絵を買った
2005年8月31日一階を改装して、もう何年も経つんだけど、
玄関の正面に大きな白い壁があって、
「何か」欲しいなぁとずっと思ってました。
去年、キリンさんが来たので、
なんとなく寂しくなくはなっていたのですが、
やっぱり、芯がありません。
今日、お得意の代理店に打ち合わせに行くと、
一階の玄関ホールに美術商が来ていた。
気のいいじいさんが話しかけてきた。
死んだじいさんにちょっと雰囲気が似ていた。
死んだじいさんは、貸し額業なるものを営んでいた。
散髪屋なんかに額をかけて、
月に一回、絵を掛け替えてなんぼ。という商売をしていた。
そのせいか、油絵っぽい風景画なんてみると、
ちょっと懐かしいなぁ。なんて思えてくる。
中の一点の額が気に入った。
絵は油の安物なので、まぁ、そこそこだけど、
黄色がきれいなので玄関には向いてるなぁと思った。
ちゃんとした額入りなので、額の値段がほとんどだろうなぁ。
という値札が付いている。
おじさんは気に入った。
額も気に入った。
絵は、気に入る物なんて自分の甲斐性では買えないことはわかっている。
でも、「絵を買う」なんて事自体が初体験だし、
そんなことをしていいのか?なんてこともよぎる。
美術品的価値なんて全然無い。
正直、要らなくなっても捨てるしかない絵なんて・・買う?
その辺をおじさんは、心得ているんだろう。
「こんなものは、出会いですから」
・・・う、うまい。
かなり動揺しているところへ、
「じゃ、安くしておきます。」1割引いてくれてた。
で、でも、家族が気に入らなかったら・・
「じゃ、こっちの絵と両方持って伺いますよ。
見てもらって決めればいいじゃないですか」
だめだ。「じゃ、来て」と言ってしまった。
もう、・・これは、・・・決定だ・・。
* * *
やはり、最初に気に入った方を家族も気に入ってくれた。
絵持ちになってしまった。
玄関の正面に大きな白い壁があって、
「何か」欲しいなぁとずっと思ってました。
去年、キリンさんが来たので、
なんとなく寂しくなくはなっていたのですが、
やっぱり、芯がありません。
今日、お得意の代理店に打ち合わせに行くと、
一階の玄関ホールに美術商が来ていた。
気のいいじいさんが話しかけてきた。
死んだじいさんにちょっと雰囲気が似ていた。
死んだじいさんは、貸し額業なるものを営んでいた。
散髪屋なんかに額をかけて、
月に一回、絵を掛け替えてなんぼ。という商売をしていた。
そのせいか、油絵っぽい風景画なんてみると、
ちょっと懐かしいなぁ。なんて思えてくる。
中の一点の額が気に入った。
絵は油の安物なので、まぁ、そこそこだけど、
黄色がきれいなので玄関には向いてるなぁと思った。
ちゃんとした額入りなので、額の値段がほとんどだろうなぁ。
という値札が付いている。
おじさんは気に入った。
額も気に入った。
絵は、気に入る物なんて自分の甲斐性では買えないことはわかっている。
でも、「絵を買う」なんて事自体が初体験だし、
そんなことをしていいのか?なんてこともよぎる。
美術品的価値なんて全然無い。
正直、要らなくなっても捨てるしかない絵なんて・・買う?
その辺をおじさんは、心得ているんだろう。
「こんなものは、出会いですから」
・・・う、うまい。
かなり動揺しているところへ、
「じゃ、安くしておきます。」1割引いてくれてた。
で、でも、家族が気に入らなかったら・・
「じゃ、こっちの絵と両方持って伺いますよ。
見てもらって決めればいいじゃないですか」
だめだ。「じゃ、来て」と言ってしまった。
もう、・・これは、・・・決定だ・・。
* * *
やはり、最初に気に入った方を家族も気に入ってくれた。
絵持ちになってしまった。
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