ちょうちんづくりに想う
2004年11月3日仕事が終わり、静かなテレビでも見たいと
深夜NHKBShi103chをつけてみる。
静かな音楽が流れ、映像はちょうちん作りだった。
まず、芯に細い骨をぐるぐる巻いていく。
芯は平たい板を組み合わせて、
ちょうちんの形に作ってある。
後から抜き取るために組み立て式なんだろう。
芯には溝が切ってあり、
そこに、太さ1mmぐらいの長〜い骨を
延々とぐるぐるぐるぐる巻いてゆく。
骨を継ぐときは、目に見えないほど細い針金で、
ぐるぐるっと巻いて終わり。
これで持つんだろう。
紙を貼ってゆく。
縦長に円周を8分割ぐらいのサイズの紙を上手に貼る。
大きめの紙を貼って、余分は剃刀でなでるように切る。
芯の切れ目と紙の幅がぴったりだ。
剃刀の力を受け止めている。
よく考え抜かれている。
画面が変わって完成品が映される。
美しい。
しかし、そこには、芯はもうない。
骨と紙だけだ。
お互いが寄り添いあって、芯の形を受け継いでいる。
家族って、こんな形なのかも知れない。
深夜NHKBShi103chをつけてみる。
静かな音楽が流れ、映像はちょうちん作りだった。
まず、芯に細い骨をぐるぐる巻いていく。
芯は平たい板を組み合わせて、
ちょうちんの形に作ってある。
後から抜き取るために組み立て式なんだろう。
芯には溝が切ってあり、
そこに、太さ1mmぐらいの長〜い骨を
延々とぐるぐるぐるぐる巻いてゆく。
骨を継ぐときは、目に見えないほど細い針金で、
ぐるぐるっと巻いて終わり。
これで持つんだろう。
紙を貼ってゆく。
縦長に円周を8分割ぐらいのサイズの紙を上手に貼る。
大きめの紙を貼って、余分は剃刀でなでるように切る。
芯の切れ目と紙の幅がぴったりだ。
剃刀の力を受け止めている。
よく考え抜かれている。
画面が変わって完成品が映される。
美しい。
しかし、そこには、芯はもうない。
骨と紙だけだ。
お互いが寄り添いあって、芯の形を受け継いでいる。
家族って、こんな形なのかも知れない。
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