家でパンを食ったあと伊丹出発待ちでケーキ。
12時頃羽田に着く。
バス待ちの間に、おにぎり2個。
バスはあっちこっちのホテルに寄ってからビッグサイトへ。
こんなに立ち寄りしてたっけ???
東京マラソンEXPO2008会場。
もうわさわさとランナー達が集まっている。
参加証を出してゼッケンとチップ、参加賞のTシャツやらなんやかやをいっぱいもらう。
提灯の付いたゲートをくぐるとランナー以外も参加できるエキスポゾーン。
子ども達や母親達など付き添いできた人たちがランナーを待っている。
エキスポ会場ではさまざまな無料グッズがもらえる。
応援用のホワイトボード。応援者用乗り換えマップ。小旗。
ランニング用手袋。ナイキのブースでは目標時間にあわせて、格ゲーとの目標タイムを一覧にして、手首に巻けるようにして配布していた。
これはよい。と並んでもらう。
「目標タイムは何時間ですか?」
「えっと・・5時間から6時間」
「その間ですと5時間15分30分46分6時間とありますが」
初マラソンなので、そんなの全然わからない。
「うーん、5時間半にしとくか」
もう一回並んで、6時間ももらっておこうかなとも思ったが荷物が重いのでやめておいた。
アシックスは記念物販とかもやっていて大混雑。
欲しいものもあるのだが、独り身では不便。
帰ることにする。
ビッグサイト前のイタリアンでカルボナーラ。
ホテルは若手吉本芸能人御用達のホテルアイビス六本木。
荷物を置いて、国立新美術館へ。
思っていたより大きくない。
横山大観展をやっていた。
横山大観は私とちょうど100年違いで生まれた。
国費で芸術を習った第1号という人生の始まりは、彼のその後を決定づけているように思う。日本の芸術のために何ができるのか。日本画のために何ができるのか。そのことだけを考えて生きていったように思える。戦費を稼ぐために描かれた富士山は、それまでの絵画表現を捨て、超リアルに描き、「売れる」凄みある作品である。
大戦のために絵を描き、富士山を書き続けた。
戦前あれほどグラフィカルに描いた富士山。
戦費を稼いだ富士山。戦後、彼の迷いが如実に現れた富士山。
この富士山達がずらっと並んだ図は圧巻。
時代に翻弄されたひとりの男の人生を見てしまった。
もちろん代表作「生々流転」はいうまでもなし。
しかし、全体として、彼という人となりがあまり好きにはなれなかった。
空気感の描き方はすばらしいものがあるが、人物や建物のデッサンがあまりに幼稚。書も目を背けるひどさ。なのに、自分の絵に自筆で賛を入れる。
私の無知もあるのであろうが、どうにもこうにも野暮なオッサンとしか映らない。
こんな人間が日本の絵画界に重鎮として居座っていたのであろうから、日本美術界もダメになるはずだ。
いかなければ、よかったなぁ。と言う思い。
帰りがけに、スパゲティと寿司を食う。
あとはホテルでのんびり。
牛乳とピーチョコをかじりながら、明日の服にゼッケンを付け、ル・グインの小説を読みながら寝てしまう。
12時頃羽田に着く。
バス待ちの間に、おにぎり2個。
バスはあっちこっちのホテルに寄ってからビッグサイトへ。
こんなに立ち寄りしてたっけ???
東京マラソンEXPO2008会場。
もうわさわさとランナー達が集まっている。
参加証を出してゼッケンとチップ、参加賞のTシャツやらなんやかやをいっぱいもらう。
提灯の付いたゲートをくぐるとランナー以外も参加できるエキスポゾーン。
子ども達や母親達など付き添いできた人たちがランナーを待っている。
エキスポ会場ではさまざまな無料グッズがもらえる。
応援用のホワイトボード。応援者用乗り換えマップ。小旗。
ランニング用手袋。ナイキのブースでは目標時間にあわせて、格ゲーとの目標タイムを一覧にして、手首に巻けるようにして配布していた。
これはよい。と並んでもらう。
「目標タイムは何時間ですか?」
「えっと・・5時間から6時間」
「その間ですと5時間15分30分46分6時間とありますが」
初マラソンなので、そんなの全然わからない。
「うーん、5時間半にしとくか」
もう一回並んで、6時間ももらっておこうかなとも思ったが荷物が重いのでやめておいた。
アシックスは記念物販とかもやっていて大混雑。
欲しいものもあるのだが、独り身では不便。
帰ることにする。
ビッグサイト前のイタリアンでカルボナーラ。
ホテルは若手吉本芸能人御用達のホテルアイビス六本木。
荷物を置いて、国立新美術館へ。
思っていたより大きくない。
横山大観展をやっていた。
横山大観は私とちょうど100年違いで生まれた。
国費で芸術を習った第1号という人生の始まりは、彼のその後を決定づけているように思う。日本の芸術のために何ができるのか。日本画のために何ができるのか。そのことだけを考えて生きていったように思える。戦費を稼ぐために描かれた富士山は、それまでの絵画表現を捨て、超リアルに描き、「売れる」凄みある作品である。
大戦のために絵を描き、富士山を書き続けた。
戦前あれほどグラフィカルに描いた富士山。
戦費を稼いだ富士山。戦後、彼の迷いが如実に現れた富士山。
この富士山達がずらっと並んだ図は圧巻。
時代に翻弄されたひとりの男の人生を見てしまった。
もちろん代表作「生々流転」はいうまでもなし。
しかし、全体として、彼という人となりがあまり好きにはなれなかった。
空気感の描き方はすばらしいものがあるが、人物や建物のデッサンがあまりに幼稚。書も目を背けるひどさ。なのに、自分の絵に自筆で賛を入れる。
私の無知もあるのであろうが、どうにもこうにも野暮なオッサンとしか映らない。
こんな人間が日本の絵画界に重鎮として居座っていたのであろうから、日本美術界もダメになるはずだ。
いかなければ、よかったなぁ。と言う思い。
帰りがけに、スパゲティと寿司を食う。
あとはホテルでのんびり。
牛乳とピーチョコをかじりながら、明日の服にゼッケンを付け、ル・グインの小説を読みながら寝てしまう。
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