「自分が作ったものは、自分のもので、自分に全ての権利がある。」
子どものころ、それは当たり前だった。

それが本当に正しいのかと思うようになったのは、
パソコン通信で「パブリック・ドメイン・ソフト」に出会ってからだ。

「著作権を放棄することで公的な利益に資する」

はてさて?なんのことやら。
自分が儲けられるのに、儲ける権利を放棄して何の得があるのやら?

とはいえ、便利だ。
ただで便利なソフトがいくらでも使える。
どんどんつかう。
ソフトなんて、無料が当たり前だった。

その次に、青空文庫があらわれた。
「著作権が切れた小説をボランティアが入力し、無料で公開する」

便利だ。

著作権は、作者の死後50年で消滅し、それ以降は誰でもが無料で使え、公の資産とする。

「公共」「おおやけ」「パブリック」
そもそも、日本人に、そんな思想があるんだろうか?

歯ブラシは、ひとり一本だけど、タオルはみんなで使う。
公園は、みんなで使う。
公園を各個人宅で用意するのは、できない。できるのはマイケル・ジャクソンぐらいのもんだ。
ふむ。身の回りにも、公はある。

自分で作ったものは、自分のもんだ。
それが当たり前だった。
自分で作ったものを、他人が自由に使う。
なんだか、わけがわからない。

そもそも
自分で作ったもので、他の人にも便利なぐらい優れたものはあるだろうか?

(未完、途中で保存)



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