きっかけはMSNのトップ。
盲導犬のパピーウォーカーが少なくて困っている。
という記事だ。
年間70頭育てるつもりだけど、パピーウォーカーが少ないために、
50頭しか育てられない。
だから、パピーウォーカーのボランティアを募集している。
という内容。

はてさて、パピーウォーカーってなんだ?
パピーが仔犬だぐらいしかわからない。
盲導犬は気になるけど、知識なんてほとんどない。
盲導犬の関連のボランティアなんて寄付ぐらいしか思いつかない。
そして悪質な寄付詐欺があるぐらいしか知識にない。
パピーウォーカーなんて聞いたこともなかった。

読んで調べてみる
http://www.moudouken.net/modules/tinyd8/index.php?id=31

盲導犬候補の犬の赤ちゃんを産まれたときから10ヵ月間そだてるボランティア。

へぇー、そんなのあるんだー。
生まれたての一番可愛い時期ばかりを育てるなんておいしいとこ取りじゃん?

でも、何も知らない犬に「人間って大好き」と思ってもらうための、
根源的なモチベーションを与える大事な期間を共に過ごすボランティアなので
この時期に人間を大切にしようと思えないと、のちのち盲導犬として
立派に大成しないそうで、かなり重要なポジションのようです。

10ヵ月すぎたら施設で本格的な盲導犬訓練を受けるのでお別れ。

どうなんだろうなぁ。
動物を飼うというのは、死を受け入れる事と同一だと思っているんだけど
このボランティアは、うーん。
小さい子どもがいる家庭には、あまり薦められないような気がするなぁ。
子供に「死」というものを体験させる良い機会だものなぁ。動物は。

どっちにしろ、うちにはネコが居るし、絶対無理なようだ。
ネコが二匹とも死んだら、その時考えよう。

でも、読んでいると、いろんなボランティアがある。
盲導犬になれなかった犬を飼ってあげるボランティア。
繁殖犬を育てるボランティア。

そして、思わずぐっと来たのが
引退犬を育てるボランティア。
http://www.moudouken.net/modules/tinyd8/index.php?id=32
盲導犬として10年間働いてきて、リタイアした犬を
死ぬまでの間育ててあげるボランティア。

なんだか盲導犬って、自分のやりたいことをとことん抑えて、
仕事にまっしぐら。やりたい事も一切やらず、けなげな人生を送るイメージがあるんですけど、
そんな頑張り屋さんにも、引退があって、
引退したあとに、キチンと愛情もって死ぬまで育ててくれる人がいる。
ああ、なんていい世の中なんだろう。
おもわずホロッとさせられました。

ぼくがリタイアしたときに、引き取ってくれるボランティアなんて
居るのかなぁ。

居るよなぁ、きっと。


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