熱中症が一番増えるのは、6月後半。
涼しかった身体が暑さに慣れないときにかかりやすい。
夏の盛りでも、エアコンの効いた部屋から外に出たときになりやすい。
逆に、毎日炎天下で作業をしている人はなりにくい。

これは、冬に「ヒートショック」と言われているものと同じ原理だ。
気温の急激な変動に身体が付いていかず、血圧や血糖値が急上昇急下降して起きる。
要するに、急激な気温変動が良くない。

では、なぜ、冬はヒートショックで、夏は熱中症なのか?

冬にヒートショックと言うと、寒いトイレやお風呂場に暖房を入れるし、
夏に熱中症と言うと、部屋中にエアコンを入れる。
結局、エネルギーをたくさん使って、エネルギー会社が儲かるワードなのだ。

夏にヒートショックと言うと、温度差をイメージするから、エアコンを控える。
エネルギーが消費されない。

あー、なんてわかりやすい消費社会。


反原発を説くならば、熱中症という電力会社用語は使わず、ヒートショックと言うようにしよう。

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