許すこと

2006年2月22日
前の日記に、「親子関係は死んでも続く」と書いた。

いや本当に死んでも続く。

いつまでも親を恨んでいる人。かわいそうだよ。

私も生きているうちに許せればよかったのになぁ。と、
今さらのように思う。

いくら恨んでいる人が死んだからといって、
その人はいなくなりはしない。

親のDNAは、キチンと自分の中に存在し続けている。
何を見聞きし、何をイヤに思ったのかも
親の行動に対する反応でしかない。
親をまね、親を見習い、親に逆らい。
それらは、全部、親があればこそだ。

確実に、自分の中に親は生きている。
それは、いくらイヤでも消えることはない。
なぜなら、そうして
見聞きし、反発し、今あることこそが自分の人生だからだ。
自分の人生をやり直すことはできない。

親を恨み、「あんな人生だけはイヤだ。」
そう考えている限り、幸せはいつまでたっても来ない。

自分の事を正しいと思っているのであれば、
そんな自分を産んでくれた事自体に感謝できるはずだ。
そんな風に育ってこれたことにも感謝できる。

ありがとう。

自分の子供が育ってゆき、
そのうち、その子供が生まれるであろう。
それもこれも、今自分が生きてここにあるからだ。

ありがとう。ありがとう。

ありがとう。

 

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