あーあ、日記やめたー。(ウソ)
2010年11月30日 日常
ビル・クリントン元米大統領の一期目には、財政赤字が90%以上も減少した。
ところが一期目(中略)が終わり、「クリントン政権下で財政赤字はどうなったか」との問いに対し、共和党支持者たちのうち55%の人が赤字は増大したと答えた。
(中略)
人々は自分たちがすでに信じていることを裏付ける事実しか吸収しない傾向にあるからだと述べている。
ある情報が、共和党支持者たちがこれまで信じて来た枠組みに反しているとき(クリントン政権の実績は、「民主党の政策は重税で政府支出が大きい」というステレオタイプ的考えと合っていなかった)、情報は単に無視されるのだ。
(中略)
われわれはなぜ、視野が狭く、ある種のことに盲目的で、すぐに退屈してしまうのだろうか。それは、脳が制限のあるマシンであり、情報処理の容量に限りがあるからだ。結果としてわれわれは、全ての情報を平等に取り扱うことはない。私にとってはすごい事実も、あなたにとっては無意味だし、あなたにとっての必要なディテールは、私にとっては退屈だ。つまり、好奇心にはパラドックスがあるのだ――「すでに自分が知っていること」をもっと知りたい、という。
「情報中毒」と「好奇心のパラドックス」
http://wiredvision.jp/news/201011/2010113023.html
いろいろ書いてあるけど、まとめると
「人間の脳の構造は、自分の知っている知識の範囲で、アップデートされたものだけを知りたがる。それは、その情報が一番ドーパミンが出て気持ちいいからである」
という結論。
なんだかいろんなサイト読んで、いっぱい日記書いているけど、結局「知っている事を知りたいだけ」なのなら、こんな日記書いててもしかたないじゃん。
なーんて事を思った。
チューリングマシーーーーーン!
と一言叫んで、仕事から日記への逃避を終えよう。
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