ミミズの話を聞いた。(Podcastいとうせいこうの番組)

ミミズは植物にとって良いと言われる。
実は、ミミズは、土を食って糞を出すが、それ自体はたいした栄養にならない。
大事なのは、「土に穴を開ける」事だ。
土に穴を開けることで、土を耕すことになる。
土に空気が入ることで、土中の微生物が活性化し、糞をイオン化し植物が吸収できる形にする。
だから、植物が育つ。

微生物というやつは、放っておくと何にもせずに寝てしまうものだ。
ミミズが通り道を造って空気を与えることが刺激になり、
微生物が活動し出す。
刺激がないと動かない。「ミミズは中間管理職と同じですね」

ほう!

昔から中間管理職ってやつはなんで必要なのか解らなかったんだが
ストンと心に落ちた。

硬直化した組織に穴を開ける。
なんでもいいから刺激を与える。

そんな事が大事なんだねぇ。

私は、昔から勝手に仕事しているタイプの人間だから、
中間管理職なんていなくても、いろいろ仕事を勝手にやってたけど、
普通のサラリーマンは、そうなんだろうなぁ。

なんて言いながらも、
私だって、独立してからなんだかつまらないのは、
中間管理職的な刺激が不足しているのかもしれない。

訳のわからない「指示」がないので、「新しい刺激」が自動的に入らない。
だから、いろんなニュース読んだり、いろんな人の意見を聞いたりしているんだろう。
でも、自分から手に入れる情報は、自分好みで、ものたりない。
「ガツン!」というような、理不尽な指示を出す中間管理職が不在だなぁ。
ちょっとつまらん日常…。

でもとりあえず、中間管理職の人々にアドバイスはできるようになった気がする。

微生物は、空気が入って、イヤな気分なのか、気持ちいいのか。
その辺がさじ加減ですよ。ってね。

コメント

霧木里守≒畑楽希有(はたら句きあり)
2010年4月11日2:28

>微生物は、空気が入って、イヤな気分なのか、気持ちいいのか。

 空気(酸素)が入ると良い気分になる「好気性」細菌が、土壌を活発化させ、植物の根にとって住みやすい環境をつくってくれる菌層です。

 空気(酸素)が嫌いな「嫌気性」細菌だらけの土だと、植物の根は枯れてしまうんですね。

 ちなみに、うちの庭には巨大特大ミミズが沢山います。

 ♪(^^)♪

たま
2010年4月11日18:28

コメントありがとうございます。

人に役立つから「好気性」と名付けられてるだけですよね。
人に役立つから「発酵」役立たないと「腐敗」。
「活発」って状態も、本人にとってが良いことかどうか?という視点です。

頑張って働くサラリーマンは、「活発」で「好気性」なのか、しんどい身体にむち打っているのか?
視点次第で、見方は変わってゆく。
「○○は正しい」という表現はどうなんだろう?

そういう視点で、これまでも、これからも続けて行きたいと思います。


PS
嫌気性が多いと枯れる?そうなのかなぁ?
耕してない土には、好気性細菌が増えない。嫌気性が増える。
耕していると、好気性が増える、嫌気性が増えない。
要するに、キチンと世話して手を入れているかどうかではないんでしょうか?

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