スペインは風力発電に力をいれていて、人工衛星から風向き予測をして効率的な発電を可能にしている。
休日の瞬間的な値ではあるが、電力需要の4割程度を風力でまかなった実績を持つ。
しかしながら、発電量は風任せなので、発電予測値に基づき、電力が足りない場合は、隣国から買電でまかなっている。

ドイツは、フクイチの事故後、原子力発電所を7基停める英断をした。
結果、電力不足がおこり、隣国からの買電でしのいでいる。

両国にとっての、隣国とは原発大国フランスのことである。
結局、原子力発電がないと、なんにも出来ない。

なんだろうなぁ、この再生可能エネルギーの舞台裏。

そして、この事実の、どっちかの面だけを喧伝するポジショントークばかりの日本。

全部の情報をさらけ出して議論するって事を日本人はしないのかね。
原発は必要。っていう、一番聞きたくない事を、キチンと言う責任ある立場の人間は居ないのかね。
選挙が怖い政治屋には、なにも発言出来ないんだろうな。

コメント

霧木里守≒畑楽希有(はたら句きあり)
2011年5月17日6:35

ほい。http:
//85358.diarynote.jp/201105170634045786/

アミ
2011年5月17日7:34

たまさん!

ご挨拶が遅くなりました。
隠居生活の、東京のアミです。
たまさんのDNは、まるで、池上さんのお話を伺っているようで・・・。(笑)
難しいことに、疎い婆にもよく分ります。
これからも、ヨロシクお願いいたします。

たま
2011年5月17日17:11

太陽光も太陽熱も風力も、すべて不安定な電源です。
空が曇れば、発電できず、風が止めば、発電できず。

そのたびに、電力供給が止まるようでは、腐ったヨーグルトしか生産できません。

安定的に電力を供給するためには、現状、原子力しかなさそうです。

スペインやドイツがイイカッコしてますが、結局はフランスの原子力発電に十分な余裕があるからできることだった。って事です。
小さな国々が分担して様々な電力を開発しているって事です。

日本のような大きな国なら、北海道に原発を集めるとか、沖縄は自然エネルギーだけを作るとか、そういう事をやっているってだけです。

将来的には、何らかの持続可能エネルギーに転換していくという大きな構想は、非常に正しいです。
ただ、それの実現には、きっと50年から100年かかります。

リニアモーターカーや壁掛けテレビなんて発想は、私が小学校の頃読んだ未来像です。いつできるのかと心待ちにしていたら50年かかりました。

いまから、総力を挙げて次世代エネルギーに注力してゆく事でしょう。
しかし、それまでの50年間。原子力を使わざるを得ません。
50年というと、新設した原子炉が廃炉になる期間と同じです。

否が応でも付き合わなければならないなら、
稼働中の炉の震災対策基準を早急に設定し、再稼働する。
危険な古い炉は、さっさと廃炉にする。
足りない電力は、最新型の原子炉を新設する。

そして、透明性の高い運用のために、

・保安院に原子力以外の知恵を導入する(危機管理・建設・消防・ロボット工学)
・電力会社をどうするのか。(発送電分割、競争原理の導入)

そんな議論をこそ早急に進めて行かないと、ダメだ。と言っているのです。


みんな、「原発反対!」なんて気勢を上げるのはいいけれど、
それで党員を集めてるだけの団体なんかに肩入れしても、
幸せな未来はやってきません。

冷静に、必要悪を認めて、コントロールしてゆく事が重要だと思います。

霧木里守≒畑楽希有(はたら句きあり)
2011年5月20日8:47

 ほい☆2。
 http:
//85358.diarynote.jp/201105200846243122/

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