鵜の目鷹の目

フランスが協力を申し出て来た。

アメリカもしゃしゃり出て来た。

いま、フクシマは原子力技術開発の最前線だ。

恐らくチェルノブイリを上回る放射能流出。
海洋汚染。都市近郊。
これ程サンプルの採れる状況はない。
ここで技術開発を行えば、将来、日本は原子力技術の最高峰を持つ事ができる。
いま、フクシマは垂涎の実験場だ。

１号はアメリカGE社の物だ。２号・３号機は東芝の持ち物だ。日立は４号を作ったので立ち入れる。
困ったのは三菱だ。フクシマに原子炉を納品していない。
ヤバイ、データがとれない。実験もできない。

そこでフランスだ。
三菱はフランスのアレヴァ社と提携している。
外交ルートでゴリ押しだ。
アレヴァも涎を垂らしてやってくる。
大統領も担ぎ出す。
「支援」の美名でやって来る。

菅氏は、日本の実験場をいくらで売ったのか？
それとも、にこにこ、無料奉仕か？

日本の将来は、この実験場を国力に転換できるかにかかっている。



なのに、共産党辺りは、原発反対で党員を増やそうと、自分の事しか考えず。

日本は、いま、何を売って儲けるのか。
理念では食っていけない。

福島で繰り広げられる商談の嵐。がんばれ、ニッポン！