数え方

以前誰かにスイミングの時にヘアゴムを使う。と聞いたことがあった。

それが誰だったのか思い出せない。
キャバ嬢だったのか、マッサージ師だったのか？

ヘアゴムを腕に掛けて、泳いだ回数を数える。

覚えているのはそれだけだ。
酔っていたのか、眠りかけていたのか。
とにかくその頃の自分は、ラン専門だったので、話半分に聞いていた。
相手にたいした興味もなかったんだろう。

しかし、今、その人に会いたくて仕方がない。
やり方がわからないのだ。

試しに、輪ゴムを腕にはめてみた。

指がどうの言っていた気がする。

腕にはめた輪ゴムを人差し指にひっかけてみた。
…なんかへんだ。
いまにも、はずれそうだ。
一回ひねって人差し指に掛けてみる。
外れなさそうだ。
しかし、
この方法だと、真ん中の３本しか掛けられない。

三進法は難しすぎる…。


どうやって、本数を数えれば良いんだぁっ！


てなわけで、ググってみた。
水泳用カウンターなんて商品もあった。
そんなの腕につけて泳げるかってんだ。

見つけた。
「輪ゴムを５本、腕にはめます。右腕から左腕に掛け替えます」
うむー、そんなことだったのか。
それってどうなんだろう？

やってみた。
輪ゴムを２重にして指輪のようにはめる。
小指にはめる、一周（往復）泳いだら薬指に掛ける。
５回で２５０ｍ。
使えそうだ。
できれば、漬け物を縛るような小さい輪ゴムがあれば、
２重巻きしなくて良いので、便利だろう。
でも、買ったりしたら５００本入りだったりしそう。
一生かかっても使い切れない気がする。

読んでいると面白い方法も見つけた。
１本目は0.5と数えるんだそうだ。
0.5
1
1.5
2
2.5と数えると、間違わないそうだ。
間に.5が入るので、しーち、はーちと進まないのがいいんだろう。
これの良いところは、数と距離が一致するところ。

2.5だと250m。わかりやすい。

いろいろ試してみよう。