カジノ

2012年4月20日 日常
私はギャンブルが嫌いだ。
だから「カジノを作れ」という政治家がキライだった。
しかし、大王製紙だ。
ようやく「カジノを作れ」の意味がわかった。

アメリカの横槍か新なんチャラ主義が知らんが、累進課税が緩くなったせいで、税収の落ち込みが激しい。
大金持ちは、最高70%払わなければならなかった税金が、
最高40%まで下がった。

これまで、30%しか使えなかったものが、60%使えるようになった。
大金持ちの所得倍増計画である。

これで、内需が拡大する。
という触れ込みだったが、ふたを開けてみると、大王製紙だ。
日本の大金持ちは、海外のカジノで湯水のように金を使う。
もちろん、日本に金は落ちない。
貧乏人の懐は寒くなるだけだ。

雇用すら産まない。

もちろん、馬鹿な金の使い方しか知らない、日本の金持ちの思想的貧困こそが問題なのだが、日本の金が海外に流出して、内需を圧迫しているのなら、急場しのぎでも「カジノを作れ」は非常に正しい。

だが、ギャンブルは禍根を産み出す装置だ。
政府の管理は絶対に要る。
所得の低い人間には参加できない仕組みづくりが不可欠だ。

1000万円の預託金がないと参加できない。
とか、
自家用ヘリでしか行けない。
とか、
そういう工夫だ。

もちろん、目の肥えた金持ちが行きたくなるような、場作りは不可欠。
日本の絶景ポイントに豪華な施設を作り、一流の文化を発信し、育てる機能も必要だ。


ま、政府がそんなもの作ったら、マスコミは確実に叩くだろうな。



やっぱり、累進課税を元に戻した方が、良さそうな気がする。






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