北斎展カタログを見て
2005年11月1日北斎展で売っていたカタログは
400頁で3000円。500点のカラー図版入りだ。
これだけでも値打ちがある。
これを見ているだけでも
しばらく日記ネタには困らないだろう。(笑)
なんだか、あとからじんじん来るのが、狐狸図。
狐と狸、対の掛け軸。もちろん肉筆。卍筆。
僧に化けた狐が罠にかかった好物のネズミをじっと見ている。
服装は僧侶。顔は狐。しっぽは出ている。
左に罠。狐は罠に正対している。右から強い風が吹いている。
食べたい。
食べると僧侶で居られない。
風は後押ししている。
だが、じっと立っている。
その表情。
いいです。
僧衣の狸は寝ている。
こっちを向き、座ったままうたたねしている。
背後には、人生で一悶着あった茶釜。
囲炉裏にかかって、ええ味の煙が立ち上っている。
狸は本当に寝ているのか?
狸の前に、団扇がひとつおいてある。
この団扇で狸は火をおこすのか、消すのか、
自分を扇ぐだけなのか。
寝たふりしながら、狸はじっと団扇を見ている…。
400頁で3000円。500点のカラー図版入りだ。
これだけでも値打ちがある。
これを見ているだけでも
しばらく日記ネタには困らないだろう。(笑)
なんだか、あとからじんじん来るのが、狐狸図。
狐と狸、対の掛け軸。もちろん肉筆。卍筆。
僧に化けた狐が罠にかかった好物のネズミをじっと見ている。
服装は僧侶。顔は狐。しっぽは出ている。
左に罠。狐は罠に正対している。右から強い風が吹いている。
食べたい。
食べると僧侶で居られない。
風は後押ししている。
だが、じっと立っている。
その表情。
いいです。
僧衣の狸は寝ている。
こっちを向き、座ったままうたたねしている。
背後には、人生で一悶着あった茶釜。
囲炉裏にかかって、ええ味の煙が立ち上っている。
狸は本当に寝ているのか?
狸の前に、団扇がひとつおいてある。
この団扇で狸は火をおこすのか、消すのか、
自分を扇ぐだけなのか。
寝たふりしながら、狸はじっと団扇を見ている…。
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