すでに沈静化しているので別段書くことでもないけれど、震災やらがある度に寄付の問題がやってくる。
寄付にはリスクがつきものだ。
キチンと使われているのか?
昨日も梅田で7人ほどの若者男女が募金箱を持って立っていた。
日本赤十字のマークをインクジェットでプリントして持っていた。
胡散臭いな。とにらんで通り過ぎ、買い物をし、もどってきたら、もう居なかった。
ひとりの人間の調査能力には限界がある。
あまたあるNPOやらなにやらかんやらが、何を目的に設立され、どの程度活動し、挫折し、現状どうなのか。把握するなんて不可能だ。自分でやるしかない。
自分でやれないから寄付なのだ。
寄付をする以上、任せるしかない。信じるしかない。
リスクは覚悟だ。
ネット上で「ユニセフと日本ユニセフ協会は別組織だ!」と騒いでいる連中がいて問題になっていたようだ。
寄付の全額が子供達に届いていない。というのが端緒で熱くなったようだ。
あげくのはてに、ピンハネだ詐欺だと誹謗中傷の嵐。
結果、提訴され、サイト削除。
強い物が弱い市民の言論を封じたとまた騒いでいる。
結論だけ書くと、ユニセフは国連組織で、その募金組織が各国に設けられた協会だ。募金業務と付随する控除の業務、募金拡大業務、を行っている。この組織のおかげで、ユニセフ本体は、子供を救う活動に専念できる。
募金のうち最大25%までを運営費に使う事が出来、85%以上はユニセフ本体に送られる。
運営費のほとんどは、ユニセフ活動の広告と募金拡大活動に使われる。
募金の2%程度が運営費として事務員や役員の報酬、事務所経費などに使われる。
まったく当たり前の活動をしているとしか考えられない。
熱くなっている人たちは、25%がピンハネだと言う。
25%のほとんどは募金拡大活動だ。そのおかげで募金が増え、その分子供達の命が助かる。
熱くなっている人たちはピンハネは2%でも多額だという。
確かに150億円の2%だから3億円なんて庶民は見たことない金額だ。
しかし150億円分の少額領収書を発行するだけでどれほどの事務経費が必要か?金額が増えれば領収書の枚数も増える。2%は2%と呑み込まないと募金活動は立ち行かなくなる。
事務所経費でビルを建てるのは無駄づかいだと熱くなる人はおっしゃる。
募金を大家に払う方が、無駄づかいだと私は思う。
しっかりしたビルでしっかりした人を雇い、しっかりした運営で、しっかりと活動をして欲しい。
しっかりしたビルを持っているなら多額の寄付も任せても安心だと判断しやすい。
しかし、もちろん、これだけの問題提起をされたのだから、日本ユニセフ協会ももっと透明性を高める努力は必要だと思う。
しかし、言われのない誹謗中傷で募金額が減少し、活動が滞るなら、いくら弱い市民であろうと脅威となるものは、しっかりと提訴していかなければならない。
きわめて当たり前の常識的な出来事である。
私は間違っているのだろうか?
ネット社会が安心できるようになり、顔の見える個人と個人が直接に結びついて行くようになればもっと別な選択肢も生まれてくるだろうが、現状の世の中では、この判断しかないと考えている。
てなわけで、私は、日本国内なら、日本赤十字。
他国への寄付は日本ユニセフ協会と決めている。
なぜユニセフかというと、大人は思想でどうにでも転ぶ。何かの思想に荷担するのは厭だ。子供限定と自らに制約を課しているユニセフならまだマシだろうと思うからだ。(もちろん、無垢などあり得ないが)
なぜ日本ユニセフ協会なのかと問われると、黒柳さん個人に負担をかけるのは正しくないと思うからである。
「個人ががんばる」は、限界がありすぎる。システムとして確立するべきだ。
(参考URL)
http://www.unicef.or.jp/about_unicef/about_family.html
http://my.reset.jp/~yuhto-ishikawa/viking/yunisefusoshou.html
寄付にはリスクがつきものだ。
キチンと使われているのか?
昨日も梅田で7人ほどの若者男女が募金箱を持って立っていた。
日本赤十字のマークをインクジェットでプリントして持っていた。
胡散臭いな。とにらんで通り過ぎ、買い物をし、もどってきたら、もう居なかった。
ひとりの人間の調査能力には限界がある。
あまたあるNPOやらなにやらかんやらが、何を目的に設立され、どの程度活動し、挫折し、現状どうなのか。把握するなんて不可能だ。自分でやるしかない。
自分でやれないから寄付なのだ。
寄付をする以上、任せるしかない。信じるしかない。
リスクは覚悟だ。
ネット上で「ユニセフと日本ユニセフ協会は別組織だ!」と騒いでいる連中がいて問題になっていたようだ。
寄付の全額が子供達に届いていない。というのが端緒で熱くなったようだ。
あげくのはてに、ピンハネだ詐欺だと誹謗中傷の嵐。
結果、提訴され、サイト削除。
強い物が弱い市民の言論を封じたとまた騒いでいる。
結論だけ書くと、ユニセフは国連組織で、その募金組織が各国に設けられた協会だ。募金業務と付随する控除の業務、募金拡大業務、を行っている。この組織のおかげで、ユニセフ本体は、子供を救う活動に専念できる。
募金のうち最大25%までを運営費に使う事が出来、85%以上はユニセフ本体に送られる。
運営費のほとんどは、ユニセフ活動の広告と募金拡大活動に使われる。
募金の2%程度が運営費として事務員や役員の報酬、事務所経費などに使われる。
まったく当たり前の活動をしているとしか考えられない。
熱くなっている人たちは、25%がピンハネだと言う。
25%のほとんどは募金拡大活動だ。そのおかげで募金が増え、その分子供達の命が助かる。
熱くなっている人たちはピンハネは2%でも多額だという。
確かに150億円の2%だから3億円なんて庶民は見たことない金額だ。
しかし150億円分の少額領収書を発行するだけでどれほどの事務経費が必要か?金額が増えれば領収書の枚数も増える。2%は2%と呑み込まないと募金活動は立ち行かなくなる。
事務所経費でビルを建てるのは無駄づかいだと熱くなる人はおっしゃる。
募金を大家に払う方が、無駄づかいだと私は思う。
しっかりしたビルでしっかりした人を雇い、しっかりした運営で、しっかりと活動をして欲しい。
しっかりしたビルを持っているなら多額の寄付も任せても安心だと判断しやすい。
しかし、もちろん、これだけの問題提起をされたのだから、日本ユニセフ協会ももっと透明性を高める努力は必要だと思う。
しかし、言われのない誹謗中傷で募金額が減少し、活動が滞るなら、いくら弱い市民であろうと脅威となるものは、しっかりと提訴していかなければならない。
きわめて当たり前の常識的な出来事である。
私は間違っているのだろうか?
ネット社会が安心できるようになり、顔の見える個人と個人が直接に結びついて行くようになればもっと別な選択肢も生まれてくるだろうが、現状の世の中では、この判断しかないと考えている。
てなわけで、私は、日本国内なら、日本赤十字。
他国への寄付は日本ユニセフ協会と決めている。
なぜユニセフかというと、大人は思想でどうにでも転ぶ。何かの思想に荷担するのは厭だ。子供限定と自らに制約を課しているユニセフならまだマシだろうと思うからだ。(もちろん、無垢などあり得ないが)
なぜ日本ユニセフ協会なのかと問われると、黒柳さん個人に負担をかけるのは正しくないと思うからである。
「個人ががんばる」は、限界がありすぎる。システムとして確立するべきだ。
(参考URL)
http://www.unicef.or.jp/about_unicef/about_family.html
http://my.reset.jp/~yuhto-ishikawa/viking/yunisefusoshou.html
コメント
NPOとかもそうなんですけど
経費はわかるんですが、人件費・・・つまりボランティア活動が職業としては
有りなのか?無しなのか?
感情論的に言えば、ボランティアなんでしょ?ってところだけど
実際、じゃあ活動する人の生活費はどうすんの?って話になるし
ある程度の活動になると専門的な能力だって必要になる
うむむであります
寄付金で活動する国連の子供人権担当です。
国連はボランティアではないです。
で、ボランティアって、とどのつまり、趣味だと思うんです。
真剣にボランティアやってる人、ゴメンナサイ。