音楽の歴史っておもしろいなぁ。その2
2004年3月3日つぎは、ドレミについてです。
●ドレミファソラシドって、どういう意味?
●ドレミファソラシドって、何?
●ドレミファソラシドってどうして全音と半音がとっちらかってるの?
子供の頃からなんか変だなぁ。と思っていたのがこれ。
中学ぐらいになるとハニホヘトイロハなんてのがでてきて、
高校でギター弾くとCDEFGAB。クラシックはCDEFBAH(ドイツ系理論(日本含む)だけらしい)。
なんだか、訳がわかりません。
数学のように、キチンと説明して欲しいです!
と思って調べたら、とっても国語的な答えが出ました。
「ドレミファソラシドは、聖ヨハネ賛歌という曲が元歌です。」
・・なるほど
「ドレミファソラシドという言葉は、その歌詞です。」
・・そですかー。
ま、こう書くとちょっと強引なんだけどね・・・。
1500年ほど昔の、聖ヨハネ賛歌というのが、一小節(?)ずつ1音あがっていくような曲だったので、900年ぐらい昔の音楽教師が、各小節の歌詞の出だしの音を並べて利用して作った。ということらしい。
ま、単純に言えば、上記のような内容でも間違いは無かろう。
元が歌なんだから、全音半音とっちらかってるのも仕方がない。
歌なんてぇものは、その人、そこの文化の気持ちをあらわすもんだから、好きな音ばっかり集めて、「音階でござい」と宣言するのは簡単なのである。
事実ピアノの黒鍵だけを弾くと中国音階になる。
これは、中国人はこの音が好きだった。というだけの事だ。
本来キチンと並べるなら、黒も白も大小も無く、オクターブを12個の半音で割った鍵盤を同じ大きさで並べるべきだ。
なぜ、そうならんでいない?
白の鍵盤ばかり使う音楽をヨーロッパの人は好んだからだ。
それだけのことだった・・・。
○じゃ、数学的には?
科学的に言うと、振動数のハーモニーということになる。
A(ラ)の音=440Hzを倍にすると880Hzでオクターブ上のAの音になる。
もちろん440Hzはどうだっていい。441Hzも倍にすれば882Hzでオクターブ上だ。
完全五度とか三度和音だとかのハーモニーは、単純に周波数特性による。
和音を構成できる音素以外は、「うなる」のだ。
和音を構成できる音素として1オクターブを12の半音に割ったものだけが残った。
これは洋の東西を問わず、振動するものには何にでも当てはまる科学的事実だ。
だから、世界中の音楽は、基本的に12の半音を使って作られている。
言ってみれば「太陽は東から昇る」的な単なる事実でしかない。
もちろん、「うなり」そのものを「おもしろい」とする音楽は、ピアノでは再現不可能であるのは、いうまでもない・・。
○てなわけで・・・
小学校の頃、目の前のオルガンを見て、「なんで白と黒が順番に並んでいないんだ?」と悩んだのは、単なる好き嫌いでしかなかったというお粗末。
あれと、ハーモニカの「吸う吸う吹く吸う・・」というのが無ければ、もっと音楽が好きだったろうになぁ。
音楽を目で見て理解するのに、ハーモニカや笛よりは、鍵盤が一番最適だ!半音ずつの並びが見て取れる!と、思っていたんだけど、「あの白と黒の並びこそが西洋音楽そのものなのだ。」ということまで理解してしまうと、やっぱり音楽はそれぞれの国のそれぞれの楽器でそれぞれの心を理解しないと出来ないんだなぁ。と思う昨今。
指揮者を目指すために、世界中を自転車で走り回って世界中の音楽を体験してきたという小澤征爾は、やっぱり本物なんだなぁ。
●ドレミファソラシドって、どういう意味?
●ドレミファソラシドって、何?
●ドレミファソラシドってどうして全音と半音がとっちらかってるの?
子供の頃からなんか変だなぁ。と思っていたのがこれ。
中学ぐらいになるとハニホヘトイロハなんてのがでてきて、
高校でギター弾くとCDEFGAB。クラシックはCDEFBAH(ドイツ系理論(日本含む)だけらしい)。
なんだか、訳がわかりません。
数学のように、キチンと説明して欲しいです!
と思って調べたら、とっても国語的な答えが出ました。
「ドレミファソラシドは、聖ヨハネ賛歌という曲が元歌です。」
・・なるほど
「ドレミファソラシドという言葉は、その歌詞です。」
・・そですかー。
ま、こう書くとちょっと強引なんだけどね・・・。
1500年ほど昔の、聖ヨハネ賛歌というのが、一小節(?)ずつ1音あがっていくような曲だったので、900年ぐらい昔の音楽教師が、各小節の歌詞の出だしの音を並べて利用して作った。ということらしい。
ま、単純に言えば、上記のような内容でも間違いは無かろう。
元が歌なんだから、全音半音とっちらかってるのも仕方がない。
歌なんてぇものは、その人、そこの文化の気持ちをあらわすもんだから、好きな音ばっかり集めて、「音階でござい」と宣言するのは簡単なのである。
事実ピアノの黒鍵だけを弾くと中国音階になる。
これは、中国人はこの音が好きだった。というだけの事だ。
本来キチンと並べるなら、黒も白も大小も無く、オクターブを12個の半音で割った鍵盤を同じ大きさで並べるべきだ。
なぜ、そうならんでいない?
白の鍵盤ばかり使う音楽をヨーロッパの人は好んだからだ。
それだけのことだった・・・。
○じゃ、数学的には?
科学的に言うと、振動数のハーモニーということになる。
A(ラ)の音=440Hzを倍にすると880Hzでオクターブ上のAの音になる。
もちろん440Hzはどうだっていい。441Hzも倍にすれば882Hzでオクターブ上だ。
完全五度とか三度和音だとかのハーモニーは、単純に周波数特性による。
和音を構成できる音素以外は、「うなる」のだ。
和音を構成できる音素として1オクターブを12の半音に割ったものだけが残った。
これは洋の東西を問わず、振動するものには何にでも当てはまる科学的事実だ。
だから、世界中の音楽は、基本的に12の半音を使って作られている。
言ってみれば「太陽は東から昇る」的な単なる事実でしかない。
もちろん、「うなり」そのものを「おもしろい」とする音楽は、ピアノでは再現不可能であるのは、いうまでもない・・。
○てなわけで・・・
小学校の頃、目の前のオルガンを見て、「なんで白と黒が順番に並んでいないんだ?」と悩んだのは、単なる好き嫌いでしかなかったというお粗末。
あれと、ハーモニカの「吸う吸う吹く吸う・・」というのが無ければ、もっと音楽が好きだったろうになぁ。
音楽を目で見て理解するのに、ハーモニカや笛よりは、鍵盤が一番最適だ!半音ずつの並びが見て取れる!と、思っていたんだけど、「あの白と黒の並びこそが西洋音楽そのものなのだ。」ということまで理解してしまうと、やっぱり音楽はそれぞれの国のそれぞれの楽器でそれぞれの心を理解しないと出来ないんだなぁ。と思う昨今。
指揮者を目指すために、世界中を自転車で走り回って世界中の音楽を体験してきたという小澤征爾は、やっぱり本物なんだなぁ。
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