ePub

2010年1月30日 日常
アマゾンのキンドルは独自形式ファイルだったが、
iPadのiBook Storeは、ePub形式だそうだ。

ePub形式は、非営利団体が策定していて、
x-htmlの文章にJPEGやGIFなどの画像を埋め込み、zip形式で圧縮して、拡張子を.epubにしただけのもの。
非常にオープンな仕様で誰にでも作れる。
アメリカでキンドルを追うソニーの「リーダー」でもePub形式が採用されている。
危うしキンドル。多分、ePubに対応せざるを得なくなるだろう。

ところが問題点はDRM(著作権管理システム)。
ePubでは、DRMを設定する方法は策定されているが、
どのDRM方式かは策定されていない。
てなわけで、ソニーのリーダーで買った書籍は、iPadでは読めない可能性がある。
普通に考えたら、読めない。

デジタルミュージックがここまで広がったのは、MP3がDRMフリーだからだ。
ま、無法地帯すぎることは言うまでもないが、
iTunesで買った音楽は、iPod以外では聴けないっていうのは、問題外の仕様だ。
ユーザーのことを何にも考えていない。

とはいえ、着うたフルもiTunesも売り上げはガンガン伸ばしている。
一般人には、問題外じゃないのか・・・・。

そんなことを考えながら、
ePubの作成ソフトに何があるのかを調べてみた。
まず、自分がメインで使っているCorelDRAW。
保存形式にもエクスポートにもePubの文字はありません。
アウト。

検索してみるとどうやら、アドビのインデザイン(Indesign)しか市販ソフトはないらしい。
ああ、CS4買うときに、Web Premium買わずにDesign Premium買うべきだったぁ~。
(違いはIndesignつけるかどうかののみ)
なんて反省はおいてといて。

SonyのリーダーはDRMにAdobeのDEPTを使っているってことなので、
きっとIndesignで作る仕様なんだろう。
・・・・ってことは?
iPadはまだ発売されてないし、iBookの仕様は見つからないけど、
事実上、Indesignしか作成ソフトがないと言う事は、AdobeのDRMを使っているかもしれない。

なら、動くのか?
いやまて、ユーザーアカウントとパスワードはiTunesと同じになるはずだから、
同じDRMを使っていても、互換性は無いって事もあり得る。

あー、めんどくさい。

DRMとか電子マネーとかって、日本政府とかG8で決めるとか
もっと公的なものにならないものかね?統一してくれよ。
せめてVISA一括とか。

そんな規格を日本政府が担保したら、世界の電子マネー覇権を奪えるかもね。

民主党、やれ!

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