大前研一が尖閣問題をまとめてくれていた。
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20101006/247616/

まとめると
【歴史】
・日清戦争で台湾と尖閣を日本がもらった。
・その際、尖閣は台湾県ではなく、沖縄県に編入した。
・太平洋戦争で台湾は独立を宣言、沖縄は米国となり、尖閣は米国となった。
・沖縄返還で尖閣は日本領となった。

【外交】
・尖閣に関しては中台双方とも領有権を主張。
・中国の国内法では尖閣は中国領。
・尖閣の実効支配は米国から引き継いだ日本が支配。
・現状は無人島。
・海底油田はあるようだ。

【今回の経緯】
・日中両国とも「あいまい」に「先送り」で過ごしてきた。
・同様の事件の際には、前回、「国外退去」ですました。
・今回は、日本が一歩駒を進めて「逮捕」をしたので、中国は態度を硬化させた。

【民主党の事情】
・中国大使を民間から選び、外務省から選ばなかった。
・自民党が二枚舌外交をしてきたことを前原は知らなかった。
・官僚が「逮捕しますか」と聞き、前原が認めた。
・問題が起こっても、外務省は中国大使を支援しなかった。
・中国が怒った。

こりゃ、ある種外務官僚のクーデターですな。
それを押さえつけている最中、と。

自民党があまりにふがいないので、政権交代!と思っていたが
政権交代とは、本当にあちこちで戦いが始まるって事なんだなぁと
そんなに甘い出来事ではないんだなぁと
真剣に思った。


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