放射能は訓練で乗り越えられる
2011年8月19日 日常「人間はたくましい生き物なんだ!」
奈良県立医科大学 大西武雄
(出典 Mook "We are 宇宙兄弟")
ICRPの規定では年間3ミリシーベルトが上限。
自然界から年間2ミリシーベルト浴びているので
それを引くと年間1ミリだ。
ところが、宇宙飛行士はわずか3日で3ミリを浴びてしまう。
なのに、何の対策も取られていない。
この記事を読んで、ちょっとほっとした。
「あっちの基準やこっちの基準で、結局正しい基準が不明だなぁ。まだまだ研究はこれからなんだなぁ」と理解していたけれど、「正直なところ、個人差が大きい。」って事もあるわけだ。
太陽光線という放射線を大量に浴びている人は、原発の放射線にも強いかもしれない。
その辺も含めた、疫学調査を日本国は今後80年程度継続してもらいたいものだ。
ガン発症率だけでなく、野良仕事を多くしていた人の発症率とか、あらゆる可能性を考えて調査記録を残し、後世に役立てて欲しい。
その大仕事を成し遂げたら、日本は世界有数の放射線治療大国になって、世界をリードできる。
もう一つ考えたのは、これ。
小麦色の肌と、美白ブーム。
紫外線で皮膚ガンが起きるからと、今は美白ブームの真っ最中。
でも、年中小麦色の肌の人は、皮膚ガンにもなりにくいという事実は喧伝されていない。
要するに、
小麦色の肌と、
美白だと、
「化粧品会社は、美白の方が儲かる」
のが美白ブームの原因である。
でも、いくらこの事を、世の女性達に忠告しても鼻で笑われるだけだ。
そう、彼女たちは、トレンドの中で生きているからだ。
学術的に正確かどうかではない。
トレンドに合わないことは間違いなのだから。
奈良県立医科大学 大西武雄
(出典 Mook "We are 宇宙兄弟")
宇宙飛行士は1日に約1ミリシーベルトの放射線を浴びている。にもかかわらず、その対策は特にないという。「今のところ必要ないから」と大西さん。え、それって、大丈夫なんですか?
ICRPの規定では年間3ミリシーベルトが上限。
自然界から年間2ミリシーベルト浴びているので
それを引くと年間1ミリだ。
ところが、宇宙飛行士はわずか3日で3ミリを浴びてしまう。
なのに、何の対策も取られていない。
「宇宙飛行士の職業病にガンが挙げられたことはないし、帰ってきた宇宙飛行士のリンパ球数を調べても減っていない。そのくらいの量では健康を害するまでには行かないね。」
「放射線って何か知ってるか?赤外線、紫外線の仲間なんだよ。紫外線で皮膚ガンが起こる。放射線も紫外線もある程度は細胞を傷つける。 」
「けどね。もともと人間の体はガン抑制遺伝子っていうのを持っているんだよ。」
ガン抑制遺伝子=p53は、細胞が傷ついたとき、ガンにならないように修復したり、傷ついた細胞からガンにならないように働きかけたりする。日焼けしてもそのうち治まったり、皮がむけたりするのはp53のはたらきによるものだ。
「放射線でも、p53が同じ働きをする。ちょっとの量を浴びて少し細胞が傷ついても、人はそれを直す力を持っている。直せる以上の紫外線を浴びたら皮膚ガンになるし、放射線も同じでp53の能力以上の量を浴びたら危ないよ。
「ラットを宇宙に持っていくと、p53の動きが地上よりも活発になることがわかった。治そうとする力が強くなる。」
「いずれにしてもわかっているのは、ストレスが加わると、治そうとする力も強くなるということ。
もう紫外線ではほぼ証明できている。少ない紫外線を浴びて肌を黒くしておけば肌の細胞を守る準備ができるから、次に紫外線を浴びても細胞は傷つかない。今は放射線で実験中。低線量をあてておいたら、次に強い放射線が来たときにダメージが少なくできるかどうかを調べているんだよ。」
この記事を読んで、ちょっとほっとした。
「あっちの基準やこっちの基準で、結局正しい基準が不明だなぁ。まだまだ研究はこれからなんだなぁ」と理解していたけれど、「正直なところ、個人差が大きい。」って事もあるわけだ。
太陽光線という放射線を大量に浴びている人は、原発の放射線にも強いかもしれない。
その辺も含めた、疫学調査を日本国は今後80年程度継続してもらいたいものだ。
ガン発症率だけでなく、野良仕事を多くしていた人の発症率とか、あらゆる可能性を考えて調査記録を残し、後世に役立てて欲しい。
その大仕事を成し遂げたら、日本は世界有数の放射線治療大国になって、世界をリードできる。
もう一つ考えたのは、これ。
小麦色の肌と、美白ブーム。
紫外線で皮膚ガンが起きるからと、今は美白ブームの真っ最中。
でも、年中小麦色の肌の人は、皮膚ガンにもなりにくいという事実は喧伝されていない。
要するに、
小麦色の肌と、
美白だと、
「化粧品会社は、美白の方が儲かる」
のが美白ブームの原因である。
でも、いくらこの事を、世の女性達に忠告しても鼻で笑われるだけだ。
そう、彼女たちは、トレンドの中で生きているからだ。
学術的に正確かどうかではない。
トレンドに合わないことは間違いなのだから。
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