おろし

2011年7月6日 日常
どうにもこうにも理由がハッキリしない。
誰も、ハッキリと「ここがこうだからダメなんだ。」と、言わない。
田原総一郎ですら、ダメらしい。でおさめている。

小沢との関係ならタイミング的に変だし、
もう、誰も彼も、
はっきり理由を言わずに、「とにかくダメなんだ。」の一点張り。

ここまでくると「菅は狂った」という想像が出てくる。
それならオフレコになるだろうが、それなら、ここまで居座れるはずもない。
ホント、何だろう。

震災対策が進んでいないと人は言うが、やるべき現場は、どんどん進んでいる。
自治体の首長は必死だし、要請は国がどんどん対応し次々形になっている。
そもそも一番上の人なんて人は、そんな事を決める人ではない。
もっと大きな事を動かすためにいる。

私自身の印象で言うと、
菅氏がダメだと、最初に思ったのは、震災の初日に現場をみたこと。
あれは心に傷を負う。
激務の始まる時に、心に傷を負うような事をした。
これが間違いだ。

そして、2つ目、国民に対する首相会見の酷さ。
もう、管ダメと確信した。

まあ、PTSD状態では、あんな会見にならざるを得ないだろうとは思うが
やるべき事を出来なかった。これで、ダメ菅決定。

イメージ的には、ここから菅下ろしにすんなり繋がるのだが、
ちょっと間をおいて始まった菅下ろし、なんかすんなり繋がらない。

ダメ菅と菅下ろしにギャップがある。菅下ろしは何か気持ち悪い。


少なくとも3種類以上の思惑が渦巻いて一致したように思える。

だから、理由がみえない。

自民党、これは明確にある。
民主党内の足引き。これはかなりグチャグチャしているが、つねにある。
しかし、
管以外が全て敵というのは、これだけじゃ説明がつかない。
自民から一人引き抜いて、共産党、社民党を足すと参院で自然エネルギー法案が通る。
そんな技を出しても、菅下ろし。

つまり、今居る議員全て、「それじゃ困る」のだ。

なんだ?

たぶん

「東電をヘッドとする経済界の利益誘導に真っ向から反発するキチガイ菅首相。」

それが理由なんだと思う。

原発の再開シナリオを描き、原発を旧に復する。
それが通常の首相の仕事。それを拒否するキチガイ首相。
無視して再開へひた走る経産省。
そんなところか。?。

では、なぜ、小沢は菅を最期に助けたのか。
小沢は、その先も見ている気がする。

チームタイガーは解放同盟。
今回の事件は、誰が仕組んだのか。
菅下ろしの一環と単純に考えていいのか?
民主党のアキレス腱をさっさと切ったんではないのか?
あんな男、ずっとあんな風だった事は想像に難くない。
これまでオフレコだったのが、なぜ、今なのか。

民主党内で粛清の嵐が吹き荒れているのではないか?
そんな事も考える。


そもそも「おろし」とはなにか。
古くは三木下ろし以来、何度も「おろし」はやって来た。
自民政権末期から、「おろし」は恒例行事化してきた。

「おろし」を選ぶ議員の心。
その後に欲が産まれる。

「おろし」と議員の欲。その力学をかんがえている。




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