校庭の除染、土建屋の思う壺
校庭の除染、急ピッチ 福島の半数の公立校で実施・計画
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201108100660.html

(写真)夏休み中に、取り除いた表土を埋めるため、深さ1.5メートルまで掘り下げられた校庭。


今日の朝日の一面。
1.5mも掘り下げられた校庭の写真。

キチガイ沙汰だ。

拒否反応でパニックになっている。
土建屋の親が騒いだんだろう。

まず、なぜ1.5mも掘らなければならないのか?
雨で染みこむとか言われたんだろうが、
水は染みこんでも、汚染物質は表面を流れ去る。
もし除染するとしても、10cm程度じゃないのか?

国は表土除染の工事基準を早急に策定する必要がある。

このままでは、土建屋の口車で無駄な金を垂れ流す
日本の土建行政と同じ事になる。
掘って埋め戻すだけで何も生みださない。
賽の河原の石積みだ。


次に、
これほどの「汚染土」を生産してどうするのか?
汚染されているのは表面の数センチなのに
除染のために掘り返した土は「汚染土」の烙印が押される。
1.5m×校庭の広さというととんでもない量の汚染土が生産される。
もちろん、「汚染土」を受け入れる自治体はない。

「あとのことはどうにでもなる、国に頼めばいい。子供の安全だ」
などと血相を変えている土建屋のPTA連中の真っ赤な顔が想像できる。

キチガイだ。

最後に
校庭だけ除染しても、すぐに汚れる。
フクイチからはいまだに放射能が吐き出されている。
街中に汚染物質が降り積もっている。
校庭だけを除染しても、風が吹く度に、汚染される。

一番いいのは、毎日そうじをすることだ。
ホウキでそうじをする。
毎日する。
継続以外に、街全体を美しくする方法は無い。



さて、文句だけ言っていても仕方ない。
私なら、校庭の除染をどうやるか。

まず、ボウリングだ。
基礎を掘るような重機で縦穴を掘る。
そこから土を得る。
表土を薄く削る。どれぐらいが最適かは国が決める。
きっと数センチだ。
削り取った土は縦穴に埋める。

縦穴の上には記念碑でも建てておこう。
「この下放射線物質有り近寄るな、記念の碑」




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