羊をめぐる冒険

2006年9月15日
1泊2日の予定だった東京出張が一日延びて、ゲド戦記を読み終わってしまいました。

一人で過ごすホテルの夜って、結構気に入ってしまいました。
こんど、何の予定もなく、一人でどっかのホテルに泊まってみよう。波の音なんかあったらもっといいかも。

てなわけで、本屋に行ってゲド戦記の3巻を買おうと思ったんですが、仕事終わってスポンサーと晩飯食った後で行ける本屋には、ゲド戦記なんて置いてませんでした。残念!

てなわけで、長い間うろうろして、重くなくて読みたい本花井かと探していて、なんとなく「羊をめぐる冒険」を買いました。

村上春樹とは「風の歌を聴け」でガツンとやられてからのつきあいですが、なぜか名作と呼ばれているのはあんまり呼んでません。「ノルウエイ」とか、流行ものばっかり。
「ピンボール」も読んだんだから「羊」はいっとくでしょ?普通。なのにいってませんでした。「ピンボール」がいまいち響かなかったからかな。一人の作家ばっかり読んでるのは格好悪いと思うような年頃だったのもありました。本より芝居が楽しかったのかもしれません。ま、理由はわからないにしろ、今まで読んでませんでした。

やっぱり、おもしろいです。

1978年の段階でこんな事書いてたんだなぁ。こりゃ名作だなぁ。

読んでなくて、すみませんでした。

PS:講談社文庫上巻P206後ろから2行目「西欧ヒューマニズムの二本の柱がをその意味を失う時、」というのは、校正ミスですよね。

  

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