児童福祉施設が満員だ。規定以上に収容して職員も足りず、にっちもさっちもいかなくなっている。
というニュースを読んだ。

育児放棄、児童虐待。
親を失った子供たちは、全国にあふれかえっている。

そういえば、崖っぷち犬を育てたいと言う人はたくさん応募してきたが、捨てられ殺処分になっている犬は毎日何千匹もいる。
崖っぷち犬希望者にそちらを引き取りませんか?と案内を出しても希望者はゼロだったそうだ。

なんなんだろうね。
どうしたもんだろう?

とにかく国民の意識が変わらなきゃどうしようもなくなっている。

余談になるが、「少子化の原因は優生保護法だ。」なんてバカなことを言ってる人がいる。
あほらしい。
それが原因なら、優生保護法よりコンドームの方が極悪ですぜ。
「生」をコントロールするという点では五十歩百歩。

そんなことが原因ではなく、
子供を育てる楽しさ、喜び。
そういうことをもっと大声で伝えてあげるべきなんだろう。

そんなことを考えながら、
かの美しいことの好きな総理大臣に関して、
ある思いに至った。

いや、言って良いんだろうか?

ほんと、こんな事は他人が言い出すことではないし、
当人、特にアッキーは、真剣苦しんでいるはずだし、
日本中の子供の出来ない方を敵に回すかもしれないんだけど…。

とりあえず、書かないことには前に進まないんで書く。


子供のいない安倍首相夫妻が今やるべき事は、
養子を育てる事じゃないのんだろうか?


そりゃ、日本という国は、万世一系の天皇が象徴の国なもんで、「血」というものを極端に崇拝します。
だから、養子なんてもらって育てても、誰もほめてくれない。
それどころか、「偽善者」と言われかねない。
もちろん、ご夫妻に子供を希望する周りの人たちも、誰も喜んでくれない。

なーんにも、いいことはない。

だからこそ、養子をもらうべきなんじゃないだろうか?

著書を拝見する限りにおいては、
安倍さんは政治家の家系に育ったことを誇りに思っておられるようです。
政治家の家系に育ったからこその人生というものがあると思っておられる。

ならば、その環境を次の世代に受け渡さないのは、日本人の損失だとは考えないんだろうか?

海外においては一般的な「養子」という考え方だけど、日本においては、そんな考え方は特殊な状況であって、ただでさえとってもつらいことの多い「養子をもらう」「自分の子供を見つける」という作業は、困難を極めるだろう。
養子縁組を支援してくれる団体も本当に少ないだろうし、養子縁組にまつわるトラブルやその対処に関する日本的経験則なんて、ぜんぜん一般化してない。全くのフロンティアだと思う。

ましてや、総理になってしまったら、本当に純粋な気持ちの相手を見つけるなんて難しいだろうし、不可能かもしれない。

でもね。

そこまでしてでも、なんとか自分の子供を見つけ出して、

「自分の子供を育てたい。」
「自分の人生で得たものを誰かに伝えたい。」
「生きることはすばらしい。この世界を継いでいって欲しい。」

そんな強い思いがない人には、
一国の未来は任せらんないよ。って思うのであります。


あー、書いちゃった。
反論多いだろうなぁ・・。

  

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