あっけない幕切れ。(続、カラスとの戦い)
あっけない幕切れ。(続、カラスとの戦い)
昼過ぎ、カラスの鳴き声が異常だ。
無数のカラスが舞っている。

今度は何をしでかしてるのかと、屋上へ駆け上がる。

ドアを開いたとたんに目に飛び込んできたのは、電線に逆さにぶら下がるカラス。

あっ、えらいこっちゃ・・・・・。

カラスは逆さにぶら下がらない。
電線で感電死したに違いない。
えらいこっちゃ・・・。

位置は、置き直したナデシコのポット真っ正面。
カラスにしてみれば、ナデシコの位置が変わった。何だろう?興味津々。
一番良い位置で狙ってみよう。

そして、感電死。

今朝の出来事で、カラスってやつは、
3歳児の暴走族みたいな脳みそだと思った。
知恵はあるが、自分のことしか見えず、
ワガママが通らないと暴れ回る。

カラスとの知恵比べ。なんて事を考えはじめていて、
これからゆっくりと付き合ってゆくか。
なんて事を考えはじめていたのに、あっけない最期。


人死にが出た~。って感じで、周囲のカラスがどんどん集まってくる。
その数、何十羽。
周囲のビルの上縁がカラスで埋め尽くされてゆく。

周囲に飲食店が多い。
飲食店のカラス並みの脳みその店員達は、
自分のことしか考えず、ゴミをほったらかしにして帰るせいで
こんなにカラスが増えてしまった。

ごみ箱が汚いので、触りたくない
ごみ箱の前にゴミ袋を置いておいてもいいだろう。
そんなカラス並みの手前勝手さ、だらしなさが蔓延している。
街は、人も鳥もカラスだ。

無数のカラスがギャーギャーと見守る、
ただならぬ雰囲気の中、関西電力へ電話。処理を依頼する。

電柱の一番上に通っている、4本組の高圧線。
そこでカラスは死んでいる。
被服はしてなかったのだろうか?

やってきた、担当者に聞いてみると、被服はしてあるが、たまたまその位置で電線を継いであって被服テープで巻いてある部分だったそうだ。
テープが老朽化していたところにカラスが留まって感電死。と言うことらしい。

「場合によれば、停電や大事故になるところ、ご連絡いただきありがとうございます。」と感謝された……。


あのカラスは、きっと、いつもウチで遊んでいたカラスだ。

これから交流が始まるかもしれないと思っていたのに、
なんだか、残念なような、
これで平和が訪れるのかと安心したような、
明日から、別なカラスが来るのか?
なんて不安も抱えながら、

今日という日は、終わってゆく。





コメント

霧木里守≒畑楽希有(はたら句きあり)
2011年5月19日4:48

 ……なにか……(^^;)……

 シュールな一日だったようで……



 お疲れさまです☆(^^;)☆

たま
2011年5月19日18:12

一日明けた今日も、カラスは鳴いています。
めっちゃ、現実です。超現実なんてもんじゃないっす。

まだまだ、ヤツらの生態研究は終われそうにないっす。

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