アメリカではスリーマイル島事故(1979年)以降、原子力発電所は新設されていない。
現在、世界最高の原発技術を持っているのは、日本だ。

この事実に、愕然とした。
国民の拒否感は、半端ないものだ。

もう、とっくに、アメリカでは原発を新設していると思っていた。

スリーマイルから32年。
30年を過ぎて、ようやく、新設の動きが出始めていた矢先のフクイチだったのだ。
たぶん、これで、新設は最低5年は遅れるだろう。

人々の恐怖は、それほど、強い。

私の見通しは甘かった。
私のような考え方は、全く受け入れられないだろう。

日本でも、原発新設は30年後と考えて良かろう。


設計限界を超えた運転を、あと30年も行うことになるのか…。

まったくもって、不安である。



PS
これまで、「ヒロシマ」になぞらえ、「フクシマ」としてきましたが、
この単語を音読した時の風評被害を考え、福島第一原発の略称として「フクイチ」を採用することにしました。
馬鹿げた風評被害が収まるまで、これで行こうかな、と思ってます。

コメント

霧木里守≒畑楽希有(はたら句きあり)
2011年5月17日2:19

>日本でも、原発新設は30年後と考えて良かろう。

 いや、「永遠に廃棄」で、ヨロシク★(==#)★

たま
2011年5月18日1:37

それは、たぶん、ファンタジー。

たま
2011年5月18日1:43

アメリカは、なんだかんだ言って、結局は産油国だから、新設なしで30年も持ったんだよね。
で、石油は枯渇して、海底油田を開発せざるを得なくなる。
すると、BPの事故みたいな海域汚染が起こる。
真っ黒な海を見て、原発新設の流れが起きる。

あらゆる技術には、デメリットは必ずある。

極端から極端へと走り回るのではなく、バランスの取れた政策が必要だ。

と、私は思う。

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