地球防衛プランナーたま
2004年1月2日ここニューヨークの2重タウンは良くできていて、人工衛星画像はもとより官民を問わずタクシーのワイパーからコンビニの監視カメラ、小学生のランドセルに取り付けた位置情報システムにいたるまで、あらゆるデータが取り込まれ、バーチャルと言うよりは、居ながらにして街そのものが見て取れるような本物を二重化したタウンができあがっている。
お役所主導の日本型システムとは異なり、全ての情報は自主的に提供され、提供することで、このシステムを自由に利用する権利を獲得する。
つまりこのセンターは情報収集には費用を使わず、収集したデータを加工して提供することで成り立っている。
もともとが防災目的で始まったため、危険関知に関しては、実際の町の様子より誇大な表現で扱われている。
部屋の中で火事が起こっていて部屋の外の人間には全然わからないような場合でも、その部屋全体が燃えていると言う表現になる。
複数の情報が異なる意味を示しているときは、より危険度の高い情報を優先するようになっていると言うことだ。
私はその街を飛んでみた。IBMカラーのカーペットの上にその街はそびえていた。
この縮尺だと人は見えず、整然とした街が眼下を飛び去ってゆく。すぐに砂漠に出る。砂漠の向こうに第二シリコンバレーが見えてきたとき、世界にノイズが乗った。
戻らなきゃ。と思ったとき、また世界にノイズが走り、私は原点位置から街を見ていた。
空間自体にノイズが走る。
火事や災害が起こったときは、街に火の手が上がるのであるが、このノイズは、この空間自体に走るノイズだ。
なにか未知の出来事が、このビル、もしくは、この世界に起こっている。
システム自体が崩壊に向かっているのか、もしくは攻撃にさらされているのか?
私はただ、見学に来ただけのプランナー。
何をすることも出来ないが、じっと耳をとぎすます。
そのとき、頭の中を稲妻が駆け抜ける。
瞬時にプランが形成されてゆく。
そばにあったコクヨのスケッチブックを手に取る。ぞうさんとぶたさんが仲良くお絵かきしている表紙が目にはいる。
スケッチブックにプランを殴り書きしてゆく。
いそげ!
完成したプランを誰に渡すのか、それは、私にもわからない。
わからないけど、急げば間に合うかもしれない。
出来たプランを、力強く奥の部屋へと投げる!
スケッチブックはリモコン戦闘機の様にオフィスを飛んでゆく。
誰かに、誰かに届け!
オフィスを行き交うOL達やにいちゃんたちの間をすり抜けとんでゆくスケッチブックは、自らの意志があるかのごとく、人を選びごとく、飛んでゆく。
そして一人のプログラマーがキャッチする。
彼なら完成できる。
このプランを完成し、世界を救える。よかった!
カメラはスケッチブックの中身に寄ってゆく。
何が書かれているのか?
・・・・「なかよしエプロン」
なんじゃそりゃ???
と言うところで目が覚めた。
変な初夢だった。
自衛隊の青いキャップの代わりに、仲良しエプロンを着て作業をしたら、あまりにアホらしくて、攻撃されないかも。と、まだ寝ぼけた頭でアイデアを追いかけてみた。(笑)
お役所主導の日本型システムとは異なり、全ての情報は自主的に提供され、提供することで、このシステムを自由に利用する権利を獲得する。
つまりこのセンターは情報収集には費用を使わず、収集したデータを加工して提供することで成り立っている。
もともとが防災目的で始まったため、危険関知に関しては、実際の町の様子より誇大な表現で扱われている。
部屋の中で火事が起こっていて部屋の外の人間には全然わからないような場合でも、その部屋全体が燃えていると言う表現になる。
複数の情報が異なる意味を示しているときは、より危険度の高い情報を優先するようになっていると言うことだ。
私はその街を飛んでみた。IBMカラーのカーペットの上にその街はそびえていた。
この縮尺だと人は見えず、整然とした街が眼下を飛び去ってゆく。すぐに砂漠に出る。砂漠の向こうに第二シリコンバレーが見えてきたとき、世界にノイズが乗った。
戻らなきゃ。と思ったとき、また世界にノイズが走り、私は原点位置から街を見ていた。
空間自体にノイズが走る。
火事や災害が起こったときは、街に火の手が上がるのであるが、このノイズは、この空間自体に走るノイズだ。
なにか未知の出来事が、このビル、もしくは、この世界に起こっている。
システム自体が崩壊に向かっているのか、もしくは攻撃にさらされているのか?
私はただ、見学に来ただけのプランナー。
何をすることも出来ないが、じっと耳をとぎすます。
そのとき、頭の中を稲妻が駆け抜ける。
瞬時にプランが形成されてゆく。
そばにあったコクヨのスケッチブックを手に取る。ぞうさんとぶたさんが仲良くお絵かきしている表紙が目にはいる。
スケッチブックにプランを殴り書きしてゆく。
いそげ!
完成したプランを誰に渡すのか、それは、私にもわからない。
わからないけど、急げば間に合うかもしれない。
出来たプランを、力強く奥の部屋へと投げる!
スケッチブックはリモコン戦闘機の様にオフィスを飛んでゆく。
誰かに、誰かに届け!
オフィスを行き交うOL達やにいちゃんたちの間をすり抜けとんでゆくスケッチブックは、自らの意志があるかのごとく、人を選びごとく、飛んでゆく。
そして一人のプログラマーがキャッチする。
彼なら完成できる。
このプランを完成し、世界を救える。よかった!
カメラはスケッチブックの中身に寄ってゆく。
何が書かれているのか?
・・・・「なかよしエプロン」
なんじゃそりゃ???
と言うところで目が覚めた。
変な初夢だった。
自衛隊の青いキャップの代わりに、仲良しエプロンを着て作業をしたら、あまりにアホらしくて、攻撃されないかも。と、まだ寝ぼけた頭でアイデアを追いかけてみた。(笑)
コメント