ども達は、どこから来たんだ?とか
なぜ、最後の悪役は、あんな過去があるのに、自分のような人々を増やすような事をしでかすんだ?とか
とても「人生」や「愛」を語れるほどのストーリーではありません。
「恋人」が帰る理由もいまいち消化不良。
ま、ハーレクイン程度のストーリーですね。

とりあえず、無難な作品でした。っと。

  
しょーこりもなく三作目を買ってしまいました。
めんどくさい仕事があるので、ちょっと放置、かな?
えっと、DSiなんですが、巷にあふれています。
代わりに品不足はDS liteと初代DS。

理由はカンタン。R4が動かない。
いずれDS liteは生産調整されてしまうだろう、すると入手できない。
いまのうちに買えるだけ買っておけー。
ヤフオフとかでは23000円とプレミア付きだそうです。
みなさん、カンタンですねー。

そういえば、DSiのインカメラ。
常に自分の顔を撮影しているような気がします。
WiFiで違法ユーザーを任天堂に報告しているような…。

私は、買ったソフトしか動かしていないから大丈夫です。(笑)
Spiderlingが出来なくなった。
見てくださいよ。この画面。

キレイに並んでいるでしょ?

隠れているのはAが4枚なんですよ。
まだ、一組も上げてないんですよ。
Kから2までの札を隣に移してAを4枚載せれば上がりなんです。

ある意味、完璧な上がり直前の手なんですよ。

こんなすてきな手、壊せません。
あがれません。

永遠は、こんな美しさで停められてしまいました。

ああ。

  

Galcon Lite

2008年9月19日 ゲーム
Galcon Lite
ほんと、iPhone, iPod touchは、無料ゲームの宝庫です。
これまでにダウンロードした無料Appは100個を越えてしまいました。
最初は単機能なゲームやユーティリティーばかりでしたが、最近は、どんどんまともなゲームが増えてきています。

このGalcon Liteも無料お試し版なんですが、めちゃはまりでヤヴァイです。

リアルタイムタクティクスゲームって言うんですか?
よく解らないんですが、
画面全体に25の惑星があって、CPU相手に陣地取りを繰り広げるゲームです。

お試し版なのに、全10レベル全部付いてます。
有料版はルールが違うだけで楽しみ方が全然変わるというのが5種類付いているそうです。

戦略性が必要で、レベルが上がると相手のアルゴリズムや現在の状況に応じた作戦変更なども必要になって来ます。
もちろん、リアルタイム陣地取りなので、指先の素早い動きも必須です。

緊張に次ぐ緊張の連続で、一度はまると眠気が吹っ飛び、すぐに徹夜です。

ヤヴァイ!

悪魔のようなゲーム。ここに誕生です。

 

Solebon Solitaire

2008年9月16日 ゲーム
Solebon Solitaire
iPhoneのApp、「Solebon Solitaire」。

Windowsに昔から搭載されているトランプゲーム「ソリティア」。
元々一人遊び=ソリティアなので、いい加減なネーミングだ。
本当の名前はクロンダイクという。

iTunesのAppStoreに「Sol free solitaire」という無料ソフトがあり、クロンダイクをはじめ、3種類のゲームが入ってる。
しっかりとした作り。安定した動作。格調高い画面デザイン。
トランプゲームは、こうでなくちゃ。

延々とクロンダイクをやっていたんだが、このゲームはもうとっくに飽きていて、Windows標準搭載のソリティアは「フリーセル」の方がはまっているわけなものですから、「iPhoneでもFREECELLはないのか?」と当然探すわけですね。

有料無料あわせて5本ぐらいフリーセルが見つかりましたが、「Sol free Solitaire」を見慣れていると他のソフトがあまりにダサイので腹が立ってきます。

たまたま、Sol freeのページから「Smallwareによるすべてのアプリケーション」ボタンをクリックするとトランプのソリティアソフトばかりが出てきて、その中の有料ソフト「Solebon Solitaire」の中に「Freecell」を発見。
1200円もするので躊躇したんですが、無料でこれだけ遊んでいるんだし、感謝の気持ちをこめてお支払いしても良いかな?と。

20種類もソリティアばかり入っているのもお得。
遊び方も書いてあるんだけど英語。
ま、英語の勉強しながらちびちび新しいソリティアで遊べるかと思えば、それもまたゲームみたいで楽しいか、と。
どうせ、トランプゲームするぐらい暇なんだから、英語で遊ぶ時間ぐらいあるってもんです。

20種類のゲームを遊び方確かめながら、1ゲーム1回クリア出来たら次のゲームって感じで楽しんでみようかな。と思っております。

  

無限回廊

2008年3月20日 ゲーム
Video Game ソニー・コンピュータエンタテインメント 2008/03/19 ¥3,980

エッシャーの錯視回廊を歩き回るようなゲームです。
本来つながっていない錯視回廊を3Dでグリングリンまわして、
つながっているポイントにあわせると人間が歩けるようになる。

そんなパズルゲーム。

正直、こんなところでいくら文字で説明しても、誰にもなんにも伝わらないように思います。

はっきり言って難しいです。

そもそも3Dの空間を2次元で表現してあるはずのイラスト世界であるはずなのに、3Dではなく、もう一度2次元で捉えるというか…。
何十年もかけて、無理矢理脳に「これは3D的な現実なんだよ」と教え込んできたのに、その人生を否定するところからゲームが始まるというか。
子どもの方が直感的に解けそうな気がします。

で、子どもだと楽しくないゲームだと思います。

チュートリアル画面で詰まってしまったゲームなんて初めてです。

  
Video Game レベルファイブ 2007/11/29 ¥4,800

攻略サイトで残ったナゾ4つを終わらせました。
バニッシュ!2つとナイトの旅2つ。
時間かければ解けるんだろうけど、頭脳使わないからおもしろくないので、ズルしました。

全部のナゾを解いたらあらわれる最後の3つのナゾ。
これは、頭使いました。
楽しかった〜。

ついでに前作も引っ張り出してきて、新作に書いてあるパスワードを入力してみました。
・・・ただの設定資料集でした。ザンネーン。

ひょっとして・・。と思って、前作の週間ナゾ通信をダウンロードしてみました。
ありゃまぁ、今年の6月ぐらいからずっと毎週配信していたのね。50個近いナゾをダウンロードできました。
こいつらは、かなりカンタンめなので、一気に全問解いちゃいました。

もうやることが無くなったので
前作に出たパスワードを新作に入れてみました。
ただの16パズルでした。ザンネーン。瞬間で解いてしまいました。
新作の週間ナゾ通信もダウンロードしてみました。
前作とは違うナゾが3つほど来てました。
こいつら・・手、抜いてないな。

次回作はもう製作が決定されています。
それの週間ナゾ通信も違う問題を配信するんでしょうか?
それって、やがて破綻しない?

ま、そんなこんなで、次回作までこのパッケージは開けなくて良くなりました。

あー、次は何をしよう・・・・(仕事しろ!)

  
Video Game レベルファイブ 2007/11/29 ¥4,800

---------(ネタバレあり、注意)--------------

終わりました。

ちょーくだらねぇ。

第1作目のオチも「おひおひ、そんなのありかよ」でしたが、
でもまぁ、「ありえねーーー」と叫びながらも、
ま、予想外の結末ではあったわけですわいのぉ。

もちろん、
このソフトは、ふんだんにちりばめられた、多湖輝の「ナゾ」を解くのがメインで、ストーリーなんておまけみたいなもの。

だからどっちでも良いといえばどっちでも良いんですが、
今回のストーリーはくだらねすぎ。
オチにすらなってないし、
辻褄あってないところだらけ。
急ごしらえなんでしょうかねぇ・・・。

新要素の「ハーブティー」は、素材合成系の要素で、
まぁ、ありかな。とは思ってたんですが、
合成結果を出すには総当たりで試すしかない。
めんどくさい。

また、ハーブティー使って街の人を癒やすんだけど、なんども歩き回らないと、癒やし要求が発生しない。
無駄に歩き回る必要が出て、めんどくさいばっかり。
コンプリートするには、街の端まで行ってから、
また戻ってきて、同じ人に聞くと発生。とか、もーメンドウ。

めんどくさい「おつかいイベント」はキライです。

もう一つの新要素、なんとかカメラってぇの。
とどのつまりは間違い探しです。
うーん、間違い探しねぇ・・・、そんなにやりたくないけど…。
ま、これは、12枚ぐらいだから、まぁ、いいか・・。

肝心のナゾも、数学の問題が多くなった気がします。
一次関数や分数の足し算とか、ね。
なんで、40過ぎてまでこんな計算問題解いてるんだろうなぁ。
って、ふと疑問に思っちゃいました。

力業でいろんな組み合わせ計算しないと解けない問題とかもあったりして、「ナゾ」というより、「いやらしい学校の勉強」って感じがしてなんだかやだぞー。
知恵や発想を鍛える「ナゾ」であって欲しいですぅ〜。

「ストーリーにあわせてナゾを作ってもらいました」ってぇのが、質の低下につながってるんじゃないのかなぁ・・・。

あと、「バニッシュ」なる、玉を飛び越えたら消せるとか言う盤面ゲーム、巷で言う「ペグソリティア」がいくつも出てくるのも、どうかなぁ。
「ナゾ」というより「ゲーム」じゃないの?
ペグソリティアは知ってるし、それを遊ぶんならどこででも手にはいるし・・、そんなのしたくて金払ったんじゃないし・・。
ま、久しぶりだし、懐かしいからいいけど・・。

と、まぁ、けなすだけけなしましたが、
それもこれも、コンプリート目指して、すみからすみまで150個のナゾを全部だそうとしたから、ってだけで、基本ストーリーを追うだけなら、嫌らしい数学問題なんかはすっ飛ばせるので、エンディングは気持ちよく迎えられます(るはずです)。

でも、まぁ。
迎えるのが、あのエンディングじゃねぇ・・・。

----ここから、ネタバレ注意----------------

ま、悪魔の箱のオチもさておき、
街のナゾも置いといて、

最後の最後、恋人からの手紙。
あれがどうにもこうにも納得いかん。

そもそも、ばばあ、子ども産んだら夫の元に帰れば良いんでねぇの?
少なくとも子どもが成人したらもう良いんでね?
ま、それはそれ、百歩譲って、事情があったんだとしましょ。

私がね。
一番許せねぇのはね。
ばばあが先立つときに、残されたダンナに、
「天国で待ってます」って言うでしょ。
あれはダメじゃね?

あのダンナに、それ言うのは、
「後追い自殺してくれ」って言ってね?

ぜんっぜん、愛情感じねぇ。

ダンナほったらかして家出るし、理由を告げない理由も薄弱。
郵便屋が行ったり来たりしてるんなら、手紙かきゃ良いじゃん。

なのに、最後にいい人ぶって、死んでから手紙残すなんて、
なんじゃそりゃ?

シナリオライターが若い女性だと見ましたね。
雰囲気だけで書いていて言葉に深みがねぇ。
全部、うそっぱち。

このシナリオライターは、
「男は子どもがキライなもの」とでも思ってるんでしょうかね?

このシナリオなら、このばばあの本心は、
「ダンナのこと心の底から大嫌い」となりますね。

子どもが出来たことすら旦那に言ってないわけでしょ?
「自分だけが大好きな、わがままごうつくばばあ。」
ってとこですかね。
あるいは、「思いこみ悲劇の主人公」ですかね?

女手一つであたしが育てるのよぉ〜。
あたしが全部苦労を背負い込めばそれでいいのよ〜。
あんなダンナみたいには育てないわ〜。
全部私の思い通りのイイコに育てるわ〜。
でもマジ生活がヤバくなったら頼るから、私が死ぬまでは生きていてね〜。
私が死んだら、すぐに死ね!。ってか?

あほか。

ほんと、そうなっちゃう。

ま、プロット自体の問題が大きいので、
シナリオライターだけを責めるのは、かわいそですね。

街の秘密にしたって、
ありゃ、極論すりゃ、夢オチじゃん。
登場人物全員が全員おんなじ夢見るはずねだろ。
そんなオチで、何十時間も引っ張り回されたゲーマーが納得すると思ってるんのか??あん??!!

ついでにいうなら、
新キャラの声優たちがどうしようもない。

声優の問題と言うよりは演出の問題。

ラストの一番盛り上がっている所とはいえ、
静止画くちパクのシーンで、セリフに間を取らせてどうするの?
間って言うものは、表情や身体表現を伴ってはじめて成立するの。静止画くちパクなら、間を詰めて詰めて芝居しないと、かったるくていけねぇや。
そんな芝居する声優には、ちゃんと演出しなきゃ!

1作目からのメンバーは、その辺押さえている感じはしましたが、単にあんまり見せ場がなかっただけか・・も?

ま、たぶん、演出陣が、1作目のヒットに気をよくして、気を抜いて作業しちまったんだろうなぁ。

-----↑↑↑ここまでネタバレ↑↑↑↑----------

根本的なプロットの問題にしろ、
セリフの一つ一つの洗練にしろ、
演出にせよ、ナゾの質にせよ、
全部がもうちょっとなんとかならんかったのか?

もちろん、決して低級な作品じゃないですよ。
十分水準に達しているし、それなりにオモシロイ。
声優もふんだんに使って、アニメもしっかりしてる。
十分に「大作」だと思います。

なのに、どうしても、「プロダクト」であって、「作品」にならないんだよねぇ。

ちゃんとした文学作品や映像作品のようなゲーム作品って、まだまだ出来ないんですかねぇ。
ま、出版界見ても、ちゃんとした文学作品の数と、どうでもいい出版物の量の差は、歴然としていますが・・・。
せめて、この辺のゲームの質が、もうちょっと質的に底上げされてこないと、いつまでも、ゲームは使い捨て文化でしかないって事になるんだけどなぁ。

いくら「プロダクト」でも、
ひとりひとりがもうちょっとがんばろうよぉ。

〆切破ってでも、良いもの作ろうよぉ〜。

なんか、そういうところがもの足りない「ゲーム」でした。

   
Video Game レベルファイブ 2007/11/29 ¥4,800

レイトン教授の第2弾。
多湖輝の「頭の体操」をストーリー仕立てで解いてゆくってゲーム。
前のがおもしろかったので今回も買っちゃいました。

買ったんだけど、ダウンロードしたのんで遊んじゃう自分。

何をしてるんだろうなぁ・・・。

  

世界樹の迷宮

2007年10月29日 ゲーム
Video Game アトラス 2007/01/18 ¥5,229 「君はこのレビューを参考にしてもいいし、参考にせずにいきなりプレイしてもよい」。そんな独特な語り口が世界をグンと広げる。『ウィザードリィ』や『ブラックオニキス』のような名作ロールプレイングを遊んだ経験者には、昔懐かしい手触りがあるはず。また、この手のゲームを初めて遊ぶ人には、想像力を膨らませる体験を味わってほしい! …

事のはじめは「オトナファミ」という雑誌をなにげに買ったときからである。
その中の「掘り出しエンタ2007」っつー企画では、全く知らない邦画ベスト10や3個ぐらいしか知らない洋画ベスト10なんかが並んでいて、そのあとに、
自分の大好きなゲームが3つほど含まれている携帯ゲームベスト10があって、それのベスト1がこの「世界樹の迷宮」でした。
これはやらねばなるまい。

てなわけで、いまはまってます。
ダンジョンRPGでタッチペン使って自力でマッピングっつー、なんだオールドファンのためのソフトって感じですが、
ただのダンジョン歩くだけなのに、なんてドキドキするんでしょうか。
地味ーな、ソフトですが、結構いけるかも。
好評に付き、この冬第2弾発売だそうです。

1年おかずに第2弾って、そっちはちょっと期待薄・・・。


※ちなみに、携帯機部門でやったことあるのが、水色ブラッド、咲かせて!ちびロボ!、くりきんナノアイランド。
くりきんがなぜ3位なのかは、ちょっとよくわからないです〜。
(って最後までやってないから正確な批評ではないですね。はい)

※最近、最後までやったソフトなんてないよ。
 イラロジVOWぐらいかなぁ。
 あ、ジグソーパズルも全部解いたか。あはは。
 腐ってるなぁ・・・。

  

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