たぬき

2013年2月10日 日常
何かが思い出せないまま、信楽焼の狸の傘立てを見ていた。

この傘立ては、越してからずっとある。
なにかタヌキの謂われみたいな事が思い出せない。


フクロウの置物が流行っていた理由は「不苦労」なのだそうだ。
梟の置物を置いておくと、苦労せずに過ごせる。
そんな縁起物としての人気である。

たぬきも何かそんな語呂合わせがあって、人気があったはずだ。
何かよくわからないなと思いながら、信楽焼の狸の傘立てを見ていた。
雨の日にしか見ないから、傘を取る瞬間にしかそのことを思い出さない。
20年ぐらい使ってきて、この間、思い出した。

「他抜き」だ。

他の人を出し抜いてでも勝つ。それがタヌキ。


なんだかなぁ。新自由主義みたいだなぁ。
新自由主義といったら小泉氏とか安倍氏とか前原氏とか
紺のスーツでパリッとした男前で、
見た目で誤魔化しながら一人勝ちするイメージだったんだが、
タヌキかぁ。

タヌキ親父といえば、茶色のスーツで太ってて、愛想が良くて、腹黒い。そんなイメージ。


新自由主義のタヌキ親父。一番やなタイプだなぁ。いいとこ無いなぁ。


この狸の傘立て、どうにかしたいなぁ。


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