不吉な事は書くもんじゃない。
2010年1月13日 日常
1月1日の日記に、新年早々縁起の悪い事を書いた。
バチが当たった。
4日ごろに葉書が舞い込んだ。
倉本さんという聴いた事のない方からだ。
平本さんのお兄さんだという。
平本さんが先月21日亡くなったという。
寝耳に水だ。
平本さんは、
毎年年賀状を送ってはいるが、
もう、年賀状だけのつきあい。
10年ほど前、仕事でお世話になった方だ。
本当にあの仕事が今の自分を作ったといえる。
単なるセンチメンタルで年賀状を続けていたのかもしれない。
しかし、亡くなられた。
「もう年賀状なんかええっちゅーのに、お前はほんまに律儀なヤツやのぉ。」
電話の声が聞こえる。
「わしゃ、天涯孤独やからな。気楽でええんや」
最後は何を話したんだろう。
こうして連絡をいただけるのは本当にありがたい事だ。
姓の違うお兄さんはどのような方なのか、
きっと会う事もないのだろう。
短い手紙と共に、お線香を送った。
そして、
筆まめの一行が消される。
人生とは、それだけの事かもしれない。
それでも、葉書一枚を送ってくれたお兄さんに感謝する。
平本様のご冥福と共に、
倉本様のご多幸をお祈りいたします。
バチが当たった。
4日ごろに葉書が舞い込んだ。
倉本さんという聴いた事のない方からだ。
平本さんのお兄さんだという。
平本さんが先月21日亡くなったという。
寝耳に水だ。
平本さんは、
毎年年賀状を送ってはいるが、
もう、年賀状だけのつきあい。
10年ほど前、仕事でお世話になった方だ。
本当にあの仕事が今の自分を作ったといえる。
単なるセンチメンタルで年賀状を続けていたのかもしれない。
しかし、亡くなられた。
「もう年賀状なんかええっちゅーのに、お前はほんまに律儀なヤツやのぉ。」
電話の声が聞こえる。
「わしゃ、天涯孤独やからな。気楽でええんや」
最後は何を話したんだろう。
こうして連絡をいただけるのは本当にありがたい事だ。
姓の違うお兄さんはどのような方なのか、
きっと会う事もないのだろう。
短い手紙と共に、お線香を送った。
そして、
筆まめの一行が消される。
人生とは、それだけの事かもしれない。
それでも、葉書一枚を送ってくれたお兄さんに感謝する。
平本様のご冥福と共に、
倉本様のご多幸をお祈りいたします。
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