じゅんさんがもうすぐ中学を卒業する。

生まれたときはサルだった。

赤い顔のしわしわの泣くしかできないサルだった。

軽くて、よわっちくて、でもボクの子供で・・。

自分の子供を抱いて、はじめて得るものは確かにある。
あのときは、なんだかわかんなかったけど、
きっと一生忘れない出来事だとは感じた。

3年はかわいいだけで過ぎた。

話の伝わらない人間に、一体どうやって何かを伝えるのか?

もう、果てしのない色んな試行錯誤が続いた。

今考えると馬鹿らしい心配だよ。
親はなくとも子は育つ。というのは正しい。
親がいくら期待してあせっても、
子供は、自分のスピードで確実に成長してゆくし、
逆に、親が全然気付かない才能も
子供は大人をあざ笑うかのようにどんどん確実に成長させてゆく。

そして、その都度、

親に、鋭い鏡を見せつけてくる。

お前の生き方は正しいのか?と。

子育ては、ある意味とっても楽なものだ。
子供は、親を完全にまねる。
立派な子供にしたければ、自分が立派に生きればいい。
それだけのことだ。心配することはない。
自分に間違いがあれば、子供が真似してくれる。
そして、自分の間違っているところをキチンと見せつけてくれる。

そんな風に、二人三脚で生きてきた。

もうすぐ、義務教育が終わる。

親の義務の一つは終わる。

これから彼は、一つずつ自分の人生を自分の足で歩き始める。

大人になるには、まだまだかかるだろうし、
親子関係は死んでも続く。
でも、そろそろ私も、自分のことをはじめてもいい季節がやってくる。
 
 
 
 
 
孫、かわいいだろーなーーーーー(笑)

 

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