おやじのせなか

2007年5月6日
今日の朝日新聞「おやじのせなか」にカラテカの矢部太郎が出てた。
電波少年で外国人を笑わせまくった童貞のやべくんである。

(う〜ん、矢部太郎の最大の失敗は矢部という本名をつかっちまった事だなぁ、お笑いで「矢部」と言えばナイナイの矢部なわけで、モロかぶり。「ヤベッチ」もナイナイの矢部だし、愛称もつけにくい。そういうとこまで気が回らないから売れないんだよなぁ、カラテカ…。)

矢部くんの(ほら、どの矢部かわからない…)お父さんは、絵描きさんだそうだ。
紙芝居の絵描きさんなので貧乏だったそうだ。
本当に絵が好きな人だったそうで、
いろんなお話しがのってて、それなりに面白かったんだけど、最後のエピソードにこんなのがあった。

矢部が(ほら…もういいって?)電波少年で突然海外に行って1週間ぐらい無断で家を空けた頃、両親が心配しだして、相方の入江くんが説明に行ったそうだ。事情を説明するとお母さんは涙目。お父さんはというと下を向いたまま、何かを書いている。(ああ、息子に何か手紙でも書いて渡してくれって頼まれるのかなぁ)なんて入江くんが想像していると、お父さん、おもむろに紙を持ち上げ、「じゃ〜ん、入江くんの似顔絵〜」。

いやぁ〜

まぁ、いろいろご意見はあるでしょうが、

私、後でよく考えて、
やっぱり、

親っていうのは、これでいいんだと思う。

親をやるっていうのを小難しく色々考えたりするけど、
いや、もちろん、考えて考えていろんな事やって、失敗して成功してまた失敗して、いっぱい考えた結果たどり着いた結果としてなんだけど、
やっぱり、小難しく考えずに、自分の生き方に正直に精一杯今を生きている。
これが一番親として大事なことなんじゃないのかなぁ。

そんなことを思いました。

親学とかいう人もいるけれど、
人の生き方に正解は無数にある。
誰かの意見が正しいからそれに従うなんて、
一番つまらない人生。
だと、私は思っている。

ま、付け加えるなら、
本当に精一杯一生懸命生きる価値がある社会なのかどうか。

一生懸命生きているのに、どこかの誰かにだだ漏れの無駄づかいされているような社会だと本当にがんばる気が失せる。
税金上げる前に議員と官僚のリストラ進めろ!バカヤロウ!
天下国家を論じて進める憲法改正だって
軍事費使いたいからって本音は、バカの頭にゃよく見える。
弾撃てればもっと軍事予算が消化できるのに…だろ。
弾撃って消費拡大しても投資効果がないから将来悲惨だって、バブルとおんなじだって事、わかんないのかぁ。
天下り先が儲かればそれでいいのかよぉ!

あ、ま、ちょいと、バカの余談が過ぎました・・あは。

バカな親父の背中を見れば、子供は自然と自分で考えるようになります。
大事なのは違和感です。
違和感を自分のものとするか、排除するのかは子供次第です。
そこまで、子供に押しつけることは不可能です。

子供に、自分自身の本質を何も見せずに、マニュアル通りに生きていくってのは、親として一番良くないように思います。

てなわけで、バカのいいわけでした〜。

  

  
  

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