カラスとの戦い

2011年5月18日 日常
多肉植物がお気に入りのカラス。

植え直しても、ほじくり出す。

多肉のプリンとした葉が折れてしまっている。

折れた葉を合わせてみると、欠損はない。
食べているわけではない。
遊んでいるのだ。


ホームセンターに行って、カラス対策グッズを探す。
あまり良いのがない。
キッチン用品コーナーで、ステンレスのカゴを買ってみた。
多肉の箱にステンレスのカゴを裏返して乗せ、カバーしてみる。



翌日、
被害はない。

別のホームセンターに行くと、ねじれた靴べらのような形のカラス対策グッズを発見。
ピカピカが風でクルクル回るので、
カラスが不審に思って近づかない。というシロモノだ。
眉唾ものだが、300円ぐらいだったので買って吊るす。



翌日、
屋上周囲の手すりにカラスのフンが数カ所。
クルクルピカピカが気になって、みんな集まって眺めていたようだ。
どうやら、この手のものは、すでにご存知らしい。
恐怖はなく、興味を惹いただけのようだ。
悪い予感。

この屋上は彼らにとって、「遊び場」なのだ。
遊べなくなれば、自然と遠ざかるはずだ。

手すりにとまれなくなれば、来なくなるかもしれない。

手すりの10cm上にロープを張った。
これで、手すりにはとまりにくくなるだろう。



そして、今日。
早朝からカラスが騒がしい。
屋上へ。

カラスは手すりに留まれなくなって、激怒したようだ。
ステンレスカゴの隙間から、多肉の小鉢を取り出して捨ててあった。
植木鉢の名札をすべて引き抜いた。
3日前に植えたナデシコを株ごと引き抜いた。
鉢の下草にしていたセダムを食い散らかした。
ピカピカクルクルなんて、全然関係ない。
自分の権利が侵された事が腹立たしいのか、猛抗議である。

テレビのニュースでこんな感じの逆ギレをよく見る。
なんだか、脳みその足りない大人達のようだ。
3歳児なみの暴走族ともいう。
愛が足りない大人達?

ま、例えはどうでもよい。

敵を知り、己を知れば、百戦危うからず。
カラスが苛立ちだした。
次は、どんな手を打とうか。

そんな事を考えながら、
淡々と砂を掃き、植木を植え直し、フンを洗い流し、いつもの屋上に戻す。

手すりの外に縁取りとして置いていたナデシコのポットは、
今後、攻撃が激化して、階下に落ちたら危険かと思い、
エアコンの室外機の上へ移動。4つのポットを並べてみた。

「室外機だけの屋上緑化~!」なんてニマニマして終了。


今日、ナデシコをほじくり返したカラスは、
これだけまとまったナデシコをどうするだろう?
明日が楽しみである。



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