覚悟する

2010年6月26日 日常
地鉄を乗り継いでホテルへ。

上海のカップルはとってもベタベタしている。
地鉄の中でも構わずくっついている。
この辺は70年代の日本とはちょっと違う。
バブル期の日本のようだ。
なにかそんなドラマでもやっているのだろうか?

最寄り駅に着く。
ホテルへ10分ほど歩く。
20代の女性と、両親が3人、手を繋いで前を歩いている。

日本でこんな光景は見たことがない。
私が生まれてからこれまで、20代の女性が両親と手を繋いでいる光景というのは見たことがない。
戦後すぐには日本にもあったのだろうか?
これは中国の一人っ子政策のせいなのだろうか?
いやいや
もともと、人と人がぶつかり合いふれあうことが基本にあるのだろう。
それが大陸という物なのだろう。
そんな風に感じた。

ホテルが近づく。
北京は今日中にバッグは届くと言っていた。
でも、私は信用していない。
今日はへとへとだ。
雨が降ったりやんだり曇り空で、暑くなかったのは幸いだが
やはり汗もかいている靴下も替えたい。
一度部屋に帰ったら出たくない。
隣のファミマにシャツと靴下があれば買いたい。
夜食も買いたい。
バッグが出てきたら無駄になるけど買っておこう。
ファミマに入る。
夜食は売っていたけど、肌着や靴下は売っていない。
ああ、中国はコンビニもまだまだだ。

もう、すべてをあきらめてホテルに入る。
フロントに行く。
いつものにいちゃんがいる。
「ドライバーは来たか?」と問いかける前に、目に写る。
カウンターの向こうに私のグレーのラゲッジバッグ。

「おー、まい、ばーーーーっぐ」

ちょっとへたり込んだよ。

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