30インチのモニターを使っていると、ブラウザをフル画面で見ることは、ほとんどない。
なぜだろう。
ブラウザは不定型なものだ。
不定型な用紙へのデザインは、不定型ならではのデザインが必要とされるはずだ。
それがリキッドデザインだ。
考え方はわかる。
しかし、いざ作ろうとすると完全な手探りだ。
小さな紙に書く時と大きな紙に書く時のデザインを統一する事なんて出来るのだろうか?
最初に悩むのは単位だ。
1pxを基本とすると全てが固定されてデザインはしやすい。
しかし、携帯電話でフルハイビジョンなんて時代に1pxは見えるのか?
ピクセルドットを基礎単位にするのは画面のDPIが浮動する際にはアテにできない。
では、mmやpointなどの実単位系なのか?
いやいや、そんなことをすると30インチモニター用に作ったデザインは、携帯電話だと隅っこしか見えない。共通で使えるわけがない。
そうなると相対単位を基本とするしか無くなってくる。
「%」である。
この情報の重要度は、この用紙の左側何%を使うぐらいの重要度。
一番目立つセンターのフォントサイズは、基本フォントの120%のサイズ。
そんな風に、基本サイズを指定してから、全てを%で割り振ってゆく。
そこまで頭で考えた。
理想通りにデザインされれば、どんなサイズでも見やすいはずだ。
しかし現実的には、なぜ、私は、30インチモニターでブラウザをフル画面にしないのか。
真にリキッドなデザインが達成されていないからだと思う。
リキッドじゃないから、見にくいのだ。
15インチモニタを基本に作っているから30インチモニタでは見にくいのだ。
MSNなどは最初からリキッドをあきらめて、完全固定のがちがちだ。
ブラウザに拡大ボタンが付いたので、「読みにくければ拡大してね」と割り切っているのであろう。
それはそれで正しいかもしれない。
企業のブランド専用サイトで全面Flashの場合などでは、真剣にリキッドに取り組んでいるものもあるが、所詮見栄えを凝っているだけだ。
結構リキッドにチャレンジしているのはAmazonだと思う。
アマゾンをよく見てみる。
左メニューと右広告は、固定幅だ。
真ん中のメインエリアはリキッドな幅を持っている。
通常のブラウザ幅程度にすると1行に商品が3つ~4つ並ぶ
30インチだと、7つぐらい並ぶ。
一度に7つも見ることができので、商品紹介力はアップする。
しかし、なんだかみにくい。
なぜ、見にくいのだろう?
それは、脳の問題だと気付いた。
3つ~4つだと、商品を比較できるが、
5つ以上あると、「たくさん」としか感じなくなる。
人間の指が5本というのは、無意識のうちに強く脳に刷り込まれている。
5以上の数字は基本的に「たくさん」であり、両方の指の数以上は「無数」なのだ。
そうなると、リキッドデザインの定義が怪しくなってくる。
いったいリキッドで何を目指すのか?
大量に閲覧できることなのか?
閲覧の質を高めることなのか?
比較するには商品数を4つまでに抑えることが重要なのであれば、4つまでと規定して、その幅いっぱいに商品写真を拡大し、高精細に見せるべきではないか。
だとすれば、画像は高精細なものを用意し、ブラウザサイズが広がれば、連動して写真が拡大し、高精細に表示されて行くような仕組みを考えないといけない。
リキッドデザインとは何なのか。
デザインがリキッドであればあるほど、制作者の意思は強固でないと成り立たない世界だと感じた。
なぜだろう。
ブラウザは不定型なものだ。
不定型な用紙へのデザインは、不定型ならではのデザインが必要とされるはずだ。
それがリキッドデザインだ。
考え方はわかる。
しかし、いざ作ろうとすると完全な手探りだ。
小さな紙に書く時と大きな紙に書く時のデザインを統一する事なんて出来るのだろうか?
最初に悩むのは単位だ。
1pxを基本とすると全てが固定されてデザインはしやすい。
しかし、携帯電話でフルハイビジョンなんて時代に1pxは見えるのか?
ピクセルドットを基礎単位にするのは画面のDPIが浮動する際にはアテにできない。
では、mmやpointなどの実単位系なのか?
いやいや、そんなことをすると30インチモニター用に作ったデザインは、携帯電話だと隅っこしか見えない。共通で使えるわけがない。
そうなると相対単位を基本とするしか無くなってくる。
「%」である。
この情報の重要度は、この用紙の左側何%を使うぐらいの重要度。
一番目立つセンターのフォントサイズは、基本フォントの120%のサイズ。
そんな風に、基本サイズを指定してから、全てを%で割り振ってゆく。
そこまで頭で考えた。
理想通りにデザインされれば、どんなサイズでも見やすいはずだ。
しかし現実的には、なぜ、私は、30インチモニターでブラウザをフル画面にしないのか。
真にリキッドなデザインが達成されていないからだと思う。
リキッドじゃないから、見にくいのだ。
15インチモニタを基本に作っているから30インチモニタでは見にくいのだ。
MSNなどは最初からリキッドをあきらめて、完全固定のがちがちだ。
ブラウザに拡大ボタンが付いたので、「読みにくければ拡大してね」と割り切っているのであろう。
それはそれで正しいかもしれない。
企業のブランド専用サイトで全面Flashの場合などでは、真剣にリキッドに取り組んでいるものもあるが、所詮見栄えを凝っているだけだ。
結構リキッドにチャレンジしているのはAmazonだと思う。
アマゾンをよく見てみる。
左メニューと右広告は、固定幅だ。
真ん中のメインエリアはリキッドな幅を持っている。
通常のブラウザ幅程度にすると1行に商品が3つ~4つ並ぶ
30インチだと、7つぐらい並ぶ。
一度に7つも見ることができので、商品紹介力はアップする。
しかし、なんだかみにくい。
なぜ、見にくいのだろう?
それは、脳の問題だと気付いた。
3つ~4つだと、商品を比較できるが、
5つ以上あると、「たくさん」としか感じなくなる。
人間の指が5本というのは、無意識のうちに強く脳に刷り込まれている。
5以上の数字は基本的に「たくさん」であり、両方の指の数以上は「無数」なのだ。
そうなると、リキッドデザインの定義が怪しくなってくる。
いったいリキッドで何を目指すのか?
大量に閲覧できることなのか?
閲覧の質を高めることなのか?
比較するには商品数を4つまでに抑えることが重要なのであれば、4つまでと規定して、その幅いっぱいに商品写真を拡大し、高精細に見せるべきではないか。
だとすれば、画像は高精細なものを用意し、ブラウザサイズが広がれば、連動して写真が拡大し、高精細に表示されて行くような仕組みを考えないといけない。
リキッドデザインとは何なのか。
デザインがリキッドであればあるほど、制作者の意思は強固でないと成り立たない世界だと感じた。
コメント
というお話のような……(^^;)……
(ドのつく近眼の人間にとって、
「大画面」ほど見づらいものはありません……★)