広い。

どかーんと広い。

とーーーーくに、中国館が見える。

あれって、ひょっとして、とんでもなくでかい?

じゅんさんは、花博の時に生まれたんだが、
愛・地球博に連れて行かなかったので、(スマン)
万博初体験だ。

私にとって万博といえば、1970年の大阪万博がオンリーワンだ。
他のはすべて二番煎じ三番煎じ。
飯の種にはしていたけれど、何も感じなかった。

しかし、こいつは大阪万博の迫力がある。

さて、感動は置いておいて。
現実的な問題は、入り口でもらった会場図は素晴らしいのだが
すべて中国語で書かれていると言う事だ。

英国館ぐらいならわかるが、簡体字でコートジボワールと書かれていてもさっぱりだ。
インフォメーションへ。
「日本語パンフある?」
「ごめんまだないの」
「英語は?」
「これ?」
「ありがとう」

日本語ができるスタッフを配置している。
でも「まだない」は、本当に作っている最中という意味なんだろうか?
ま、二度と来ないだろうから確かめるすべはない。

各国館をまわる。
奇妙な建物に興奮する。
じゅんさんも楽しそう。
出発前、「万博内はじゅんさん担当ね。調べておいて」とお願いして置いたので
後はおまかせだ。
私のリクエストは英国館を見たい。だけ。

とりあえず目の前にあったベルギー館に入る。
じゅんさん、じゅんさん、そんなにしっかり映像まで見ていたら、
何時間あっても足りないぞ。
とっても典型的な展示だったので、ある意味基準になるパビリオンだった。


英国館に並ぶ。
1時間ぐらい並んだろうか。
横入りや列を乱す上海人がちらほら見受けられる。
70年代は、日本もそうだったかもしれぬ。
人間がおとなしくなったのかもしれぬ。

英国館はワンテーマ。
建物自体がテーマであり、中に入っても建物のテーマだけ。
国の紹介などは、行列中に展示されているだけ。
シンプルでぞわぞわと感動する。

そろそろお昼ご飯。レストランを見ると長蛇の列。
売店でパンを買う。
並びながら食べることにする。

じゅんさんが気になったのはオランダ館
空中回廊に小屋がびっしり。
ミッフィーちゃんのおうちもあったよ。

さて、この辺で最初の限界が来る。
オランダ館の地べたで軽食とビールを飲む。

ふらふらとアメリカ館方面へ、
とんでもない行列、とんでもない大きさ。
はいらずにふらふら歩く、
ベネズエラ館が空いてそうなので入る。
なーんにもない。
広場の周りに白い布が幾重にも垂れていて、
その中の数カ所で映像が上映されている。
丸椅子が5脚ぐらい。
広場の中央には、ハンモックがある。
力が抜ける。足が痛いので映像を最後まで見る。
ハンモックに揺られてみる。
だいぶんとラクになってきた。
隣のキューバ館も空いてそうだったし、
そろそろ行くかぁ。と歩き始めると実はまだ続きがあった。
シアターだ。
なんだ、シアターで映像見るなら、さっきのちっさなえいぞうなんて見てるんじゃなかったよ。
と思ったが、エアコンが効いたシアターで座れるのは助かる。
どんな映像かな~。と思っていたら、音楽が流れて民族衣装を着た男どもがダンスを始めた。
手拍子をしたら上海人達に白い目で見られた。
そうだったなぁ。70年代の日本人は、こんな時に手拍子もできなかった。

予想外に楽しい委内瑞拉(ベネズエラ)館で機嫌が良くなり、お隣の古巴(キューバ)館へ。

笑った。バー。葉巻売店。風景写真を貼った記念撮影コーナー。以上。

いやー、いろいろあるのが万博だ~。

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