ダ・ヴィンチ・コード読了。

ウンコ本だったのでなかなか進まなかったけど、あまりにおもしろいので「大神」をほっぽっておいて読了。

頑張れば1〜2日で読めそうな内容ですね。

とっかかりがおもしろいし、謎解きと追っ手の時間的追いかけっこみたいなあたりも良くできてる。この謎が解けないのに追っ手がやってくる!どうする!みたいな。

本題はキリスト教の問題なので日本人には切実ではないけれど、まぁ、大変な問題だろうなぁと客観的に考えられるのでおもしろい。
キリスト教がなにをしてきたのか、異教徒という言葉の意味とか現代でキリスト教文化圏がなにをいまだにやっているのか。とかを考えさせながら、それでも宗教を必要とする人たちは厳然としていて異端としてみられる人ほど宗教を必要とするのに、その宗教そのものが異端を生み出すという多面性がとっても面白かった。

でも犯人があれってあれでいいのかなぁ。

小説だから悪者を作らないと終わらないのはストーリーテリング上の必要悪というやつか・・。

なんにせよ、非常に興味の引きにくい題材をここまでエンタテイメントに仕上げる作者の力量に脱帽。

あと、最新の盗聴システムには、びっくり。これじゃ盗聴発見器なんて意味無いじゃん。

  

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