いま考えると、最初の頃に守っておけば良かった。と思うことがある。

若い頃から宵っ張りで風呂なんて深夜にしか入らなかった。
ところが共同生活をするようになると、風呂の順番が問題になる。

あの頃は、「そんなの好き勝手に入ればいいじゃん。」と思っていたが、女性にしてみれば、「自分よりあとに入られたくない。」という思いがある。それには気付かなかった。

自分の陰毛やら、生理後のなにやら、見られたくないことは多いのだろう。

家族4人になると、一人1時間見当で、全体だと4時間。11時終了だと7時から入らなければならない。女性陣が「あとに入りたい。」ということになると、家長は7時とかには入らなきゃならなくなる。

晩飯の時間も「好き勝手でいいじゃん」と思っていたが、洗い物は一回ですませたいものだ。自然と「晩ご飯は7時」などというルールができる。
7時に晩ご飯なら、7時に風呂は入れない。

食後、1時間は、風呂に入らない方が健康には良い。

昔の家庭では、会社が5時におわり、6時に家に着き、風呂に入り、7時に晩飯、8時から子供達が風呂に入り、女性陣が9時頃風呂に入り、就寝。
という、安定した時間の流れがあったのだろう。

そういう「常識」に無頓着だった。

わが家では、そんなルールが壊れている。
壊したのは私だ。

子供が夜中に入り、女性陣は朝から風呂に入る。

私自身は、いまでは、家で風呂には入らなくなってしまった。
ランニングあとなどに、シャワーを浴びるだけ。
湯につかるのはジムやサウナばかりだ。

ああ、若い頃忙しさにかまけて、ちゃんと家に帰らなかった。
あのツケが今頃回ってきている。

他人と他人がちょっとずつ摺り合わせて生きてゆく。
時間を守る。
これは、他人同士がトラブルを起こさずに生きていく最低限のルールだ。

そんな事すら、教えられずに育ってきた。


反省しつつ、今を生きる。


シャワーを浴びながら。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

日記内を検索