これだけの高熱が出たら怖かったもんだ。
しかし、インフルエンザは経過がはっきりしているから、何も怖くない。
枕元にiPodがあってネットにつながってるから疑問はいつでも解決できる、というのも気を楽にしてくれる。

抗インフルエンザ薬に関しては、疑問が残る。
発症した日では判定薬が使えない。
二日目になったら、高熱はすでに出ている。
抗インフルエンザ薬では熱に対処できない。
結局訳に立つのは、氷まくらと解熱剤だ。
抗インフルエンザ薬を使って二日で熱が下がる。
使わなくても二日ぐらいではないのか?
結局、抗インフルエンザ薬は何をしたのだろう?
医者の懐が暖まり厚生保険という国家の赤字が増えただけなのか?
重症化しなかったから、呑気な事を言ってられるんだとは、わかってはいるが。

スポーツ用のアイスバッグは便利だ。
氷マクラは必須だ。多分3つとも使っていたと思う。

インフルエンザウイルスは脂でできたエンベロープに包まれていて、エンベロープが破壊されると感染しなくなる。
エンベロープは油なので、洗剤やアルコールで簡単に壊れる。
紫外線にも弱いので、シーツなども普通に洗えば良いし、くしゃみ跡が付いていても、それから感染することは、ほとんどない。
だから、手洗いの有効性にも疑問があるという説もある。
え?なら、いったい、何から感染しているんだ?
マジで誰かがばら撒いてるの?
飛沫感染とキスぐらいしかおもいつかない。

5日ほど寝てたが、「みんなといっしょ」はフレンド61人に増え、「アンチャーテッド」は1章から32章まで進んだ。

体温が40度も超えると脳細胞のタンパク質が固まり始める。
頭の中で記憶が幼少期へと遡ってゆく。大事な記憶を護るために原初記憶をテンポラリー脳で反芻し、記憶強化を行っているのだろう。
脳は、動画圧縮と同じ手法で記憶を圧縮する。
原初記憶はベタ画像として保存し、分解し、後期記憶はそのインデックスの組み合わせとして記憶する。原初記憶が壊れると、それに紐付られた記憶全てに欠損が生じる。それは困る、と原初記憶を何度もリード・ライトを繰り返し守ろうとする。

熱が下がると頭の中がスッキリした気がする。
何かが壊れたのだろう。
思い出すと、思い出せる。一度思い出すと、スッと出る。
脳って面白い。
多分、私は病気前よりかなり脳天気になってるはずだ。
一番新しくて不要なものを忘れちゃったはずだ。

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