なんとかしようよ日本

いろいろ勉強しました。
自民党は首相になっても実権はないそうです。
元首相が沢山いて実質上、院政だそうです。
長期単独政権の弊害ですね。
岸信介なんて長生きしたもんねぇ。あのあたりが作り上げたシステムのようです。

現状では、次の衆院選で自民党は勝てない。
それはわかっている。
それを打破するにはどうするか。
「お祭りだ！」
だそうです。

まず、福田君にやめてもらう。
紳士の福田君まで放り投げるんだから、政権運営は本当に大変だ。という印象になる。

次に自民党総裁選で「お祭り」をする。
自民党のオールスターが勢揃い。
小池百合子はでるわ、石原の息子はでるわ、桝添はでるわ、馳浩は出るわ、大仁田厚はでるわ。（いや、その辺は出ない）
自民党は本当に有名人は沢山いるので、「オールスター自民揃って歌合戦！」をやる。
ま、もちろん、政策論争風にしますので、政策の異なる複数候補が出てきて、自民党内で侃々諤々やります。
そのために、自民党総裁選は、十分な時間をとります。
22日の総裁選は、21日の民主党総裁選の次の日です。
わいわいやってる間に、民主党の影が薄くなります。

「わー、やったー、きまったー！」
で、期待感で支持率アップの間に、総選挙。自民圧勝、シャンシャン。
という、筋書きだそうです。

これで勝てたら、首相は誰であろうと、院政は続き、これまで通り、長老達が自分たちの利益配分で日本の税金を貪り続けられる。
と、こういうシステムだそうです。

そんなことがわかると、今日の新聞にずらっと並んだオールスターキャストがしらじらしーく感じられます。

首相になってやっと長老族の1年生。
なんですかねぇ。このシステム。

ま、こんなお祭りやるために、派閥を越えて推薦人が集まる。なんてタヌキぶりが自民党の底力なんですよね。
民主党は結局、候補者でないまま小沢代表継続となるようで…。

細川内閣の時も、大変だったようです。
野に下った自民党の底力。恐ろしいほどの揺さぶりがかかったので、細川さんはやることだけやって、さっさと降りました。
もうすこしがんばれば、自民党が分裂していたのに…。

いい加減、内部分裂してる二つの政党同士を戦わせるんじゃなくて、どっちの党も分裂して、政策で二つに分かれてくれないもんかね。

そのために、次の選挙で国民がやらなきゃならないことは、オールスター祭の花火なんてしらーっと無視して、次の再編の時にどの人がどこに行くのかを見据える事でしょうね。

でも、首相ぐらい国民が決められるようにして欲しいもんですね。ほんと。