最小単位の取り方
2006年6月5日チームマイナス6%の「ストップ・ザ・温暖化・たいそう」を眺めていて、ぼんやりと感じた。
こういうことは、子供の頃、年寄りに口を酸っぱくして聞かされた内容だ。資本主義社会の進展とともにみんなが捨ててきた考え方だったんだけど、すんごく遠回りして、捨ててきたものをこうやって新しく取り戻さなきゃならなくなってきた。
まぁ、そうやって、ゆっくりとした大きなスパイラルを描きながら人類は進歩していってるんだろうから、それはそれでいいんだろうとは思う。
子供の頃、年寄りが家にいたので、「もったいない」なんてことも口酸っぱく言われた。
最近、自分も年を取ってきたのか、生活のいろんなシーンで若い頃とは違う考え方をするようになってきた。
若い頃は性急に事を進めてたようなことでも、最近はもうちょっと大きな目で見て、遠回りでも最終的にはより多くの人が幸せになるような、結局は近道になる方法を見るようになってきた。
年寄りの言うことというのは若者には辛気くさいもんだ。
年寄りもみんな昔は若かったんだ。こんなこと言ったら若者は反抗するだろう。だろうけど、あえて言っているんだよ。と、そういうことが、若いときにはやっぱり見えないのかもしれない。
なんてことを考えていると、
私たちが失った家族の単位というやつも、また取り戻していかなければならないんだろうなぁ。と考える。
社会の最小単位を「個人」と捉えるのは論理的に都合は良いんだけれど、社会を運営していくときに、各「個人」に国が直接「ストップ・ザ・温暖化・たいそう」なんてことをやって教育していくというのは、どうみても効率が悪いように思えてならない。
男・女・老人・子供。
考え方の異ならざるを得ない、最低限の類型が集まっているのが「家族」だ。
これを基本単位とすれば、各立場の考え方の違いというものを、実践的に体感できる「場」が作り出せる。
社会を運営していくときに、こういう細かいすりあわせというか教育というか、そういうものは「家族」があるととっても便利だ。
資本主義論理からごそっと抜け落ちてきた「家族」。
家族を分解し「個」を相手にした方がモノはよりたくさん売れるが、それは、社会の共通理解を育成せず、ほったらかしにしたまま突っ走ってきた。
さまざまな異なる立場を、お互いに理解し、共通単位「家族」の分解をいかに回避させるか。
そういう知恵を鍛える「場」が減っているのは社会にとって得にはならない。
そんなことを考えた。
日本政府は、どこまで何を考えているのか?よくみていよう。
こういうことは、子供の頃、年寄りに口を酸っぱくして聞かされた内容だ。資本主義社会の進展とともにみんなが捨ててきた考え方だったんだけど、すんごく遠回りして、捨ててきたものをこうやって新しく取り戻さなきゃならなくなってきた。
まぁ、そうやって、ゆっくりとした大きなスパイラルを描きながら人類は進歩していってるんだろうから、それはそれでいいんだろうとは思う。
子供の頃、年寄りが家にいたので、「もったいない」なんてことも口酸っぱく言われた。
最近、自分も年を取ってきたのか、生活のいろんなシーンで若い頃とは違う考え方をするようになってきた。
若い頃は性急に事を進めてたようなことでも、最近はもうちょっと大きな目で見て、遠回りでも最終的にはより多くの人が幸せになるような、結局は近道になる方法を見るようになってきた。
年寄りの言うことというのは若者には辛気くさいもんだ。
年寄りもみんな昔は若かったんだ。こんなこと言ったら若者は反抗するだろう。だろうけど、あえて言っているんだよ。と、そういうことが、若いときにはやっぱり見えないのかもしれない。
なんてことを考えていると、
私たちが失った家族の単位というやつも、また取り戻していかなければならないんだろうなぁ。と考える。
社会の最小単位を「個人」と捉えるのは論理的に都合は良いんだけれど、社会を運営していくときに、各「個人」に国が直接「ストップ・ザ・温暖化・たいそう」なんてことをやって教育していくというのは、どうみても効率が悪いように思えてならない。
男・女・老人・子供。
考え方の異ならざるを得ない、最低限の類型が集まっているのが「家族」だ。
これを基本単位とすれば、各立場の考え方の違いというものを、実践的に体感できる「場」が作り出せる。
社会を運営していくときに、こういう細かいすりあわせというか教育というか、そういうものは「家族」があるととっても便利だ。
資本主義論理からごそっと抜け落ちてきた「家族」。
家族を分解し「個」を相手にした方がモノはよりたくさん売れるが、それは、社会の共通理解を育成せず、ほったらかしにしたまま突っ走ってきた。
さまざまな異なる立場を、お互いに理解し、共通単位「家族」の分解をいかに回避させるか。
そういう知恵を鍛える「場」が減っているのは社会にとって得にはならない。
そんなことを考えた。
日本政府は、どこまで何を考えているのか?よくみていよう。
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