ホント、関東の人は、この震災で怖い目にあったんだろうな、と思う。

怖い!と思った瞬間から、どんなデマでも信じて流してしまう。

関東大震災の時に「朝鮮人が火を付けた」とデマが流れ虐殺が起きたのと同じ構図だ。

デマや暴動が起きないように、政府は情報をコントロールする。
震災直後、誰も放射能の事を知らない時と、現在のように、国民の誰もが放射能に関する知識を得、自ら解釈でき、パニックが起こらない時期とは、政府も情報の出し方が違う。
あの時、正しい情報を流さなかったからと、いつまでも政府の言うことは全て嘘だという人たちがいる。
「直ちに健康に被害はない」この一言に恨みを持っている人はたくさんいる。
しかし、あの時、国民全体の知識のない時に、「放射能による健康被害が懸念される」などと発表したら、皆の心の傷は、こんなもんじゃ済まなかっただろう。

この間、浄水場にホルムアルデヒドが検出された際にも、「放射能で塩素がホルムアルデヒドに変化したのだ」というデマが流れた。
その前には、「ビッグマックを食べると放射能特有のジャリジャリ感がする」などという、デマも流れた。
こんな稚拙なデマさえ信じ、拡散させる拒否感。

関東の人は、
ほんとうに、怖かったんだろう。

地震で怖かったのに、続けざまに放射能、ほんとうに、怖かったんだろうと思う。

「大丈夫だよ。もう、怖くないからね。」

そう言って安心させてくれる大人は居ない。
本当は、もう大丈夫なんだけど、「嘘つき!」と言われるのが怖くて、だれも大人になれない。
いつまでも、怖がっていても、何も始まらないし、怖がるだけ損だ。
誰かが「もう大丈夫」そう言ってあげないと、国民という名の子供達は、いつまでも怖がってばかりいる。

こんなことじゃ、ダメだ。

への突っ張りにもならないかもしれないけれど、
無責任なおっさんが断言してやろう。

「もう大丈夫だよ。
 これ以上、大きな地震は、東日本にはこないよ。
 来るのは、これまでより小さい余震だけだし、どんどん小さくなる。
 怖がらなくても、もう、大丈夫。」

「原発も大丈夫。
 今回一番反省しているのは、原発の現場の設計者や技術者たち。
 もう、なにがあっても、事故は起こさない!と真剣に考えている。
 再稼働しても大丈夫。
 震災の前の日まで40年も無事故で動いてきたんだし、
 新しい課題と、対処法も見つけた。
 大丈夫。
 未来は、みんなの力で、必ず明るくするから。
 心配しなくて、大丈夫。」


こういうことを、しっかり、言い続ける大人が、あまりに少ない。

明るい未来を信じる事。
明るい未来に向かって進むこと。
バカみたいでも、それを続けないと、明るい未来は来ない。

不安を煽るデマばっかり調べてると、不安神経症になるよ。

不安を見るより、自分の夢を見て、そっちへ歩き出そう。


僕みたいな無責任なおっさんより、
日本のリーダーが、国民に向かって、明言してくれたら、
もっと救われる人は多いと思うんだけどなぁ。

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