「第四次産業」という妄想
2012年1月17日 日常 コメント (4)新年早々、大風呂敷な妄想をした。つくづく、めでたい頭である。
不景気である。
理由はわかっている。
情報革命によりホワイトカラーの労働力が不要になったのである。
産業革命で何が起こったのか?
第二次産業で工場労働者が不要になり、街に浮浪者があふれかえった。
情報革命で、ホワイトカラーが不要になり、リストラの嵐だ。
情報革命が最初に打撃を与えたのは、第二次産業である。
生産計画、販売計画、市場動向、これまでホワイトカラーが、半ば手工業的に調整してきた作業は、情報革命により人間不要でより正確な調整が可能となった。
第二次産業は、究極形態に近づきつつある。
ロボット工学が発展し、無人工場化すれば究極である。
それ以上の発展は、難しいのではないか?
産業革命の労働力の受け皿として、人々が仕方なく選んだ第三次産業は、現在、大きな力となっている。
第三次産業の定義は、「第一次、二次産業以外の産業」だそうだ。
なんとも、おおざっぱだ。
これまで手工業のように運営されてきた第三次産業は、これから情報革命により、大きな変化を受けるだろう。
金融業界では、情報分析から運用まで自動化されるだろう。世界中の金融情報を分析し、市場予測をするコンピュータはすでに運用を始め、効果を上げ始めている。そのコンピュータを持っている人間だけが儲かる仕組みだ。
金融業界は、戸別訪問する営業マンだけが残るに違いない。
流通業界は画一化され、店舗から人が消えてゆく。店舗すら不要になるかもしれない。
情報革命により、これから第三次産業は、大量のリストラを行い、
合理化が推し進められ、花形産業として、どんどんのし上がってゆくだろう。
第二次産業がたどってきたように、様々な「キカイ」が産み出され、「カイゼン」は究極まで推し進められるだろう。
利益効率はどんどん良くなり、労働者はどんどん減るだろう。
これからしばらく、花形を務める第三次産業も無人工場のようになるのは、間違いない。
人は、何をすればよいのか?
そして、妄想した。
いま、必要なのは、「第四次産業」だと。
このワードは、政治家が発するのが良いと思う。
いまは金にならないかもしれないが、雨後の竹の子のように大量の起業家が現れ、さまざまな分野の仕事を開拓しなければならない。
政府は、第四次産業の開拓に真っ先に挑んでいかねばならない。
そして、起業家を応援しなければならない。
第四次産業とは何か。それはまだわからない。
一ついえるのは、「コンピュータにはできない仕事」でないと意味がない。
感動産業、思いやり産業、笑顔産業、そんなようなものではないだろうか?
美術品であったり、介護産業だったり、交流産業だったりするのだろうか。
逆にコンピューターの中のバーチャルな世界を構築する作業かもしれない。
コンピュータの中に世界が作られる。
犯罪があるなら、警察は必要だ。なら、防犯会社も必要だろう。探偵も必要になる。
ウイルスがあるなら、医者が必要だ。健康管理の人材も必要だろう。
出会いがあり、別れがある。癒しも必要であり、人生相談も必要だろう。
誰かのために何かの仕事をすれば、報酬は必要だ。
バーチャルとリアルが結びつき、大量の財を生み出す。まだまだ、コンピュータ社会は、始まったばかりだ。
ここで大切なのは、バーチャルであれリアルであれ、第四次産業に必要なのは、「コンピュータプログラムで代替できない」という要件だ。
バーチャル世界であっても、都度必要な人間がやらないといけない作業。
そういうものが、第四次産業の必須要件となるだろう。
「第四次産業の発見」
これこそ、政府が、今、やるべきことだと思う。
野田首相。こんな事言う勇気あるかね?
宇宙人鳩山なら言いそうだな。
ま、実際は、リストラされたお父ちゃんたちが、必死になって見つけるんだろうけどね。
不景気である。
理由はわかっている。
情報革命によりホワイトカラーの労働力が不要になったのである。
産業革命で何が起こったのか?
第二次産業で工場労働者が不要になり、街に浮浪者があふれかえった。
情報革命で、ホワイトカラーが不要になり、リストラの嵐だ。
情報革命が最初に打撃を与えたのは、第二次産業である。
生産計画、販売計画、市場動向、これまでホワイトカラーが、半ば手工業的に調整してきた作業は、情報革命により人間不要でより正確な調整が可能となった。
第二次産業は、究極形態に近づきつつある。
ロボット工学が発展し、無人工場化すれば究極である。
それ以上の発展は、難しいのではないか?
産業革命の労働力の受け皿として、人々が仕方なく選んだ第三次産業は、現在、大きな力となっている。
第三次産業の定義は、「第一次、二次産業以外の産業」だそうだ。
なんとも、おおざっぱだ。
これまで手工業のように運営されてきた第三次産業は、これから情報革命により、大きな変化を受けるだろう。
金融業界では、情報分析から運用まで自動化されるだろう。世界中の金融情報を分析し、市場予測をするコンピュータはすでに運用を始め、効果を上げ始めている。そのコンピュータを持っている人間だけが儲かる仕組みだ。
金融業界は、戸別訪問する営業マンだけが残るに違いない。
流通業界は画一化され、店舗から人が消えてゆく。店舗すら不要になるかもしれない。
情報革命により、これから第三次産業は、大量のリストラを行い、
合理化が推し進められ、花形産業として、どんどんのし上がってゆくだろう。
第二次産業がたどってきたように、様々な「キカイ」が産み出され、「カイゼン」は究極まで推し進められるだろう。
利益効率はどんどん良くなり、労働者はどんどん減るだろう。
これからしばらく、花形を務める第三次産業も無人工場のようになるのは、間違いない。
人は、何をすればよいのか?
そして、妄想した。
いま、必要なのは、「第四次産業」だと。
このワードは、政治家が発するのが良いと思う。
いまは金にならないかもしれないが、雨後の竹の子のように大量の起業家が現れ、さまざまな分野の仕事を開拓しなければならない。
政府は、第四次産業の開拓に真っ先に挑んでいかねばならない。
そして、起業家を応援しなければならない。
第四次産業とは何か。それはまだわからない。
一ついえるのは、「コンピュータにはできない仕事」でないと意味がない。
感動産業、思いやり産業、笑顔産業、そんなようなものではないだろうか?
美術品であったり、介護産業だったり、交流産業だったりするのだろうか。
逆にコンピューターの中のバーチャルな世界を構築する作業かもしれない。
コンピュータの中に世界が作られる。
犯罪があるなら、警察は必要だ。なら、防犯会社も必要だろう。探偵も必要になる。
ウイルスがあるなら、医者が必要だ。健康管理の人材も必要だろう。
出会いがあり、別れがある。癒しも必要であり、人生相談も必要だろう。
誰かのために何かの仕事をすれば、報酬は必要だ。
バーチャルとリアルが結びつき、大量の財を生み出す。まだまだ、コンピュータ社会は、始まったばかりだ。
ここで大切なのは、バーチャルであれリアルであれ、第四次産業に必要なのは、「コンピュータプログラムで代替できない」という要件だ。
バーチャル世界であっても、都度必要な人間がやらないといけない作業。
そういうものが、第四次産業の必須要件となるだろう。
「第四次産業の発見」
これこそ、政府が、今、やるべきことだと思う。
野田首相。こんな事言う勇気あるかね?
宇宙人鳩山なら言いそうだな。
ま、実際は、リストラされたお父ちゃんたちが、必死になって見つけるんだろうけどね。
コメント
もっと考えを進めてみてください
日本円に兌換可能な「仮想円」を発行するというものです。
V-enかな?
インターネット上では、Paypalやクレジットカード会社が通貨の代わりをやってますが、日本国自身がバーチャル世界上で通過を発行するというのは、いかがでしょう?その信頼感は絶大なはずです。世界貿易ではドル建てが主流だけど、インターネットでは、V円がデファクトスタンダードを取る。と。
paypalはつぶれるな・・・・・。
でも、たまさんそれって・・・キカイが凄く得意な分野では?
って少し思いましたが(笑)仕組み作りのところは人間の発想・・・ですね。
一つ考えて欲しいのが、今の国に関わらせると単式簿記での新事業になります。
コストが高くつくかと。もとい使いこむのであまり人員を割かせてはダメです。
な上で、複式簿記でしっかりと経理させることに我々が成功したとしたら・・・
あくまでシステム運用は民間で競争させる前提で考えれば面白いですね。
現状の問題点は・・・囲い込みや縛り、それとリスクをこちらが負うことになる点
です。
経済が流れるようにする仕掛けを考えたいですね
これは、第四次産業の話じゃなくて、第三次産業で日本が勝つ方法論でした。
思いついたのは、全然違う話ですな。