HTMLを利用したイントラ内の情報検索システムを作っているのだが、
XPのSP2あたりから、どうにもこうにも、セキュリティのウザイのが出て困る。

将来にわたる記録なので、息の長いファイルシステムを考えると
HTMLが一番息が長そうである。

ただ、HTMLはどうしてもインターネット用が前提になっているので、
有象無象のファイルだらけのインターネット用ファイルは、
ローカルなシステムでは動かないように動かないようにと設定される。

JavaScriptが一行宣言してあるだけで、「セキュリティーがうんぬんかんぬん」

仕方がないので、奥付にエクスキューズだけ書いて逃げていた。


Windows7にもなったことだし、また、ちょいと調べてみた。

いろんな方法があるみたいだ。


1. HTA
html for Application.
インターネット言語をローカルファイルで使うために
単純に拡張子を.htaに変更する。
これで、有象無象のファイルはすべてローカルなファイルです。安全です。
となるらしい。

ただ、営業的に「Htmlで書いてあるから将来的にインターネットにも掲載できますよ。」というトークが出来なくなる。
ま、フォルダ丸ごと拡張子を変更しちゃえば一発OKなのだが…。

ただ、IEしか対応していない事、「戻る」ボタンとかがデフォルトで出ない事。
(調べれば独自コマンドもあるらしいので、クリアできるんだろうが)
いろいろあって、やめておく。

2. ゾーン設定

備忘録として書いておきたかったのは、こちら。

NTFSになって、ファイルはファイルストリームとして
複数のファイルを一つのものとして扱うようになった。

とは聞いていたけど、どゆこと?

発端は、スポンサーから届いたPDFファイルへリンクを張ったら、
セキュリティーで開かない。
調べてみると、本体ファイルにストリームとしてZoneIDファイルがくっついてくる。
ファイルのプロパティでセキュリティ:ブロックの解除という形で現れる。

詳しくは、ここ。
http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/498zoneid/zoneid.html

とすると、
有象無象のファイルではないのに、
有象無象だと言われているので困っているわけだから、
このファイル群を「大丈夫だ」ファイルにすればいい。

ファイルのZoneIDをイントラゾーンに設定すればいいはずだ。

設定は、メモ帳で出来るのだがコマンドプロンプトからでないと開かない。
notepad [ファイル名]:Zone.Identifier と打ち込む。

Zone.Identifierというストリームファイルがなければ、新規製作するか?と聞いてくる。

中身の書式はこれ。

[ZoneTransfer]
ZoneId=3

ここで、数字は、
0 マイコンピュータゾーン※解除と同じ
1 イントラネットゾーン
2 信頼済みサイトゾーン※マイコンピュータゾーンの扱い
3 インターネットゾーン
4 制限付きサイトゾーン

もちろんこの機能はNTFSで拡張された機能であるから、
FATでフォーマットされたHDDなどに保存されると消えてしまう。
なんだかなぁ。

試しに、1ファイルだけイントラゾーンに設定してみた。
セキュリティの警告が出ずに、立ち上がる。
ただし、リンク先に移動しない。ゾーンが違うのだ。
関連する全ファイルに設定しなければ動かないのだろうと容易に想像できる。

はてさて、
しかしながら、画像も含め、全ファイルを一個一個設定なんてしてられない。
で、Vectorで「zoneid」で検索すると。

http://www.vector.co.jp/soft/winnt/net/se376461.html

てのが出てくる。
あ、そっか、バッチで出来るか。

てなわけで、備忘録終了。仕事に戻る。




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