長野県知事田中康夫失職である。
ま、たぶん、再選である。

そこらへんは、康夫ちゃんも県政会もがんばれ!でよろしいのである。

康夫ちゃんが会見で言っていた単語が引っかかった。

「説明責任」という単語である。

そもそも「責任」という単語は、輸入単語であろう。
「責任」は、英語では、responsibilityであり(辞書引いてねぇから綴りはしらねぇよ)
respons - ability なのである。
レスポンスのアビリティ
直訳すれば、「応答能力」なのである。

わたしゃ、仕事を始めた頃に、「責任」ってどうやってとるのだろう?
なんてぇ事を考えた頃に、このことを知った。

それ以来、自分の決定に責任を持てるように、きちんと理屈を考えて決断するようにしてきた。

その頃はイベント屋をやっていたから、
事故が起こったときに、自分の責任はどうなるのか?と言うことがとっても心配だった。

何か大変な事態が起こった時に、責任者としてどういう理由で判断したのか?
常に、何がベストか?を思いめぐらせながら仕事をしてきた。

だから、事故が起こった後で、「責任をとってやめます。」なんてぇ考え方自体が理解できなかった。

英語圏の人は、「責任」と言葉を発するたびに「応答能力」を持て。と言われているのだ。
日本人は、「責任を持て」と言われるたびに、「禊ぎの際は君が担当だよ」と思うのだ。

海外文化を変な形で輸入して、日本文化と変な形で融合させたために、変なままになっている。

禊ぎ払いで行くなら、その世界で行けば、それはそれで論理整合性があったのに、輸入文化をこなれさせずに使ったために、狂牛病である。

そこに、「説明責任」である。

誰が言い出したのかは知らないけど、
康夫ちゃんが言い出したのだとしたら、
彼は「言葉」をよく知っている。
やっぱり、作家なのである。

少なくとも、この言葉を掲げていると言うことは、彼は、そういうことをよく知っている。と言うことだ。

「説明責任」この言葉は、これからの世の中を明るくする言葉だと思う。

「説明責任」「説明責任」「説明責任」・・・・

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