放射性物質を含む食肉流通が問題となっている。

放射能対策なんてこれまでやってなかったんだから
出てきて当たり前である。

普通の食品安全は、国が方針を決め、事業者が測定し、地方自治体が検査する。

ところが放射能に関しては、
事業者も地方自治体も機材もなければ人員もない。
すべてこれから始めるのである。

漏れが出て当たり前である。
それは、以前の日記にも書いた。

日本全国津津浦々にベクレル計を配備するのに何年かかるんだろう。
フル稼働しても追いつかないに決まっている。
しかも、人材育成。人件費の計上、価格への転嫁。流通の理解。
やるべき事だらけだ。

その間も、日本全国津津浦々に、あらゆる食品が流通する。
沖縄に逃げようが、離島に逃げようが、無駄である。

さて、
今回は、そんな事を踏まえて、もっと暴論を書きたい。

ベクレル計で汚染と診断された肉牛がもったいない。
という話を書きたい。

内部被曝は、経年蓄積量が問題なのである。
人間、一生の間に、何ベクレル食べるかが問題だ。
幼子はできるかぎり低線量のものを食べさせたい。

私なんか本日50歳を迎えた。
子供も二十歳だし、生物としての責任は果たした。
そろそろ、かなりのベクレルを食べてもいいと思う。

老人ホームで暮らすお年寄りとかはどうだろう。
今から放射能の影響で癌が発病する危険性が高まる。
といっても、一笑に付されそうだ。

もちろん、気にするお年寄りも居るので、暴論だ。
暴論だが、あえて書く。

ベクレルに数段階基準を設けて、
「幼児・未成年用」「50歳以上用」「老人用」などを流通させてはどうだろう?
老人ホームのみに流す食肉。というイメージだ。もちろん価格も変える。

かなり、反論を買うとは思うが、科学的には、安全基準として正しいはずだ。
「生涯摂取ベクレル」という基準だ。

もちろん「安全」は大丈夫でも、こころの「安心」という面では、良くないのは分かっている。
しかし、ベクレル計でサンプル調査してNGだと、すべて捨てることになるのはあまりにもったいない。

現在は、食肉が問題になっているが、藁だけの問題なので、すぐに解決できる。
しかし、今後、海産物に関しては、どんどん深刻化してくるはずだ。

ベクレル値が幼児にはちょっと高いけれど、めっちゃイキの良い魚。
これを、食べる方策を講じるべきではないか?
私は食べたい。

そんな柔軟な方策は取れないものだろうか。



PS
「ヤミ肉」や「ヤミ魚」が出回るんだろうな。
どこにでも悪い奴は出てくるものだし。
生肉では「闇ユッケ」や「闇生レバーを食わせるところを探し回ることになりそうだ。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

日記内を検索