名前が悪いのだろう。
この会社を潰して反対派の矛先を納めようとしているのか。

この会社の持っている発電所は3つ。
計画中で投資している発電所が2つ。

計画中は凍結。投資回収の見込みは限りなくゼロ。

持っている発電所

1.敦賀第一発電所
 1970年開始、43年の老朽炉。35万kW。再稼働は無理だろう。

2.東海第二発電所
 1978年開始、35年稼動、すぐ再稼働しても5年の命。
 関東の逆風の中では再稼動に5年近くなるかも。

3.敦賀第二発電所
 1987年開始、26年稼動、116万kWの稼ぎ頭。

この稼ぎ頭が活断層で廃炉となったら、日本原電は廃炉費用だけを抱え、
収入ゼロという株式会社になる。

ふつうに考えれば倒産しかない。


そもそも活断層に関しては、御用学者がバンバン非活断層診断をして儲けていて
それをうらやましげに眺めていた連中が、今回の活断層診断をしている。
勝手にやっててよ。って感じの学者同士の縄張り争いに見える。

頼みの綱の敦賀第二を奪われたら、日本原電だって黙ってない。
訴訟でも何でも起こすだろう。

なんだか、泥沼な原子力行政。

選挙を控えて誰も積極的に動かない。


日本原電が倒産したら、三つの廃炉を誰がやるのだろう?
普通の会社倒産なら、その施設は放置、廃墟化する訳なのだが、それでいいはずもなく、税金が投入されるのだろう。

もしくは、株主の電力会社が費用負担し、電気代に転嫁するのだろう。

使えるものを潰して、子供たちの将来に費用を付け回すのは、どうなんだろうなぁと思う。

でも、「日本原子力発電、倒産!」という見出しが一面に踊れば、反対派の溜飲は治まるのかもしれない。
そうすれば、電力会社保有の原発は再稼動出来るかもしれない。

贖罪羊。

誰かを血祭りにするまで止まらない民衆の怒り。


コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

日記内を検索